2013年3月29日金曜日

「炎上」をデザインすることについて


という、旨のツイートをしたらイケダハヤトさん(@IHayato)さんから、予想通りというか、以下のリプがきました。



重要だと思うのは、次の考え方だと思います。


これはもう枚挙に暇がない。「スティーブ・ジョブズ」なんかは、その好例。




このへんの詳しい話はイケダハヤトさん自身も「アンチのみなさん、今日もせっせとありがとうございます」というエントリーで詳しく書いていました。
そして、そのエッセンスが「ぼくを「凡人」から「変人」に進化させてくれた5冊の本」という昨日、更新のエントリーにも窺い知ることができます。

一連のやりとりで、思ったこと。
「炎上」は「バズ(buzz)」を引き起こし、「うねり」に変わり、浸透・膾炙していく。
イケダハヤトさんが「せっせとありがとうございます」というように、当人は噛み付いているつもりでも、それは「リーチヴォリューム」を拡大(amplify)するのに貢献しているということで。

「バズ・マーケティング」や「炎上マーケティング」という言葉もあるように、戦略のうちにからめとられていて、結局は誰かの晩ゴハン代に寄与しているわけで。

冒頭で「全てはステマでできた大いなるストーリー」ではないかという空想をしてしまった、と書いたのですが、これはわりと真剣に考えていて

先月くらいに話題になった「峯岸みなみの坊主騒動」も実は代理店が影で暗躍しているのではないかとか、秋元康はフェイクで、実は別の黒子が「炎上アーキテクト(建築士)」としてバズをデザインしているのではないかとか、妄想してしまうんですよね。


ペニオクとなると、また話は別ですが、
何らかのルサンチマンによるdisから生じる炎上も、確信犯的に引き起こされるバズも、ソーシャルで話題になった時点で勝ちなわけで。
ソーシャル時代の売名行為とでもいうべき、マーケティング自体の地殻変動、空想を巡らせながら眺めているとほんとうに興味深い。

0 件のコメント:

コメントを投稿