2012年3月5日月曜日

読書『思考のボトルネックを解除しよう!』石川和幸著


久々にコンサル系の方が書いたハウツー本を読みました。
成果=(1)情報+(2)手法+(3)技能+(4)選択+(5)活力
これらの要素をバランスよく、効率的にあげていく。


すべての要素は掛け算的にレバレッジが効くので、ボトルネックを削ぎとりつつ、強みへと変換していく。
生産性を最大化するためには、より少ないインプットでアウトプットを最大化することです。 
じゃあ、具体的にどうするのか。

フレームワーク思考、ロジカルシンキング、マッピング、ロジカルツリー、マインドマップ、エフェメラライゼーション、フェルミ推定、MECE、パレート法則などなど
外資系コンサルタントとして培ってきたバラエティ豊かな思考メソッドを惜しげもなくふんだんに詰め込まれています。
それぞれの項目も深入りして、詳述することなく、わかりやすい例示とともに説明されています。

その中のひとつがECRS。
これは非付加価値時間をいかに付加価値時間にシフトさせるかを試みたメソッドです。

  • Eliminate(なくせないか)
  • Combine(いっしょにできないか)
  • Re-order(順番を変えられないか)
  • Simplify(単純化できないか)

筆者の石川和幸さんの思考の柔軟さというか価値観というかが垣間見えたところとして、本書の中核でフォードの至言を紹介していたことです。
「すべてを知る必要はない」

そのとおり。何を知るのか。どう知るのか。どうして知りたいのか。



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