Each day is a little life: every waking and rising a little birth, every fresh morning a little youth, every going to rest and sleep a little death. - Arthur Schopenhauer
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2012年10月18日木曜日

映画『デンジャラス・ラン』



原題は"Safe House"
【あらすじ】
元CIA工作員トビン・フロストは組織を裏切ったため、世界36カ国で指名手配され10年間逃亡していたが、南アフリカ共和国のケープタウンで遂に捕まり収容施設に収監される。
しかし、直後に謎の傭兵部隊が施設を襲撃、トビンは施設の管理官で新人工作員のマットと共に逃避行に出る。(Wikipediaより)
Frost: "Do I make you nervous?"
A: "Always"
Frost: "Good"
Frost: "I only kill professionals" 
デンゼル・ワシントンのいつもと違う役柄の演技も映えていましたが、やはりフロスト自身のキャラがかなり際立っていました。セリフがいちいちカッコイイ。
マット役はライアン・レイノルズ。

フロストは今は世界各国で指名手配される極悪人ですが、元はCIA。
なんか敵か味方で天国か地獄かみたいな。ハッカーと同じような感じ。
敵に回すと脅威だけど、味方だと心強い。

まあ、フロスト強すぎわろたな感じなんですが、最後までそれが貫かれててみてて気持ちい。
エンディングも個人的には好きな感じです。 

2012年10月16日火曜日

映画『ハンガー・ゲーム』


【プロット】
遠くない将来、間伐、森林火災、戦争、"パネム"により"キャピトル(首都)"と12の貧困地区に部分けされ、堕落した北アメリカを舞台に繰り広げられる「ハンガー・ゲーム」。
毎年、各地区から男女二人の若者がくじによって選ばれ、代表としてハンガー・ゲームに参加する。エンターテイメント性、各地区の従属性がテレビを通じて全国に放映される。
12の地区から選ばれた計24名の参加者は自分以外を抹殺することが至上命令であり、それが生き残る唯一の手段となる。そしてその模様を全国民がみることになる。
カトニス(主人公)の妹プリムが地区の代表に選出された時、カトニスは自分が彼女の代わりにと立候補する。カトニスと地区の男子代表ピータは屈強な他地域との戦いに挑んでいく。

主演はジェニファー・ローレンス。

バトルロワイヤル』にインスピレーションを少なからず受けている印象。
あの時は、「大人vs. 子ども」っていこう構造で今回も社会のヒエラルキーを投影してて、「富裕vs. 貧困」っていう二層化の元にゲームが成り立っている。

設定は違えど、どちらも共通したメッセージが芯にあって、飽食というか平和ボケした今だからこそ「生命のありがたみ」を思い出しましょう。的な要素がある気が。
エンディングを含めたプロット構成でいうと、バトルロワイヤルの方が数段上だと思いますが。

サバイブしていくためには筋力とか武器を上手に扱う技術以前に、森で生き抜く智慧が一番だと思いました。そういえば昔、TBSで「サバイバー」っていう番組ありましたよね。あれ、楽しかったなー。ボーイスカウトとかも場合によってはすごく役立つのかも
その意味じゃLOSTのキャラクター達はかなり筋があると思います。戦闘能力は疑問ですが。

バトルロワイヤルもそうでしたが、みんな銘々で同盟(Alliance)を組むんですが、肝は最終的に一人しか生き残れないこと。

しかもこの「ハンガー・ゲーム」たちが悪いことに主催者側の当局がかなり先進技術をこのゲームに投下してて、ケルベロス強化版みたいなのを平気でボコボコ夜中に送り込んで遠隔操作してくるんです。"Ummm excellent!!"とか言って。笑

ちょっと改めて『バトルロワイヤル』みたくなりました。



2012年10月15日月曜日

映画『Accepted』


友達がゴリ押ししていたのでみてみました。
どうやら日本では公開していないようです。

ストーリーとしては、多くの大学にアプリケーションを出したものの、すべて落ちてしまい、途方に暮れたあげく自分で大学をつくってしまうというもの。
South Harmon Institute of Technology、通称SHIT。

コメディものもたまにみると面白いですよね。
ひさびさに『Girl Next Door』あたり見返したくなりました。

途中の挿入歌も秀逸でGreen DayとWeezerの"Holiday"




