2012年11月26日月曜日

Youtubeが切り拓いた世界とONE OK ROCK


ウェブの世界に国境がないように(中国など未だに規制線が張られている国はありますが)、Youtubeにもボーダーはありません。

ときに暇つぶしのお供として、時に作業のバックミュージックとして、普段Youtubeをひらかない日はほとんどないくらいに、日常に根を下ろしる気がします。

なによりも、世界が前より、もっとフラットになるのにYoutubeが貢献したんじゃないかと思うんです。

以前まではテレビやボーリング場やら、街中の巨大スクリーンに映し出されるアーティストのPVに釘付けになっていました。
なかなかその他の場所でアクセスがなかったので。
HMVへ行ったり、スペースシャワーTVにかじりついたり、能動的な努力なくしてPVに辿りつけなかったんです。

でも、今ではYoutubeを開けば、国内外のアーティストの活躍が一目瞭然。

コピーライトの問題を筆頭に問題も噴出しているわけですが、ぼくは世界をよりボーダーレスにしたという点が一番大きいのではないかと思っています。

一言でいうなら文化のるつぼ。
日本はその恩恵をかなり受けていると思います。
ポップ・ミュージック、アニメ、映画など、文化への扉を開き、実際に日本へと足を運んでくれるきっかけ。
江南スタイルがここまでのブームになるのは、言わずもがなYoutubeがあってこそです。

Youtubeにおいて基本的な公用語は英語です。
ぼくは最近、友達の影響でOne Ok Rockにハマっていて、PVやらLIVE映像やらを見漁っていたんですが、コメント欄が、それはもうインターナショナルで驚いたんです。

世界各地のいろんな言語が渾然一体となっていて、それぞれが共感を訴えていて。
「言葉はわからないけど、歌を聴いていて自然と涙が溢れてきた」
「世界ツアーするときは、必ず(自分の)国へ来てほしい」

インターネットのアクセスさえあれば、文化のアリーナ(Youtube)へ行ける。
多様な価値観が渦を巻く中で、世界の音に触れられる。

権利の問題はもちろんですが、それよりも認知リーチを拡げる機能が勝るのではないかと本気で思っています。
それでiTunesで結局、購買につながるし。

それにしてもONE OK ROCKの評価は海外でうなぎ登り。

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