Each day is a little life: every waking and rising a little birth, every fresh morning a little youth, every going to rest and sleep a little death. - Arthur Schopenhauer

2012年4月30日月曜日

iPadでHuluが快適すぐる


べつにステマじゃありません。

ここ数日くらい風邪でダウンしていたため、バイトもできずにベッドで寝込みながらひたすらYoutubeサーフィン・HuluLetMeWatchThisに勤しんでいました。


高3の受験期の夏、ひたすらプリズンブレイクを朝まで見続けていた日々。
完全なる昼夜逆転です。
先が気になりすぎて「眠気」など二の次でした。
ひっさびさに(もう3年振りくらいになるのか)プリズンブレイクを見返してみたら、これがまた面白くて、ほぼ1日でシーズン1を一気に観てしまいました。
まあシーズン1が個人的に一番面白いんですが。(他のドラマの例外にもれず)

Huluが4/12から月額980円に値下げしたということもあって(あまり効果は現れていないようですが)、もっと敷居が下がったんじゃないかと思います。
なんかコレってアプリ購買と同じ構造ですよね。
でも冷静に考えたら、TSUTAYAで何枚か借りたらすぐに1000円オーバーしますからね、普通にお得だと思います。(ステマじゃないですw)

アメリカにいた時も、Huluはかなりヘビーに使わせてもらってました。(無料でコンテンツ観れたので)
ただ、これだけ無料で映画・ドラマ・音楽がネットに氾濫してるとなると、更にというかほとんどすべての領域を網羅するような圧倒的コンテンツ量がないと、あんまりアピーリングじゃないのかな。
それでもHuluの強みは画質とか、ローディングのサクサク感とか、マルチディバイス対応(PC、iPad、iPhone)とか結構あって、個人的にはこのiPadで観れるのが一番アツいです。
しかもどの機器から視聴していたとしても、「続き」から見れるわけです。
しかもチャプターごとじゃなくて、正確な終了時点の秒数から。
これはなかなか良い。それこそiCloudの概念に近い。


こんな感じで天井に掲げながら、リラックスした状態でみれるのは心地良い。
電子書籍と同じです。
自分の姿勢に合わせて変えられるので快適です。

そんなこんなで、こんなガジェットまで欲しくなってきました。


iPadのアームホルダーです。グネグネ曲がるので、自分の好きな所定の位置に固定できる優れもの。「こんなものいらねー」と、まあ普通思うんですが、かなりヘビーにiPadをビデオ視聴ディバイスとして使うなら個人的にはアリだと思います。



NetflixSpotify等、便利なサービスは順次日本でも利用可能になってほしいものです。



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2012年4月29日日曜日

2012 天皇賞(春):競馬の難しさ



さて、今しがた終了した天皇賞(春)を回顧。
今レースは「オルフェーヴルの独走か、暴走か」が注目されたわけですが、そのどちらでもなかったレースでした。
レース直後から終始、後方から弾けることなく結果12着。
原因不明なだけに凱旋門賞にも暗雲が立ち込めた感じですね。
伊崎さんが「強すぎた故の負け方だよね」と言っていましたが、うーんどうなんだろうといった感じ。

昨日ぼくがツイッターに載せた予想。


本命オルフェーヴルこそ12着でしたが、対抗以下の結果は
2着、3着、4着と良い所を突けていました。
これが競馬の難しいところです。

なんだか今回の天皇賞(春)は2004年のイングランディーレを思い出します。



当時、中学生だったぼくは祖母の家でこのレースを観ていました。
祖母は横山典が大好きでオッズに関係なく毎回買っていたので、馬連360倍を的中されていました。かなり印象深いレースです。

長距離に関してはやっぱり逃げができる脚質と思い切りの良い騎手の組み合わせは注視ですね。教訓を積み重ねていく日々です。
ギュスターヴクライは取捨選択に苦慮しましたが、やはりこのメンバー・この斤量では辛かったかもしれないですね。ただ5着ですか。
いやはや、オルフェーヴルどうなることやら。