2012年10月13日土曜日

映画『ブラックホーク・ダウン』



1993年、10月ソマリアの首都モガディシュ。
繰り広げられたアメリカ軍を中心とした多国籍軍(UN Military Force)とソマリア民兵との戦い。映画のタイトルであるブラックホークとは戦いの中で迎撃され、墜落した米軍の多用途ヘリコプターUH-60 ブラックホークのこと。
二機が墜落し、その内一機の墜落地点を中心に激戦が繰り広げられた。

作戦の目標はソマリア民兵の将軍モハメッド・ファッラの副官二人を捉えること、作戦は当初30~60分ほどで完遂されるはずだった。

100人規模の少人数精鋭部隊のアメリカ軍に対し、数で勝る民兵がしぶとく抗戦し、事態は泥沼化の様相を呈していく。
まるでラクーンシティのにいるかのような錯覚。ノミのように視界の全方位から湧いてくる民兵たち。


実写版CALL OF DUTYのように繰り返し映し出される戦闘。
監督リドリー・スコットのこだわりもここにみられた。

希望回復作戦で19名の米軍兵士が命を落とした。と同時に、多くのソマリア市民も殺された。

失敗国家ソマリア、飢餓が深刻化し、国際世論からもPKOや米軍の介入が必要との声が挙がっていた。失敗国家を放置しておけば、テロの温床となり長期的には国際社会全体にとっての危殆を招きかねないというきらいもあった。

他国の内戦、他人の争いに首を突っ込むこと。「保護する責任」と「内政不干渉」。
国際政治は机上ではなく、当地で血飛沫と共にオンゴーイングで今日も繰り広げられている。


主演ジョシュ・ハーネット。ぼくの好きな俳優ウィリアム・フィクトナーも出てます。(LOSTのマホーン、アルマゲドンにも出てました)
あとはトレインスポッティングのキャストが何人か出てました。(ユアン・マクレガー含め)ここでみれます。

2012年9月29日土曜日

映画『ALWAYS 三丁目の夕日』


観終わってすぐにリビングへ行き、世界の亀山モデルの液晶テレビをみて濁流のように下っていく時代の激流を感じました。

やっぱりいい映画はキャスト、演出が素晴らしい。

淳之介とおっちゃんの関係性は突き詰めると「バクマン」の真城最高と高木秋人みたいになりそう。出逢うべくして出会ったみたいな。縦の糸と横の糸。



堀北真希がかわいすぎて、青森弁もドンピシャでした。
ほっこり。

ラストシーンで鈴木家勢揃いで夕焼けがかった東京を見つめながら、お母さんが「綺麗ねえ」と零すのに対して、まだ小学生の長男が言うセリフ。
「夕日は明日も明後日も50年後もずっと綺麗なままだよ」
街並みや技術は日進月歩に変わっていくけど、変わらないものもたしかにある。
沈んでいく夕日の輝きや、ひととひととの温かなかかわり。
映画に通底したテーマを含蓄した最後のセリフ。グッと来ました。

2012年9月25日火曜日

映画『最強のふたり』


最強のふたり』公開終了間際に滑りこみで観れて本当に良かったです。

主人公はフランスの大富豪とバロテッリにも似た低所得者層出身の黒人青年。
簡単なあらすじを概説しておくと、この大富豪は障害者で首以下が麻痺しており、自分で生活することができず、ヘルパーの助けが必要なんですね。
失業者保険を貪り続けてきた黒人青年ドリスは豪邸でヘルパーとして働くことになります。

なぜ大富豪が経歴がしっかりした他のヘルパー候補者でなく、ドリスを選んだか。
ドリスが彼を特別視せず、障害者をアンタッチャブルとみなさないで、至極普通に接したからです。

これまで穏やかで静かな日々を送っていた富豪フィリップの日常は一変します。

数カ月前に『パリ20区、ぼくたちのクラス』というフランス映画をみてフランスの移民国家としての問題点や教育の状況などについて多少の背景知識があったので、この映画でもそういった国内状況の一端が伺えるシーンがありました。
階層ごとに分断された国。各シーンで目についたのは、例えばレストランやカフェ。ドリス以外の客に黒人が見当たらなかったことはその一例です。

サントラもすごくよかった。

たった一人のひととの出会いで、どれだけ人の人生は簡単に変わるのか。それも劇的なまでに。

映画を観終わって、友達が口々に漏らしていたのはタイトル。
しっくりこないという。ぼくも同意なんですが、ただ代替案が思い浮かばない。おそらく制作サイドも苦慮した上での翻訳だったんでしょう。

