Each day is a little life: every waking and rising a little birth, every fresh morning a little youth, every going to rest and sleep a little death. - Arthur Schopenhauer
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2013年8月28日水曜日

『進撃の巨人』に込められたカリカチュアについて


生活が落ち着き、一段落をついているところです。
そんなわけで、いろいろ追えていなかったマンガの新刊を一気に消化していってるわけですが、『進撃の巨人』を読んでいて思うところを、ほんの少しだけ。
大風呂敷を広げていく感じは指摘されているように、どことなく『GANTZ』っぽくもないですが、本質的にまったく異なるマンガだと思います。(オリラジの中田さん、一悶着ありましたよね)

壁の中の生活に安住する人々にたいして、どこか解せずに外の世界への憧憬を胸に抱き続けながら、軍隊に入ったエレン。
どことなく言動から、日本における就活に対するメッセージともとれるし、街の外延に築かれた壁(=防波堤)、巨人(=自然災害、原発)ともとれるし、ストーリー自体は単純なものの、込められたメッセージは解釈者によっては幾通りにもなるようにできてる。
ただ、初版が2010年ということを考えると、「原発のことではない」と、切り捨てるのもまた、どうかとも思います。
そもそもずっと指摘され続けてきたことですからね。小松左京さんの『日本沈没』などにインスパイアされている人はかならずいると思いますし。

2013年5月9日木曜日

インド瞑想記⑥ 得るもの、失うもの(gains and loses)

#⑤続編

いつもは4時に起床するところ、am3に目が覚めた。
割れるような稲妻の轟。こんなに雷を肌に感じたのは、生まれて初めてのことだ。"振動"を体に感じる。
悪い虫の知らせなのか?情報がまったく入らないなかで、北朝鮮の核ミサイルが脳裏によぎる。(というのも、日本を経つ寸前、取りざたされていたのだ)

インドの天気も変化が激しい。ゲリラ的に雨が降り注ぐことも珍しくない。タイやカンボジアほどではないが。
朝を迎える頃には、天気も回復した。



そして瞑想の前に、ラジオ体操(ストレッチ)をこなし、少し辺りを逍遥する。
この辺りに棲息する鳥の種類も大方分かってきた。
高校時代オハイオの高校に留学していたとき、'Environmental Science'というクラスの中間テストで50種類くらいの鳥を暗記させられたのを思い出す。
このクラスは1限だったので、毎朝クラスメートと共にバードウォッチングをしていた。
ここの瞑想施設では、誰も言葉を発しないために、チュンチュンと鳥が木の実をついばむ音が余計に耳に響く。

遅々としながらも充実した日々が過ぎていく中で、日本やアメリカで濁流のような毎日を過ごしているであろう友人たちのことを想う。

きっと、すべてを失って得るもの、すべてを投げ捨てて残るものがある。
どれだけ"断捨離"マインドを持っていても、肌身に離せないものがある。

〜〜〜〜〜〜続きは「note」で公開中。

【瞑想記一覧】
■出発する直前
■インドへ到着
■いよいよ修行開始
■修行の後半戦
■最終日

2013年3月12日火曜日

いま世界で一番有名な日本のロックバンドはONE OK ROCKじゃないだろうか


今日、公開された"Be the light"のMV。
いつも通り和訳に取りかかろうと思ったら、英語・中国語・日本語・スペイン語、さらにはポルトガル語と、それぞれのトランスレーションを付けたMVが公開されていましたね。
どうしても、この曲は世界へ、日本からのメッセージとして届けたかったのだという意図がヒシヒシと伝わってきます。
震災から二年、まだまだ復興へは程遠い。

以前、「Youtubeが切り拓いた世界とONE OK ROCK」というエントリーを書きましたが、まだまだぼくの認識は甘かった。
Youtubeというプラットフォームを起点に、伝えたいメッセージは世界へ拡散して、バイラルやフローを巻き起こしていく。
とくに音楽×英語が持つ威力は凄まじい。
各動画のコメント欄を少しでも覗けば分かるように、世界各地で視聴者が共鳴の声を上げている。
アジア各国、コロンビア、メキシコ、チリなどの南米諸国、ヨーロッパ全域。

ONE OK ROCKはいま、世界でもっとも有名な日本のロックバンドなんじゃないでしょうか。

2012年11月8日木曜日

読書『日本の文脈』内田樹、中沢新一著


内田樹さんと中沢新一さんの対談本。
日本辺境論』と『日本の大転換』を書かれた二人ということもあって、話題も日本という国の変遷や在り方を中心に。
「一神教」や「ブリコラージュ」などをキーワードにレヴィ=ストロース思想にヒントを求めながら。
これまでの内田樹さんの考えが散見というか凝縮というかで、開眼するような新しい知見は見当たりませんでしたが、中沢さんが「すごく弾力のある言葉」と称したように、いつものように柔らかくて優しいけど、奥に沈静する言説の剛毅さが伝わって来ました。