 

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レース結果

アマゾンと電子書籍の共通項、その光と闇


Amazonの出現から人々の生活に定着するまでの間に交わせれてきた議論として、旧来型の書店の淘汰があると思います。
ネットで手軽に本を注文・購買できることになったことで、書店にわざわざ足を運ぶ人が激減して経営が立ちいかなくなる。
僕も当初はそれが当面の流れになると考えていました。
ところがそうでもないんじゃないかと考えるようになりました。

ぼくはかなりのAmazonヘヴィーユーザーだと思います。
毎月Amazonを利用して相当数の書籍や物品を購入しています。
特に安価な中古品を買うことが多いのですが、中古品はAmazon自体が販売するものではなくAmazonマーケットプレイスと呼ばれる出店型出品者が商品を販売しています。
門戸は広く開かれていて、旧来型の書店のみならず個人も販売することができます。
Amazonは手数料をそこから引き抜くビジネスモデルを敷いているということです。
システムも上手く組まれていて、トラブルもほとんど起きないような設計になっています。
出品者も安直にブックオフで売却するより、利潤が大きいと思われます。(僕は面倒なのでブックオフですぐに売ってしまうのですが。でも近いうちにマーケットプレイスに移行したいと思っています)

ぼくは本の虫ということもあって、このマーケットプレイスかなり重宝しています。
古本(廃刊含む)を購入するのにとても便利で、Amazonで探せばほとんどの本があります。
1~100円で本来1000~3000円くらいする本を買えることも往々にしてあります。
(マーケットプレイスの場合、だいたい送料で250円程かかりますが)

買った古本の出品元を辿ると、ほとんどが地方なんですね。
北は北海道から南は沖縄まで。
ちなみに今日、届いた本は山口からでした。


Amazonを経由しない限り、ぼくが足を運んで山口や福島の小さな書店に足を運ぶことなんて、ほぼないですよね。
その意味で、Amazonは他のSNSと同様に、これまで繋がるはずのなかった主体同士を(しかも利害を一致させながら)くっつけるというかなり素敵な仕組みをもたらしているということで。

要は、こういったエポックメイキングなサービスが登場した時に、いかに既存の利権を維持するのかと後ろ向き・保守的になるのではなく、うまくそれを利用しながら波に乗るのかを考えることが肝要なのではないかと。
特にこういったブレークスルーはパイをかっさらうのではなく、パイ自体を拡張する働きがあると思っています。

これってほとんど電子書籍論争と同じ構造なんじゃないかと思ったわけです。
結局、どれだけガヤガヤ騒いだところで結局は時代の流れに抗うことは誰にもできないわけで、利権は徐々に融解していくのが定めではないかと。
だったら積極的にバンドワゴンに乗って行きましょうと、思うわけで。

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2012年4月28日土曜日

読書『25歳からのひとりコングロマリットという働き方』本田直之、おちまさと著


本田直之さん・おちまさとさん共著『25歳からのひとりコングロマリットという働き方』を読みました。

ノマド的生き方の具体的指南書。
ライフスタイルにおける要素を5つに分解して、著者たち自身の生き方と照らし合わせながら提案している形。
  • 仕事
  • プライベート
  • 自己管理
  • 人脈
  • 資産管理
特に注力して書かれていたのが「仕事」の項。
仕事はお金、社会貢献、自己実現、時間の使い方、出逢う人などと深く関わっているからです。

[気になった箇所の備忘録]


会社に勤めながらいくつかの仕事を持っていたとしても、ひとりコングロマリットの場合、それらは「本業と副業」ではなく、全部まとめて「複業」なのです。
老子「生きることの達人は、仕事と遊び、労働と余暇、心と体、教育と娯楽、愛と宗教の区別をつけない。何をやるにしろ、その道で卓越していることを目指す。仕事か遊びかは周りが決めてくれる。当人にとっては、つねに仕事であり遊びでもあるのだ」
「進化のある現状維持」
要するに行動の指針に「幅を持たせること」を説いているのではないでしょうか。
それは単なるリスクヘッジなのではなく、シナジー(相乗効果)を生み出すような関係性を持った生き方。

