Each day is a little life: every waking and rising a little birth, every fresh morning a little youth, every going to rest and sleep a little death. - Arthur Schopenhauer

2012年10月16日火曜日

映画『ハンガー・ゲーム』


【プロット】
遠くない将来、間伐、森林火災、戦争、"パネム"により"キャピトル(首都)"と12の貧困地区に部分けされ、堕落した北アメリカを舞台に繰り広げられる「ハンガー・ゲーム」。
毎年、各地区から男女二人の若者がくじによって選ばれ、代表としてハンガー・ゲームに参加する。エンターテイメント性、各地区の従属性がテレビを通じて全国に放映される。
12の地区から選ばれた計24名の参加者は自分以外を抹殺することが至上命令であり、それが生き残る唯一の手段となる。そしてその模様を全国民がみることになる。
カトニス(主人公)の妹プリムが地区の代表に選出された時、カトニスは自分が彼女の代わりにと立候補する。カトニスと地区の男子代表ピータは屈強な他地域との戦いに挑んでいく。

主演はジェニファー・ローレンス。

バトルロワイヤル』にインスピレーションを少なからず受けている印象。
あの時は、「大人vs. 子ども」っていこう構造で今回も社会のヒエラルキーを投影してて、「富裕vs. 貧困」っていう二層化の元にゲームが成り立っている。

設定は違えど、どちらも共通したメッセージが芯にあって、飽食というか平和ボケした今だからこそ「生命のありがたみ」を思い出しましょう。的な要素がある気が。
エンディングを含めたプロット構成でいうと、バトルロワイヤルの方が数段上だと思いますが。

サバイブしていくためには筋力とか武器を上手に扱う技術以前に、森で生き抜く智慧が一番だと思いました。そういえば昔、TBSで「サバイバー」っていう番組ありましたよね。あれ、楽しかったなー。ボーイスカウトとかも場合によってはすごく役立つのかも
その意味じゃLOSTのキャラクター達はかなり筋があると思います。戦闘能力は疑問ですが。

バトルロワイヤルもそうでしたが、みんな銘々で同盟(Alliance)を組むんですが、肝は最終的に一人しか生き残れないこと。

しかもこの「ハンガー・ゲーム」たちが悪いことに主催者側の当局がかなり先進技術をこのゲームに投下してて、ケルベロス強化版みたいなのを平気でボコボコ夜中に送り込んで遠隔操作してくるんです。"Ummm excellent!!"とか言って。笑

ちょっと改めて『バトルロワイヤル』みたくなりました。



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