2012年3月23日金曜日

たとえばそれが最後の一回であったとしても


"Every little thing has its last time"
はじまりがあれば、終わりもある。
宇宙の真理のひとつとして、常に忘れてはいけないことのひとつです。
すべての事物は端緒があり、その瞬間から終焉に向けての時間を刻んでいきます。 
それはどんな些細なことにも共通する摂理です。

自分にとって当たり前のもの、身近なものほどその「終わり」が霞んで普段は見えません。
それを失くしてはじめて気づく、尊さや存在の大きさ。

毎日顔を会わせる家族、いつも共に笑い合える友人たち、近くにいてくれる恋人。
見えないどこか、砂時計の一粒一粒はゆっくりとでも確実に底に溜まっていきます。
無限なんてないように、カウントダウンはひとつまたひとつ着実に数を減らしていくのです。

それは些細なメールのやり取りかもしれないし、飲みに行く回数かもしれません。
だれにもその正確な数字を目にすることはできない。
でも厳然とそこには「あと265回」あと「13回」、はたまたあと「1回」。
だれにも予測することもできないし、だれにも抗うことのできない作用が働くことはいつどんなときも、たとえばぼくがこの文章を書いているまさにこの瞬間にも訪れるのです。



9.11

いつものような朝。
いつものように家族で囲む朝食。
「いってらっしゃい」「いってきます」
これが最後に交わす言葉となるかもしれないのです。
それは別にワールドトレードセンターのテロや地下鉄サリン事件のような歴史的惨劇のような派手な様態にとらわれず、誰しもの日常に姿を変えて潜む病理なのです。
いや「病理」というより、それ自体が日常の一部と考えたほうがいいのかもしれません。



3.11

地震が波を引き連れ、日本を襲いました。
北野武さんは以前、こう言っていました。
テロでは、5000人が死んだわけだけど、それを数だけで語ることは怖いこと。その一人一人に家族があるわけで、5000回のドラマがあるということを考えなきゃいけないんだ。
日常にもっと喜びを見出そうだとか、「当たり前は当たり前じゃないんだよ」頭でわかっててもどうしようもできずにいる。
それでも3.11の震災はぼくの死生観を根本から覆しました。
村上春樹さんがノルウェイの森で言っていたこと。
「死は生の対極としてではなく、その一部として存在している」
あらためて真正面からこのコトバと対峙することになりました。

誰にも次の瞬間に何がどうなってるかなんて、見えないし、分からない。
「当たり前のこと」なんてひとつとしてなくて、いま目の前にあることのひとつひとつが奇跡と奇跡のつながりなのだと気づきます。


「一期一会」の言葉の重みを感じたし、それと同時にフェイスブックやツイッターのアカウントを消した時に残るものや人。
身近すぎて気づかないほど大切で、言葉に出来ないほどの愛おしさを感じたし、それをいつも伝えながら生きていかなくては。と強く思いました。


アメリカでは電話の最後で必ず"I love you"と言います。
僕はそうやって素直に生きていこうと思いました。
何にもテキトーにしちゃいけないんだって思いました。
恥ずかしいだなんて気持ち、死ぬとき一瞬で溶け消えちゃうのだから。





大学生ブログ選手権

2011年12月25日日曜日

国民行事としての有馬記念

擬態/ Mr.Children


いましがた終わった今年の有馬記念。
今年は去年にもまして好メンバーが集いました。
JCを制した女傑ブエナビスタ、クラシック3冠馬オルフェーヴル、世界を制したヴィクトワールピサ、天皇賞をレコード勝ちしたトーセンジョーダン。

競馬ファンもそうでない人も、有馬記念はたのしみとして買う人もいるんじゃないでしょうか。

ぼくが昨日、ツイッターに載せた予想はこの通り。

◎トーセンジョーダン
◯ヒルノダムール
▲オルフェーヴル
△ルーラーシップ
☆ジャガーメイル

ブエナビスタは明らかに去年と比べて能力が落ちていたのと、JCの消耗を考えて切りました。
そもそも有馬記念で牝馬が勝つイメージがなかったので。あとは枠も最悪でしたしね。
トーセンジョーダンも天皇賞・JCの疲労が気になりましたが、距離もコースも合ってるかなと思い本命にしました。



