2011年7月6日水曜日

tsudaりのススメ

午前中からアバクロのバイトでした。

昼は近くのレストランでみんなと食べました。
全員一致でオムハヤシの奇跡。笑


そしてこれが勤務の途中で1Fのモデルの子と一緒に取った写真。


おれももう少し筋トレとか頑張ります。笑
やっぱこいつらすげーわ。

まあそもそもアバクロで働くことを決めた主な理由は家からチャリで10分ぐらいで行けるからなんですけどね。笑

この従業員カードを使うと、全世界のアバクロやホリスターで30%OFFになります。


そして午後7時から『東京ディスカッション第2章』~おもしろき こともなき政治を おもしろく~』という池上彰さんと上杉隆@によるオープンディスカッションを約2時間にわたって、Ustで観てました
本当は友達と実際に会場に行く予定だったのですが、いかせんバイトが長引くかもしれなかったので。

7月例会『東京ディスカッション第2章』~おもしろき こともなき政治を おもしろく~

その模様を自らtsudaったので転載します。

Ustで観ています。池上彰さんの白熱教室『東京ディスカッション第2章』~おもしろき こともなき政治を おもしろく 
池上さん「日本は民主主義国家の中でその成熟度は22位。ソース:エコノミスト。北欧が上位を占めていて、一位はノルウェー。」
池上さん「今日の主題はエネルギー問題。原発をどうするのか。」
今日の講演形式の目指すモデルはサンデルの白熱教室。参加者を巻き込んだ議論を目指す。参加者がスピーカーとしてのオピニオンを差し出すのはもちろん、賛否の質問の場合、手元の青と白の紙で是か非かを示すことで、簡単な世論認識を確認しながらディスカッションを進めていく。 
会場アンケートによると、9割方が「原発」に賛成。ただ、限定的であったり条件的であったりする。長期的には減らす方向。現状では必要
電力の安定供給には原子力は必要不可欠。電気を自然エネルギーに変換すると、電気代が3倍になるとのデータ。貧困層を圧迫するのではないか。未来永劫に原発を保持するのには賛成ではないが、現状は必要。
脱原発に関して、送電と発電を峻別することでコスト面の問題は克服できる。政府が積極的に技術開発に力を入れれば、自然エネルギーは成長する。また、原子炉は未知数の部分が多々ある。つまり不足の事態が起こる可能性は否定出来ない。
【池上さんのまとめ】長期的には廃炉にすべき(基本的コンセンサス)。スパンに関しては議論が必要。自然エネルギーの開発、節電にみる人生観、経済合理性、コスト、アカウンタビリティ、東電のプロパガンダ。内包する問題は多岐にわたる。私たちはいかに生きていくべきなのか
質問:復興に際して、増税はやむを得ないか。会場の結果は五分五分。ちなみに僕は反対です。
【増税賛成派】国の支出を削った上で増税すべき。用途の詳細を明確にした上で、増税を実行に移すべき。まずは高所得者を増税の対象にすべき。将来的に消費税もやむを得ない。国際的にみて、やはり5%は安すぎる。必要に応じて、段階的にあげるべき。
復興のビジョンを明確にする必要がある。復興財源はとりあえず国債の発行で賄う。最終的に日本人全体で「どうしようもない状況」に陥ったときに増税に踏み切るべき。最低限の復興、仮設住宅の建設などは公共のお金。企業支援などは国の支援でなく、ファンドなどが支援すべき。
【反対派】税金を出すことは搾取ではなく貢献と捉える意識。国債をさらに発行して国を圧迫すべきでない。国債は未来の世代に借金を残すことを意味する。まずは無駄の排除を優先すべき。
【再反論】消費税を上げるということは当然、被災者も同様にその対象になる。復興の無利子国債という道もある。もっと広い視野を。
【池上さんのまとめ】復興とはそもそも何なのか。何が必要なのか。いくら必要なのか。考えるヒントとして、一つ提示します。民主主義成熟度上位の国は投票率が高い。それらの国は消費税が軒並み高い。社会福祉が充実してるため不満はない。着服する政治家はそもそも選ばない。
第二部に突入。議題は「市民とメディア」。ここでゲストの上杉隆さんが登場。と、同時に回線が落ちまくる。パンク。笑
上杉さん「"間違いを犯すこと"を極度にメディアは恐れている。風習として根づいている。多様性が求められる。自由報道協会を設立した。メディアに抹殺されかけた人を招聘し、ダダ漏れメディア(Ustやニコ動)を行い、メディアの透明度を高める努力をしている。」
.「地上波は賛否両論の両方を提供すべき。ダダ漏れする必要は必ずしもないが、異論は並べるべき。不健全性や恣意性はなくすべき。判断は視聴者に仰ぐ。その意味でNHKは評価できる。水野解説員などは相対的に正直な解説を行っていた。」 
.「原子炉の格納容器は誰も誰も確認できない。あくまでも推測の範囲内の話を越えない。事実上、チェルノブイリと同じ事態を招いてしまっている、というのが国際社会(日本を除いた)の理解である。」
.「当初、原発に関する知識は浅薄だった。しかし、一つ明確だったのは東電の首尾一貫性のなさ。その時、疑いを追求したのはフリーランスの記者だけだった。チェイン・クエスションで攻め立てるべき。」
.「NHKや朝日新聞が必ずしも正しいとは限らない。どんなメディアも作成元は人間である。失敗は必ず犯す。日本の場合、失敗に関する反発が強大。これが不健全の根源である。メディアごとではなく記事ごとに自分で判断すべき。」
.「多様なメディアに触れ、各自が情報リテラシーを向上させることが肝要。」 池上さん「それが難しい」 上杉「提供する側が意識を高める必要性。当初、言ったようにメディアが多様な意見を混ぜんこんだ情報を拡散するのが唯一の道ではないか。」
池上さん「アルジャジーラのスローガンに学び。”一つの意見があれば、もうひとつの意見がある”」 .「フェアな言論の場は提供されていない。日本は恣意性が蔓延る。記者クラブ問題が好例である。」 池上さん「視聴者が動く必要がある。」
理事の吉田さん「今回の都知事選は震災の異常事態の中、行われた。あらゆる選挙で現職が当選した。これをどう捉えるべきか?」 .「選挙は行うべきでなかった。延期すべきだった。復興に集中するべきだった。」
.「投票結果を解析してみると、世代が高くなるにつれ現職の石原知事に投票する傾向がある。20代、30代だけの選挙であった場合、東国原知事が誕生していた可能性がある。若い世代の投票率が高ければ、結果が変わっていた可能性は大いにある」
理事「2つの議論に共通しているのは民主主義における投票の大事さ。 意思に基づく行動。世論が政治に反映させることができれば理想。 健全なプロセスを導くための主体的な行動。健全性が政策に反映するにはどうすればいいのか?」
.「SNSが風潮を変えつつある。」 池上さん「発展途上国などでは草のレベルで個々が意見を強く持っている。地元の支援が強い。」 両者「渋谷で行われた大規模な反原発デモは評価されるべきでないか。(大手メディアでは報道されていないが)」
.「社会に均一性を求める傾向。日本人の横並び精神。政治に参加する、クールビズ、レバ刺しなどなど。多様な価値観は保全されるべき、強迫観念は捨て去れれるべき。それなくして主体性は育まれない。」
.「米国では言論空間で逆の空気が流れている。多様性が第一優先、同一性は恐れられ、嫌悪されている。」 池上さん「政治家としての信念を簡単に変える風潮。言説が一致しない。国民の間で不信感を生む。」 上杉「国民は鋭い眼差しを。」
.「投票行動は構造を変える潜在的な力がある。米国や英国は首尾一貫性のなさや、信念の欠落は結果に反映される。責任が重い。それに比べ、日本メディアは政治家を甘やかしてきたのではないか。」
【若者へ】.「情報は常に正しいわけではない。健全に受け取る。メディアの多様性に触れる。自分なりの合理性を整合する。その上で社会構造を見極める。」
【若者へ】池上さん「我々は常に一貫した信念を持っているわけではない。政治家を育てていく意識。”陳情”という形式をもってして、政策を形成していくこと。私個人は番組などを一度、お休みして、充電期間に入ります。明日からイラクに行ってきます。 
.「池上さんは偉大だ。徹底的な現場主義。昔、有給休暇をとって紛争地などに足を運んでいらっしゃいました。」 理事「池上さん、今日は最高のコーディネートありがとうございました。上杉さん、黒い話ありがとうございました。」 
理事「まずは投票しましょう。まずは自分が投票する。そしてそれを人に伝える。日本は変われる。」
【総括】池上さんは聡明なネゴシエーター。上杉さんさんはユーモアたっぷりに黒い話ができる黒魔術師。二つの議題に共通していたのは民主主義における投票の大事さ。まずは多様な言論メディアに触れ、個々が情報リテラシーを高めるところから。」
「東京ディスカッション」終わりました。tsudaり疲れました。TL荒らしてすいませんでした。アンフォローされても一向に構わないです。にしても津田さんの講演でtsudaった経験が生きた。瞬間的に話を整合して要約する力やタイプスピードは格段に速くなりました。 
以上。
※ハッシュタグはでした。

