2014年9月28日日曜日

負荷があって、アイディアがある


アイデアの創発性/生産性は、一定程度の負荷下に置かれているときに一段と高まるのではないでしょうか。

なんらかのクリエイティブ課題に追われているとき、頭を悩ませ、何も浮かんでこないから本を一冊手に取る。
明らかに休日になにも考えずに読んでいるときとは、違ったフレームで字面を追っていることに気づきます。
頭の何処かで課題が頭をもたげ、ヒントを探し続けている。
インプットにスイッチが入ってるんですね、意識的な。
「この切り口は、接続面を変えてやれば、こういうやり方もあるんじゃないか」
立体的に読書をするようになる。
つまり、読書の質そのものが上がるんですね。
目的意識や仮説を持って読書をしろ、というのは本当にその通りなんです。

ようは「カラーバス」と一緒です。
赤を意識して街に出ると、自分が思っていた以上に赤は街に溢れてて、赤い服を着た人や看板がやたらと目に入る。
そもそも人間が認知できる限界量は相当限られている。
ましてや情報が氾濫する中で、真に自分の中にストックされるインプットなんて極わずか。
その中で、上記のような負荷状態にある場合、集中力や視座の深みが違うので、印象/記憶に残りやすい。
加えて、何でもすぐにグーグル(検索)する癖がついた現代人は己自身で思考/発想する能力が退化しつつあるのではないか。
そうなってくると、インプットとアウトプットのバランスが重要で、インプットばかりに時間はかけていられない。
最小時間インプットで最大効果のアウトプットへつなげたいとすれば、まずは前者の質を上げることが大切になるということで、今日青山ブックセンターで購入した『情報を捨てるセンス 選ぶ技術』を明日にでも読んでみようかと。
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ノリーナ・ハーツ,中西 真雄美

講談社
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2014年9月17日水曜日

サマーインターン一言備忘録


学部生のときは、博報堂しかインターンに参加しなかったので、院生となった今年はもう少しいろいろ参加してみようということで、夏は5社に応募。(うち通ったのは4社)
以下、参加したものについて一言で備忘録を。(もちろんコンプラがあるので、内容や詳しいことについては書けませんが)

7/4〜5:VOYAGEISLAND
言わずと知れた無人島でのインターンシップ。
キラキラした仲間たち、社員さんと一日駆けまわった。
たぶん今年一番、身体的にしんどかった。もっと普段から運動しよう。

8/8〜10:LeveragesAsia
サマーインターンのプログラムは2つあり、1つは「Asia」でアジアの新興市場で新規ビジネスを開拓するというもので、「Japan」の方は名前の通り日本市場。
自分は迷うことなく「Asia」を選択。
社長はじめエース級の社員さんたちがつねに周りにいるので、フィードバックを逐一いただける。
アイデアをポーンと出して、軽くマーケ調査でブラッシュアップして終わりじゃなくて、財務シミュレーションまだ作りこまなければならず、3日間チームメンバーの家で無眠合宿。
財務諸表くらいバリバリ読みこなせないとビジネスの“ビ”の字も語れないなと。
個人的には相当成長できた3日間。

電通はESで撃沈しましたが、なんとか博報堂は2回目のインターンに参加させていただけることに。
一回目に参加したときとの最大の違いは、軽井沢にて2泊3日の合宿があるということ。
前半の3日は本社でインプット、後半の3日は軽井沢でアウトプット。
考えつくされたプログラムに脱帽です。

9/1〜5:リクルートジョブズ「Summer Internship」
昨今、珍しく事業立案型ではなく、個人&グループワークでキャリアや仕事、そして価値観について考えるタイプのインターン。
徹底的に自分と内省して、未来を描いていく。
本当に参加して良かったです。本来なら自分がお金を払って学ぶべきことを、10万円まで頂き、なんというホワイトさ。

本当ならもっと応募したかったところですが、これくらいに抑えておきました。
選んだ基準としては、行きたいところとか志望ベースというよりは、誘われたとか、知っている人がいるとか、縁ベースです。

秋や冬もいくつか出してみようかと思います。
業界的には夏に行けなかったところに出してみようかと。
当面、決まっているのは10月からのアクセンチュア和魂偉才塾」の「グローバル塾」です。
レバレージズあたりで学んだことを生かせればと思っています。
オススメのインターンなどありましたら、教えて頂ければ幸いです。

研究もしっかりやります。
今週末からゼミ合宿です。