結果はオルフェーヴルが後ろから差し切り勝ち。
2着はエーシンフラッシュ。考えてみたら今年と去年のダービー馬のワンツー。
エーシンフラッシュは枠が良かったのと、展開に恵まれた印象があります。
それを考えるとあの超ローペースで後団から一気に差し切ったオルフェーヴルは馬身差以上の強さを感じました。
この勢いだと凱旋門賞に出ても引けをとりませんね。
僕の予想と照らしあわせてみると、ルーラーシップが4着、トーセンジョーダンが5着、ヒルノダムールが6着となかなかな感じで。笑
馬券的にはエイシンがノーマークだったので掠ってもいませんが。笑

東日本大震災の「3.11」、金正日・カダフィ・ビンラディンの「69」歳で一応馬券も勝っていたのですが、コチラもさっぱり。笑


過去の有馬記念で僕が一番衝撃を受けたのは言うまでもなく、1990年オグリキャップです。
このレース、オグリにとってはラストランでした。能力の衰え、長期休養明けで不安視される中、馬群を切り裂いて有終の美を飾ったレース。



今年の競馬戦線も今日でひとまず終わりです。
収支的にはプラスだったと思います。安田記念のリアルインパクト的中がやはり大きかったですね。
参照エントリー:「2011競馬戦線・前半を総括

有馬記念レース直後に雪が降りだす中山競馬場、サンタさんからホワイトクリスマスの贈り物。
ブエナビスタお疲れ様でした、子どもたちに期待しています。
大学生ブログ選手権
レースの結果はコチラ

2011年10月15日土曜日

読書『絶望の国の幸福な若者たち』古市憲寿著

いつかきっと.../ ATSUSHI



社会学の本を読みました。
本自体はそこそこ厚みがあるのですが、サラっと軽く読めてしまう内容です。
おそらく若者なら素早く読めるのでしょうが、年配の方は逆に読むのに時間を要するのではないでしょうか。
若者言葉や若者文化の文脈を理解するのに時々、立ち止まる必要があるかもしれません。

筆者は以前からずっとTwitterでフォローしていた古市憲寿さん@
東大の総合文化研究科の博士課程に在籍していらっしゃる。
東大の総合文化といえば、自分が進学先に考えていたところなので、余計に興味が増します。

やはりぼくらと年代が近いということもあって、所々で共感しながら面白おかしく読み進めていくことができました。

日本は様々な問題を抱えている。ところがそんな先行き不安な状況にも関わらず、若者は日々の暮らしに「満足感」を抱いている。
そのような一見、歪とも思える日本の若者を取り巻く社会構造はどうあるのか。

現代の若者の生活満足度は、ここ40年間の中で一番高いことが、様々な調査から明らかになっている。たとえば内閣府の「国民生活に関する世論調査」によれば、2010年の時点で20代の70.5%が現在の生活に「満足」していると答えている。そう、格差社会や世代間格差と言われながら、日本の若者の七割が今の生活に満足しているのだ。
たとえば、ユニクロとZARAでベーシックなアイテムを揃え、H&Mで流行を押さえた服を着て、マクドナルドでランチとコーヒー、友達とくだらない話を三時間、家ではYouTubeを見ながらSkypeで友達とおしゃべり。家具はニトリとIKEA。よるは友達の家に集まって鍋。お金をあまりかけなくても、そこそこ楽しい日常を送ることができる。 
これはとても納得ですよね。そりゃ、遠い将来に漠々とした不安はあるんだけど、今のとりあえずの日常はなんとなく満たされてる。
友達がいて、夜は飲みに行って、昼はバイトするなり勉強する。
最低限の幸せ以上の「幸せ」を享受できているのが現在。

古市さんは社会学的見地からこの状況を鋭くこう考察しています。

コンサマトリー化する若者たち。コンサマトリーというのは自己充足的という意味で、「今、ここ」の身近な幸せを大事にする感性のことだと思ってくれればいい。何らかの目的達成のために邁進するのではなくて、仲間たちとのんびりと自分の生活を楽しむ生き方と言い換えてもいい。つまり「より幸せ」なことを想定した未来のために生きるのではなくて、「今、とても幸せ」と感じられる若者の増加が、「幸せな若者」の正体なのではないだろうか。
まるでムラに住む人のように、「仲間」がいる「小さな世界」で日常を送る若者たち。これこそが、現代に生きる若者たちが幸せな理由の本質である。
世界は今も紛争の渦のなかにいる。アフリカやアジア地域では未だに内部紛争が激化している地帯がある。
そのようなニュースをみて心を痛めるかもしれない。
ところが数秒後には、自分の日常、自分の属するコミュニティ、「自分」の世界に立ち返っている。自分の生活圏が安全な限り、とりあえずは「満足」を感じる。