今著は個々の生き方、ライフスタイルに焦点があたっていますが、個々の思考力の指南書としてはちきりんさんの『自分のアタマで考えよう』を薦めます。



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2012年4月21日土曜日

「首なし鶏マイク」から思い出すカンボジアでの一日


首なし鶏マイク(Mike the Headless Chicken)は、首をはねられた後も18か月間生存していたことで知られるアメリカの雄鶏である。
コロラド州Fruitaの農家ロイド・オルセンの家で、1945年9月10日に夕食用として1羽の鶏が首をはねられた。通常ならそのまま絶命するはずであったが、その鶏は首の無いままふらふらと歩き回り、それまでと変わらない羽づくろいや餌をついばむようなしぐさをし始めた。翌日になってもこの鶏は生存し続け、その有様に家族は食することをあきらめ、切断した首の穴からスポイトで水と餌を与えた。(Wikiより)
マイクは約二年間生存を続け、その間、飼い主と共に全米を興行周遊し、当時としては相当の富を主にもたらしたとのこと。
それをみて、多くの人が鶏の首を断ち切って生存させようと試みたが、2日以上を生きた鶏はいなかった。
マイクは今もギネスに認定された首なしで長期間存命を続けた鶏として記載されているそう。

なんだか、カンボジアでの一日を思い出します。
あれはたしか大学二年生の春。
3~4日くらいだったか、カンボジアに旅行に行きました。
着くなり早々、トゥクトゥクのドライバーを雇い、結局最終日まで同じドライバーと過ごしました。


最終日も予定していた日程を終え、飛行機の時間まで数時間余りました。
そしたらドライバーだったポー(この時までにかなり仲良くなっていた)が、「じゃあ、ウチに来なよ。おもてなししたいんだ」と言い出しました。
行きの飛行機でパラパラ読んでいた「地球の歩き方- カンボジア」に記載されていた事項が脳裏をよぎります。
「親しくなった現地人・ドライバーなどに自宅へ招かれても決して付いていかぬこと」
ぎくっ。
ただ、やっぱり直感を信じたかった。
ポーは心の底から良い奴だと。
そこで身ぐるみ剥がされて全部持ってかれたって、死んだって。それはそれだと。
腹をくくり、バイクの後ろ、徐々に徐々に都市部を離れて郊外へ。
だんだん人口建築物もないような、鬱蒼とした茂みの中へ。深く深く。



ついに到着。
電気・ガス・水道などはなく、それこそ葉っぱと木だけで作ったような竪穴式住居のような家。同じような家がいくつか立ち並ぶ、ちょっとした集落がそこにありました。
辺りもゆっくりと暗くなっていきます。
ひと通り、近所さんたち(おそらくほとんどが親類)に挨拶を済ませると、庭にいた鶏をいきなりナイフで屠ると、嬉しそうにそれを僕に見せながら「今日はご馳走だ」と言いました。





それからお湯を沸かし、羽根などを剥いだ鶏をそこにぶち込み、茹で上がるのを待ちます。
その間、野草のようなものを板の上で擦り潰しながら、ソースをつくります。

夕食が出来上がる頃には近所さんたちもぞろぞろと集まりはじめました。
鶏の腹を切り、内蔵を取り出し「ほら、ここが一番おいしいとこなんだ」と言って僕に差し出してきました。
それは今までみたこともないような内臓でした。
断るわけにもいかず、意を決して口へ。
味は覚えていません。
肉の部位も食べましたが、恐らく急に殺されたから筋肉が硬直していてとても固かった。


