2013年5月27日月曜日

競馬というストーリーについて


ひとつのレースにはいくつものストーリーが埋め込まれている。
ホースマンたち、競馬ファン、そのひとりひとりでレースのとらえ方が違う。

キズナが200mを切ったところから一気の末脚で大外からエピファネイアを捕らえ切ったとき、8年前のディープインパクトの"飛ぶ姿"が瞼に重なった。
鞍上はあの時と同じ、武豊。
ディープインパクトの血はたしかに息子「キズナ」へと受け継がれた。
「絆」という馬名もニクい。競馬の醍醐味はなんといっても「血のロマン」。
キズナの母馬キャットクイルは過去にファレノプシスを輩出している良血。
ディープの子どもとしては3代目というキズナ。
サンデーサイレンスなき、種牡馬界はとうぶんディープが牽引していくことでしょう。

「ユタカ君も本当に命がけで乗ってくれた」という佐々木調教師の談話を紹介している、この記事は良記事で、長年の競馬ファンとしては泣ける内容。

ここ数年は不振続きだった武豊もさすがの騎乗。
前人未到のダービー5勝目。
真の千両役者ですね。

自分自身もひさびさに馬券を買っていて、それが的中となるとうれしくて仕方ない。

こうなると凱旋門賞でのオルフェーヴルとの叩き合いが今から楽しみで仕方ない。

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