Each day is a little life: every waking and rising a little birth, every fresh morning a little youth, every going to rest and sleep a little death. - Arthur Schopenhauer

2012年10月5日金曜日

読書『世界で一番いのちの短い国―シエラレオネの国境なき医師団』山本敏晴著


山本敏晴さんのシエラレオネでの国境なき医師団の一員として綴った活動記読みました。
山本さんといえば国際協力の分野ではかなり有名で、ツイッターブログもざっくばらんな世界情勢とか幅広い分野を広量的視野で語られていて本当に面白い。


シエラレオネと言えば、『ボトムビリオン』でも取り上げられている国で情勢はかなり切迫しています。映画『ブラッド・ダイヤモンド』の舞台にもなっていますし、今著でもそういった厳しい国内情勢が克明に詳述されてます。

シエラレオネは...
平均寿命は25~35歳と世界最短であり、日本人の平均が75~85歳であることと比較すると、わずか3分の1程度である。

平均寿命最短、乳児死亡率最悪、五歳未満の乳児死亡率最悪、妊産婦死亡率最悪など、その国の医療レベルを示す統計指標がどれも世界で一番悪い。(本著より)
国際協力の分野を目指す人にとっては必読かと思います。

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