夜は更け、辺り照らすのは小さなキャンドルのみ。
ビールを片手にささやかな宴はゆっくりとした時間の中ですぎていきました。
上を見上げると無数の星が僕らを見下ろしていました。
みんなに日本語を教えてあげたり、カンボジア語を教わったり、日本のことをどう思うか聞いたり、将来のことはどう考えているかお互いの悩みを打ち明け合ったり、本当に素敵な時間でした。
こうやって自宅に連れてくるのは観光客が集まるような場所が「カンボジア」なのではなく、こういった貧困層もたしかにカンボジアを構成する一部分なのだということをわかってもらいたいと言っていました。


カンボジアで出会った人々との出逢いを通して本当に多くの事を考えました。
ここには書ききれないくらい。
たとえばポーが僕で、僕がポーで生まれていたなら?
僕は日本に生まれることを選んだわけではないし、ポーもカンボジアで生まれることを選んだわけでもない。



目を閉じて、頭を空っぽにする。
スーッとゆっくり呼吸して、そっとポーになってみる、なろうとしてみる。
生まれた瞬間をイメージして、友達と遊び、成長して、大人になる、その過程。
老い、次の世代を思いながら過ごすさりげない日々を想像する。

彼が彼女だったかもしれない、僕があの子だったかもしれない。
そう思うと、目の前の人、隣にいる人、遠くで何か作業をしている人、そのすべてが愛おしくなるような気持ちをおぼえます。

たとえば鶏、家畜はどうだろうか。
家畜として(死にいく宿命として)人間によって交配が行われ、飼育されなければその生命はなかった。
遅かれ早かれ家畜として屠られることを知っていたとしても、その間で人間と同じように小さな出逢いがいくつかあって、そこで恋をするかもしれないし、感動を体験して、生まれてきたことの奇跡を感じることができるのかもしれない。



映画「わたしを離さないで」を観た時もでも同じ事を考えました。
臓器提供のためだけに生まれてくる子供たち、その絶対的な宿命と真正面から対峙しながら、生きていること、生きていくことの意味を掴もうともがく姿。

そういえば、ハンターハンターの最新巻の中の冨樫さんの言葉も印象的でした。
「乾杯しやうぢゃないか。人といふものどもに。善人も悪人もいつの世も人はくり返す。膿むには余りに長く、学ぶには余りにも短い時の螺旋上。だからこそ好く欲し、好く発するのだろう?命など陽と地と詩とで満たされるほどのものなのに」

偶有性の海の中を泳ぎ続けていくこと、やみくもにパドリングし続けること。
それ以外に僕に何ができるだろう。

フロリダにいても、東京にいても、バハマにいても、北極にいても、宇宙にいても、自分は"ココ"にいるということ、それだけは忘れずにいたい。

You've got to let go of who you are, to become who you will be.
Keep crawling.
Peace.

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ここ半年くらいずっと聞いてた10曲選



以前、「ぼくの人生を彩ってきた歌そして、言葉」というエントリーを書いた時にコンピレーションをつくったんですが、今回もまたコンピをつくりました。
ぼくがこの半年、かなりの頻度で聞いてた曲を10曲に絞ったのでぜひ聞いてみてください。
今回はももクロやミスチルなど邦楽も入れてみました。

「ここ半年くらいずっと聞いてた10曲選」

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2012年4月15日日曜日

日清カップヌードル AKB48 "REAL" CM



前田敦子、20歳のリアル。


頑張れば、きっとおいしい。


REAL



高橋みなみ、20歳のリアル。



指原莉乃、19歳のリアル。

チリトマト、食べてるの良いですね。笑



岩田華怜、13歳のリアル。



島崎遥香、18歳のリアル。


ぼくはこう思った

いつもセンスの良いCMをしかけてくる日進カップヌードルのCM。
今回、起用したのは「AKB48」。
そこは日清、ただ闇雲にAKBを使ったわけではなく、一捻りを。
国民的アイドルとなったAKB、劇場まで行けば会いにいけるアイドルからスタートした彼女たちも、ここまでの人気となり当初のコンセプトとは乖離していると言わざるおえない状況に。
【参考エントリー】AKBを使った安易なマス広告こそ、ソーシャルメディア時代に輝くのかもしれない