今年みた映画では二番目に面白かったです、個人的に。
暫定一位は『おおかみこども』かなあ。

2012年8月28日火曜日

映画『おおかみこどもの雨と雪』


念願の『おおかみこども』みました。

どこまでもみずみずしい映画。
ありえないシチュエーションなのに入り込んでいけるように、細かい設定がなされてて、製作者の心配りを感じずにはいられなかった。
清く澄んだ心と心がぶつかり合って、だからこそ切なくて。
純粋で健気なオオカミ少女と少年。健気に優しく、でも力強く見守る母。
美しい大自然。

おそらくアマラとカマラのインスピレーションをうけているんでしょうね。

週末にでも『サマーウォーズ』みかえそうと思います。

2012年8月22日水曜日

映画『アヴェンジャーズ』


アヴェンジャーズ』という名前の映画『インクレディブル・ハルク2』を観た感じ。笑
全米では圧倒的な興行収入を誇っているそうです。
かーなり突っ込みどころ満載で、食い入るようにみてしまいました。
コメディ要素織り交ぜつつ、アクションはド迫力。これは老若男女楽しめる。


トレーラー

ぜひ3Dでみることをオススメします。

キャラクター関係相関図

週末を利用して『アイアンマン』観ようと思います。

2012年7月14日土曜日

映画『パッチギ!』


Huluで鑑賞。
塩谷瞬が画面にうつる度に漂う「哀愁」。
まだあどけない沢尻エリカ。
今となっては、中堅の域に達しつつあるような女優・俳優がたっくさん出てます。

在日、部落、アイデンティティのぶつかり合い。
青春




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映画『トレイン・スポッティング』


好きな映画トップ3に入るといっても過言ではない『トレイン・スポッティング』を衝動的に観返しました。最後に観た時から、もう3年くらい経ってたのかな。

人生を選べ。仕事を選べ。キャリアを選べ。家族を選べ。大型テレビを選べ。洗濯機を選べ。車を選べ、CDプレーヤーを選べ....
映画がはじまると同時に、颯爽と市街を駆け抜けていくレントン。
無限に続く選択、その連続性から共起する「人生」。

なんてファッショナブルな映画。

つくられたイメージ。
時代を超越してトレンドを追いかける若者。
繰り返される家族や友人のオーバードラマティックなイベントの数々。

ドラッグ、喧嘩、退廃、鬱、裏切り。

舞台もイイ時代のイギリス。とてつもなくクールでカッコイイ。

裸のランチ」や一連の中島らも作品を想起せずにはいられない。 

ユアン・マクレガーたまらないです。
ユアン・マクレガーといえば、高校時代に英語の授業で約半年くらいかけてシーズンすべて観た『ロング・ウェイ・ダウン』というドキュメンタリーが印象に残ってます。



バイクでひたすら世界の大陸を突き進んでいくという企画。
泥だらけになりながらも、砂漠や荒野をひた走るだけのドキュメンタリー。

いずれにしてもダニー・ボイル監督ならではの作品なんだろうなあ。
同じ系列でいくと間違い無く『ファイトクラブ』も好きですね。



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2012年7月4日水曜日

映画『美女と野獣』


「翻訳の理論と実践」という授業の中で、字幕翻訳の一例として観ました。
もう何度も観たことのあった映画でしたが、文芸翻訳の観点からみるとまた違った見え方をします。

いや、でもやっぱりディズニー映画はこころが純化されますね。
アメリカでラプンツェルを観て以来でした。

なんだか頭の中でがミスチルの"Simple"が流れていました。





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2012年5月26日土曜日

「命」という牢獄のなかで


Huluで観てた「プリズンブレイク」やっと全シーズン観終わりました。

大学受験の時にシーズン2まで観て、それ以来になっていたので。

心理学的視点から観てみると、なかなか面白い。
人間の葛藤とか「裏切り」「信頼」の交錯。

いくつも印象に残ってるシーンとかセリフががあるんですけど、個人的にはシーノートマイケルにフォックスリバーで言ったこのセリフがツボでした。
"Now, you think you can play me, snowflake? 'Cause you got college? Big school learnin', huh. Well let me school you. Darwin wins inside these walls. Not Einstein. Darwin"
あとは、リンカーンが最後の晩餐にブルーベリーパンケーキを選ぶシーン。


