言葉を手にしていく感覚
Each day is a little life: every waking and rising a little birth, every fresh morning a little youth, every going to rest and sleep a little death. - Arthur Schopenhauer
2012年11月8日木曜日
読書『日本の文脈』内田樹、中沢新一著
内田樹さんと中沢新一さんの対談本。
『
日本辺境論
』と『
日本の大転換
』を書かれた二人ということもあって、話題も日本という国の変遷や在り方を中心に。
「一神教」や「ブリコラージュ」などをキーワードにレヴィ=ストロース思想にヒントを求めながら。
これまでの内田樹さんの考えが散見というか凝縮というかで、開眼するような新しい知見は見当たりませんでしたが、中沢さんが「すごく弾力のある言葉」と称したように、いつものように柔らかくて優しいけど、奥に沈静する言説の剛毅さが伝わって来ました。
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