そもそもこの本を手に取るキッカケになったのは、フェイスブックフェードで流れてきた孫泰蔵さんのレコメンドポストでした。
すぐに「読みたい!」と思いました。
題名や装幀、孫さんの書評からしてなかなかヘヴィーな内容なのかと思いきや、わりとライトでした。とはいえ要点がそれぞれノードのように論理的に構成されているので、昨今のITビジネス事情を整理するには持ってこい。
とはいえ、やはりネットの変遷をガバっと把握するには梅田望夫さんの『ウェブ進化論』はやはり一読必読かと。
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売れ行きは好調なようです。
インフルエンサーを巻き込んでいって、積極的にソーシャルで拡散してもらえると好循環が回りますね。
いちおう本の内容に少しだけざっくり触れておきます。
そもそもインターネットビジネスとは
Post by Kazuhiro Obara.
いちおう本の内容に少しだけざっくり触れておきます。
そもそもインターネットビジネスとは
世界中に散在しているユーザを一箇所に集めて、そのユーザを金を出しても欲しいと思っている企業や人と結びつける、マッチングするもの。その重要な2つの仕組みが
- ユーザのインテンションを先鋭化させて正しく把握する
- そしてそのインテンションに基づいて最適なものを提示する
それを確認したうえで、上記の図にある「純粋想起」に該当する企業・サービスはITビジネスにおいて圧倒的な強さを発揮する。
純粋想起:何のヒントや手がかりもなく、ブランド名などを思い浮かべること。
あとは、なぜソーシャルゲームがこれほどまでの興隆に至ったかの要因としての「サンクコスト sunk cost」。
尾原さんが列挙しているインターネット独特の特徴をもう一つだけピックアップしておくと「レイヤーバンドル、バリューバンドル layer/value bundle」。
これの一番分かりやすい例が「初音ミク」で、ある人がイラスト描いたり、またある人がサウンド作って、またある人が歌詞をのっけたりと、それぞれが自分の技能を活かして、一つの作品を仕上げていく。みんなでマッシュアップしていく。
「Everyone Creator(みんなクリエイター)」というGoogle ChromeのCMが一番わかりやすくそれを表現していますよね。
あと尾原さんは個人的な企画を進行させていて、それも面白い。
それぞれ自身の知り合いを呼んで10分間対談するというシンプルなものなのですが、登場するゲストが豪華。こういったインタラクティブな「創発性」をすごく大事にされているのが今著の内容からも伝わってきます。そもそもこの本が書かれることとなった経緯として、そういった背景があったそうです。
↓たとえばこれはチームラボの猪子さんとの対談。
尾原さんが列挙しているインターネット独特の特徴をもう一つだけピックアップしておくと「レイヤーバンドル、バリューバンドル layer/value bundle」。
これの一番分かりやすい例が「初音ミク」で、ある人がイラスト描いたり、またある人がサウンド作って、またある人が歌詞をのっけたりと、それぞれが自分の技能を活かして、一つの作品を仕上げていく。みんなでマッシュアップしていく。
「Everyone Creator(みんなクリエイター)」というGoogle ChromeのCMが一番わかりやすくそれを表現していますよね。
あと尾原さんは個人的な企画を進行させていて、それも面白い。
それぞれ自身の知り合いを呼んで10分間対談するというシンプルなものなのですが、登場するゲストが豪華。こういったインタラクティブな「創発性」をすごく大事にされているのが今著の内容からも伝わってきます。そもそもこの本が書かれることとなった経緯として、そういった背景があったそうです。
↓たとえばこれはチームラボの猪子さんとの対談。
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