古市さんがTwitterのことについても言及してます。

結局、ツイッターの提供する「共同性」に「社会を変える」という「目的性」は回収されてしまうんだろうと僕は考えている。
要するに多くの人にリツイートされたとしても、それが多少の意義や感動を含蓄しているのだとしても、次の日には忘却の彼方なのだという。
たしかにその側面はありますよね。



ワールドカップに渋谷スクランブル交差点で異常に叫び狂う若者たち、そこにみる日本のナショナリズム。
東日本大震災、「何かできること」を待っていたかのように迅速にボランティア活動に没頭する若者たち。
ほかにもホットな話題と絡めつつ、歴史的推移にも留意しながら、若者を社会学的に解き明かしていきます。巻末には俳優・佐藤健との対談もあります。


なんとなく幸せな社会に、のうのうと生きる僕ら。
このままどこまで行くのでしょうか。
そして三度、この質問を自分自身に。
「君たちはどう生きるか」
大学生ブログ選手権

2011年7月14日木曜日

【2011女子W杯】なでしこ決勝進出!そう、それは澤ゲー

昨日は2つのことをトゥギャざりました。
まずは津田大介さん@の「ソーシャルメディアが変える社会」という題の講演。


ようこそ

ソーシャルメディアを活用したビジネスを学ぶスクールの宣伝ですかね。
そのビジネススクールの第一回目のプロモーションということでUstで無料配信していた
ので観た次第です。

 レッツノート「ビジネスアップ スキルアップ アカデミー」 第一回WEB講座「ソーシャルメディアが変える社会」

というのがどうやら公式名称のようです。 
チャプターは4章立てでした。
①ソーシャルメディア5つのキーワード
②ソーシャルメディア革命の本質
③東日本大震災とソーシャルメディア
④これからのソーシャルメディアと『情報人』の役割

ホットな話題をソーシャルメディアという観点から考えていこうというものです。
津田さんの著作では以前、『Twitter社会論』をiPadで読んだことがあります。



今はちょうど、『未来型サバイバル音楽論』という本をiPhoneのアプリで細切れの時間に読んでいました。



講演の内容は既出の著作の内容と一部、重複していましたが、新しい視座が幾つか加わっていたり、現状分析がよりソフィスティケートされていた印象があります。
概して、とても分かりやすく、面白かったです。

興味のある方は、コチラに僕がまとめたtogetterがあるので一読よろしくお願いします。

一応、以前に青学で津田さんが講演してくださったさいもtsudaっているので、それも一応、コチラにあります。
これは@と共同でトゥギャっています。


そして、昨日のメインイベント。


なでしこJAPAN!


準決勝進出が決まった時から、ずっと楽しみにしてました。
キックオフがまさかの朝の3:45という鬼畜な時間帯でしたが、そんなことお構いなしです。
歴史の証人になるのだから。



その模様、一部始終を試合前からトゥギャったのがコチラです。


やはり日本の心臓部は澤。なんといっても澤。プレーがいぶし銀すぎる。
圧倒的なスピードがあるとかそうゆうんじゃないんだけど、とにかくサッカーセンスの塊、
ユーティリティープレイヤー。360度に目が付いているかのような視野。

あとはディフェンス力も超一流、得点力、ヘディング力も特筆しておくべきでしょう。



昨日、TLで誰かが「澤とメッシが子供作ったら、どんな怪物が生まれるんだろう。」
と言っていて、笑ったww

いつの間にか、名解説者となってしまった川上直子さん


はじめて観たときは「なんだこのかわいいギャルは!」と思ったのを鮮明に覚えています。
そしてプレーも俊敏なスピード感あるドリブルと正確なクロスで一時代を築いたんではない
でしょうか。
澤と並ぶとぜんぜん顔が違う(^_^;)

コチラが川上さんのブログ。ツイッターもやっているようですね。@
いちおう澤選手もツイッターアカウントありました。@

僕は朝からバイトだったので、一睡もせずに行きました。
何度、気絶しかけたかわかりません。笑

昨日の映像も載せておきましょう。



実にすんばらしい。
川澄の三点目なんかはスーパーゴールですね。

最後に決勝のスケジュールを確認しておきましょう。

トーナメント

7/17 27:45ですね。
マスト。
僕はおそらく友達と大勢で集まって、観戦すると思います!
がんばれ、なでしこ!
被災地に、日本に、元気を!