だからこそ、このタイミングで彼女たちの素顔、ここまで至るまでの苦悩、何を考えながら活動してるのか、ひとりひとりの舞台裏に密着した構成。
共通しているのは、苦悩葛藤

そしてすべての最後のCMに出てくるコピー「頑張れば、きっとおいしい。

ドーンと潮流にのるタレントを安易に使うだけでなく、"使い方"や"コンテクスト"を絡めること。好例だと思いました。

最近だとモバゲーのサブリミナルとしか思えないような「君のために僕は死ねる〜」の応酬。ちょっと劣悪と思わざるおえない。



この二つのCMの違いにこそ、広告哲学の在り方が垣間見えたりするのではないでしょうか。



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2012 皐月賞:ワールドエース躓く



今しがた終わったばかりの皐月賞を振り返り。

僕が昨日、ツイッターに載せた予想は以下のとおり。

◎ワールドエース
◯ゴールドシップ
▲メイショウカドマツ
△ベールドインパクト
☆フジマサエンペラー

結果
ワールドエース⇒2着
ゴールドシップ⇒1着
メイショウカドマツ⇒8着
ベールドインパクト⇒7着
フジマサエンペラー13着

なんで、予想的には◯-◎で本線的中。

安田美沙子さんもツイッターで本命でゴールドシップ推してましたね。
たしかにいつも予想がやや堅い感はありますが、数多くいる予想するタレントのなかでも彼女の的中率は群を抜いていると思います。

ワールドエースはレース直後に躓いたというのと、外を回りすぎたのが響いた印象。
ただ、ダービーでは巻き返し必至でしょうね。府中のほうが向くと思います。
対照的だったのがゴールドシップ。
内田騎手の好騎乗が光りました。馬場の内々をうまく走っていました。



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2012年4月11日水曜日

読書『「自分ごと」だと人は動く』博報堂DYグループ エンゲージメント研究会著


iPhoneアプリで読みました。
出版されたのは一応、3年前だそうですがそれでもまだまだ説得力というか、共感できる箇所が多々ありました。
執筆も博報堂のエンゲージメント研究会というところなので、どちらかというと個々のコミュニケーション施策を検討というよりは、もう一個上の次元、マクロな視点で社会変化を観察したという印象。

備忘録をいくつか。

  • これまでは結果として、マスメディアが生活時間を規制してしまっていましたが、その制限をストック可能な仕組みが解放することになりました。
これはYouTube、ニコ動、とかHuluとかそれこそNetflixとかの話ですね。

  • 【ピンボールモデル】
前提:生活者が情報を扱うようになった。
ピンボールゲーム:ところどころにある柱にぶつかると、光ったり音がでたりしながら得点が増えていくゲーム。
⇒各所を回りながら情報としての価値が高まっていく。情報はピンボール台に乗っかっていて、何かと衝突すればするほど輝きを増していきます。
(マス→ブログ→個人)あらゆる可能性がありますね。

  • 1980年『第三の波』by アルビン・トフラー
    生活者と消費者が融合する「プロシューマー」の存在を予想。
  • 生活者との関係は、toからwithへ
  • 企業と生活者との間で交わされる”情報ラリー”が密になるにつれ、「企業の約束」と「生活者のアタマの中にあるもの」とはいつしか一体になっていきます。
  • 【人はタグの集合】
    断片化したプロフィール欄
    一貫性を欠く ex. 自演乙
    レッテルからタグへ
  • 【キャンペーンよりもコミュニティづくり】
    有効なエンゲージメント・テーマは24時間、365日、機能し続けます。共有を始めるためのタグを探しを含めて、架け橋になるテーマを設定することは何にも増して効率的なコミュニケーション投資である、ともいえるのです。




