2012年9月29日土曜日

映画『ALWAYS 三丁目の夕日』


観終わってすぐにリビングへ行き、世界の亀山モデルの液晶テレビをみて濁流のように下っていく時代の激流を感じました。

やっぱりいい映画はキャスト、演出が素晴らしい。

淳之介とおっちゃんの関係性は突き詰めると「バクマン」の真城最高と高木秋人みたいになりそう。出逢うべくして出会ったみたいな。縦の糸と横の糸。



堀北真希がかわいすぎて、青森弁もドンピシャでした。
ほっこり。

ラストシーンで鈴木家勢揃いで夕焼けがかった東京を見つめながら、お母さんが「綺麗ねえ」と零すのに対して、まだ小学生の長男が言うセリフ。
「夕日は明日も明後日も50年後もずっと綺麗なままだよ」
街並みや技術は日進月歩に変わっていくけど、変わらないものもたしかにある。
沈んでいく夕日の輝きや、ひととひととの温かなかかわり。
映画に通底したテーマを含蓄した最後のセリフ。グッと来ました。

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