にしてもマイケルの頭脳明晰ぶり、冷静沈着ぶりはもはや異常。
LOSTのジャックとタッグ組んだら、余裕でどこでもサバイブできるんじゃないかな。

なんだかこーゆーシリーズものを観ている時って、かなり主人公とかに感情移入していたりするから、日常生活にも影響がでます。
どーでもいいことなのに徹底的に論理的に考えて、何が最善の策なのか、どの順にこなすことが最も効率性を生かせるのかとか、考えちゃいます。笑
そして街で警官に出くわすと、無意味にビビリます。笑

好きなキャラクターはいっぱいいるんですけど、なかでもアブルッチにはもっと長く出演してもらいたかった。


個人的にプリズンブレイクの世界観とマッチしていたので、よく聴いていた音楽としてLinkin Parkの"Shadow of the Day"があります。



I close both locks below the window
I close both blinds and turn away
Sometimes solutions aren't so simple
Sometimes good bye's the only way
And the sun will set for you
The sun will set for you
And the shadow of the day
Will embrace the world in grey
And the sun will set for you.


あんまり詳細に書くとネタバレになってしまうので、書けないのですが、ラストでマイケルが当たり前のこと、でも忘れやすこと、目をそらしやすいことを教えてくれました。
僕らはみんな「命」のプリズンの中にいて、誰一人としてそれをブレイクすることなんかできない。
だから彼はその生命をかけてまで、フォックスリバー刑務所に潜入し、脱獄を試みたんじゃないかと。



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2012年5月19日土曜日

映画『宇宙兄弟』


大好きなマンガ『宇宙兄弟』の映画版、やっと観れました。
基本的に原作に思い入れが強いと、どうしても批判的な視点で映画を眺めてしまうんですが、今回は真っさらな気持ちで観ることを心がけました。

なんといっても音楽が素晴らしい。
これこそ映画のなせる技ですよね。



ぼくが普段からいつも聞いてる曲ばかりで、いちいちテンションが上がりました。
コンテクストによって音の響き方、身体に伝わる振動に違いがでるのは興味深いです。



もちろんColdplayも好きですが、Sigur Rósに関しては比べ物にならないくらいの個人的な思い入れがあります。
特に受験期はSigur RósとMy Bloody Holidayで乗り切ったといっても過言じゃないくらい。
【参考エントリー】「Sigur Rósと高校読書



受験が終わった後、アイスランドに行きました。
お世話になったSigur Rósの母国。
一体、彼らがどんな環境・街で育てばあんなメロディーや世界観を築けるのか。
Sigur Rósが好きってだけで、アイスランドに一ヶ月滞在したのです。


宇宙兄弟に話を戻します。
きっと制作に携わっていた人も『宇宙兄弟』大好きなんだろなーと伝わってきました。
それと同時に多大な苦悩もスクリーンを通して伝わってきました。
どの部分を切り取るのか。
原作者の意向もあって当初から続編は製作しないとのことだったそうなのですが、映画を観てその意味が分かりました。

やっぱり誰もが心を動かされるストーリーって真っ直ぐでひねりのない、終始キラキラした輝きを帯びたものなんだなと、なんとなく思いました。


夢を追っている人って単純にカッコイイですよね。
就活で何か迷いを抱えている人がいるなら観てほしい、そして是非マンガもみてほしい。
【参考エントリー】

"Space Brothers"カッコよすぎです。



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2012年2月27日月曜日

LESLIE KEE写真展、そして『ドラゴン・タトゥーの女』


今日が最終日だったそうですが、レスリー・キーさんの写真展に行って来ました。
出口のところに特設の撮影ブースがあって、入場者みなが写真を撮れ、即座に写真がFacebookにアップされるという仕組みもありました。
リアル連動型PRはやっぱり「巻き込み」がデジタル一辺倒とは比べ物にならない気がします。
「当事者意識」を引き出しやすいんですよね。
写真展自体もゴサゴサしていていないで、スッキリとしていて一枚一枚の写真がみやすかったです。


それから『ドラゴン・タトゥーの女』を観ました。
原作を読んだわけではないのですが、映画を観ただけで原案の壮大なスケールを垣間見た気がします。逆に約160分でここまで表現できるのが、デイヴィッド・フィンチャー監督の技量なのかもしれません。
もちろんダニエル・クレイグの渋い演技はいつもどおり光っているのですが(こんなにカッコイイおじさんいません)、比べ物にならないほどにルーニー・マーラが素晴らしかった。
もう、なんだかストーリーとかどうでも良くなるくらい、彼女が演じるリスベットっていうひとりの役、キャラに引きこまれてしまいました。
二人ともおいしそうに劇中、何度もタバコ吸うから禁煙中のぼくには辛かった。笑
フィンランドっていうロケ地もあるんでしょうが、映像のソリッドでクールな描写。個人的に北欧の景色には心惹かれてしまいやすいのかもしれません。