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2012年4月9日月曜日

読書『TPP亡国論』中野剛志著


中野剛志さんの『TPP亡国論』を読みました。
タイミングが少し遅いんですが。
とっても煽り要素が強い本で、楽しみながら読み進められました。
いかに情報をまっすぐ捉えないか、鵜呑みにしないか。
データの切り取り方に目を光らせる、国際情勢を大局的に捉える。

[気になった箇所]
自国通貨を安価に誘導して輸出を拡大し、他国の需要を奪い取る政策は「近隣窮乏化政策」と呼ばれています。各国とも不況の中で、他国を犠牲にしてでも自国民の雇用を守ろうとするのです。

中野さんがTPPに反対する理由として以下の点を指摘していました。

  • デフレ不況や食料の海外依存という「内の情実」
  • グローバル化
  • グローバル・インバランス
  • アメリカの輸出倍増戦略
  • 気候変動といった「外の大勢」 


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読書『ブログ論壇の誕生』佐々木俊尚著


あえてこのタイミングで佐々木俊尚さん(@sasakitoshinao)の『ブログ論壇の誕生』を読みました。

[気になった箇所の備忘録]
  •  情念の表出は、文章のメディアではなく、動画という情念的なメディアとの方がより親和性が高い。ここの圏域に、ニコニコ動画はきわめて見事にはまっているのである。
  • 「(戦争の)悲惨さは『持つ者が何かを失う』から悲惨なのであって、『何も持っていない』私からすれば、戦争は悲惨でも何でもなく、むしろチャンスとなる。(中略)社会に出た時期が人間の序列を決める擬似デモクラティックな社会の中で、一方的にイジメ抜かれる私達にとっての戦争とは、現状をひっくり返して、『丸山眞男』の横っ面をひっぱたける立場にたてるかもしれないという、まさに希望の光なのだ」
  • 米スタンフォード大のローレンス・レッシング教授は、人間の行動を規定するものとして①規範②法律③市場④アーキテクチャ(システムの設計概念)の四種類を挙げた。


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2012年4月8日日曜日

2012 桜花賞:ジェンティルドンナ



ジョワドヴィーヴルは結局、6着ですか。
馬券は勝ってなかったのですが、個人的にはアイムユアーズ推しでした。
うーん、この感じだとまだまだオークス分からないですね。



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【レース結果】

2012年4月7日土曜日

読書『次世代コミュニケーションプランニング』高広伯彦著


青山ブックセンターで購入した高広伯彦さん(@mediologic)の新著『次世代コミュニケーションプランニング』を読みました。

備忘録的に気になった箇所を羅列しておきます。
  • 「コミュニケーションプランニング」とは、「オファー時代のマーケティングコミュニケーションのソリューション」として位置づけられるべきなのだ。
  • マクルーハン「メディアそのものもメッセージである」(The Medium is the message)
  • 人と人、人と商品、人と社会など、何かと何かを「メディエイト」するもの。これがコミュニケーションプランニング上、必要となる「メディア感覚」なのである。
  • 「集合知(collective intelligence)」から「集合生産活動(collective activity)」へ
  • デビット・ガントレット「Making is connecting=作ることがつながること」
  • 「セグメンテーションからコネクションへ、マスからトライブへ」
  • おもしろいことを考えるという「バズ」視点だけでなく、拡がりを考える「バイラル」視点の両方がなければ、クチコミの企みにはならないのだ。
【従来の流れ】
アカウントプランニング→クリエイティブプランニング

【これからの流れ】
コンテクストプランニング→コミュニケーションプランニング

【コミュニケーションプランニング】
(コンテクストを解釈する)+(コンテクストを開発する)→コミュニケーションチャンネルの発見・設定→コンテンツの設定



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【参考エントリー】「『次世代コミュニケーションプランニング』(高広伯彦著)を読もうかどうか悩んでいる全ての人へ。」- イケダノリユキブログ ❤