というわけで2時間がっつりtsudaりに従事しました。(途中何度かニコ動が落ちましたが)
このtsudaるという作業。甘くないです。
いろんな能力が一度に要求されます。即座に話しききながら要約する。
日本語のリスニング力が相当伸びます。
今度、英語でTEDとか聞きながらやってみます。これは良い勉強法かも。

今回のニコ動放送、視聴者は4万人だったそう。
結論ですが、【総括】に書いてあるとおり、多様なメディアの多様な言論に触れる。
目の前にある情報を鵜呑みにしないで、多種多様な記事を比較・検討して自分なりに整合し、判断する。情報リテラシーの向上、ひいては情報弱者に成り下がらないことですね。

それに加え、池上さんが言っていましたが、「つべこべ言う前に、投票に行け」
これに尽きると思います。
若年層の投票率が向上していかないと日本は変わらないんじゃないかと真剣に思います。

んで、せっかくtsudaったのでtogetherしようと思ったら、どうやらサーバーが落ちてる模様。なので明日、もう一回試してみます。





最近は夜も10時を過ぎると、ふらふらコンビニに行ってルービーを1本買って、夜風に涼むというのが毎日の習慣になりつつあります。


夏のビールは本当に最高ですよね。

明日は朝早くから起きて、スロット打ってきます。笑

【追記】
「池上彰×上杉隆「東日本大震災後の市民の政治参加とメディアリテラシー」をトゥギャりました。

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