2012年6月19日火曜日

読書『臆病者のための株入門 』橘玲著



「資本主義は差異から利潤を生み出す原理である」

株式投資はある意味で、他人の予想を予想するという奇妙なゲームなのである。

「宝くじは無地な人間に課された第二の税金」

株式市場とは、損を薄く広く分散させるためのシステムなのである。

株式の価値は、その会社が将来にわたって生み出すすべての利益を現在価値に換算したものである

債券投資とは、金利(割引率)を予想するゲームなのだ。

株式投資は一株利益を予想するゲームなのだ。

ファンダメンタルズ派は実在論者、テクニカル派は唯名論者となる。

トレーダーであれ長期投資家であれ、株式市場で成功するプレーヤーはみな同じことをやっている。富を創造するには、他人より先に市場の歪みを見つけるしかない。事業であれ、投資であれ、この原則は同じである。なぜなら、それが資本主義なのだから。

株式投資に「勝つ」合理的な方法は二つしかないことがわかる。市場の歪みを利用するか、長期投資で樹から果実が落ちるのを待つか。

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