先日「映画『TIME』、『ものすごくうるさくて、ありえないほど近い』を立て続けに観ました」に書いた二作品、そしてドラゴン・タトゥーの女。
あえて、個人的な順位付けをするなら、こうなります。
ドラゴン・タトゥー > TIME > ものすごくうるさくて

ストーリーうんぬんももちろんですが、キャストってホント大事ですね。





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2012年2月21日火曜日

映画『TIME』、『ものすごくうるさくて、ありえないほど近い』を立て続けに観ました


以前から観ようと思っていた映画『TIME』を観ました。洋題だと『IN TIME』だそうです。
通貨がお金ではなく、「時間」になった世界。すべての人類の成長が25歳で止まり、25歳になった途端、腕に刻印された「タイム」がゼロに向かってカウントダウンをはじめます。
その時点では皆、等しく1年持っています。つまり26歳までということです。
通貨は「時間」になりましたが、「お金」と同じように取引、強奪などにより流動することもあります。自分の「タイム」を人に譲ることもできるのです。

現代社会と同じように、この「TIME」の中でも格差社会が根付いています。
それはわたしたちの世界よりも明確で、ブロックごと区画されていて、内側にいけばいくほど、富裕層が住むエリアとなります。移動自体は自由ですが、ブロックからブロックをまたぐときに関税のような通行税を払わなくてはなりません。
それはスラム出身者たちには到底支払えるようなものではなく、結局生まれた土地で息絶えるしかない、構造的な格差が固定されているのです。ようは今のわたしたちの社会と大差はそれほどないってことです。たとえば、シエラレオネの一般人が日本やアメリカに来れるでしょうか?

ストーリーとしては、ジャスティン・ティンバーレイク演じる主人公ウィルがひょんなことから、1世紀(100年)をある男から授かります。100年というと、とんでもない数字です。お金に換算するといくらなのでしょうか、検討もつきませんが。
それを資本に、富裕層の街へと深く潜り込んでいきます。
簡単に要約すると、スラムからタイムを搾取する富裕層と戦い、システムを是正しようと挑むお話です。

感想というか、思ったことは至ってシンプルで、今の世界と全く同じじゃないかと。
だって、今だって「時は金なり」で文字通り「時間」=「お金」だと思うけど。
たとえば、アルバイトなんて典型的で1時間働いた労働への対価に給与をもらっているというよりは、僕の有限な「タイム」の1時間分を支払ったことに対して、報酬を頂いているんだと思ってます。
だからTIMEの世界との違いは、「お金」っていう「時間」と等価交換できるシンボルがあるかないかの差異しかないっていうことです。
見えないけど、たしかに僕らそれぞれのタイムはゼロに向かって、チクタク秒針を進めているのは事実ですからね。


さて、立て続けに観た映画の2本目が『ものすごくうるさくて、ありえないほど近い』。
トム・ハンクス、サンドラ・ブロックというタッグで外れはしないだろうと思って観ました。
ところが、上映してから後半部分までがとても退屈で、外した感満載だったのですが、結局ボロ泣きしていました。
主演の男の子は今作がはじめての映画出演だそうですが、とてもナチュラルで配役もドンピシャだったと思います。

ストーリーは親友のような存在だった父親を9.11テロである日突然なく少年オスカー。
そのトラウマから抜けだせずに精神も不安定な日々を送っていた。
ある日、父のクローゼットを物色していると、花瓶を割ってしまう。
その花瓶から鍵がでてくる。オスカーはそれを父から自分へのメッセージだと確信し、鍵穴をみつける旅にでる。
手掛かりは鍵が入っていた袋にあった"Black"の一文字だけ。
彼はNY中の"Black"という名前の人に会いに行き、父について、鍵穴について、尋ねることにする。

旅の中で出逢うたくさんの人達。どなりつけて門前払いする人、暖かく受け入れてくれハグしてくれる人、一緒に泣いてくれる人、祈りを捧げてくれる人。
オスカーは旅を通して、いろんな景色をみて、たくさんの人と出逢って成長していきます。
そして最後には鍵穴へとたどりつくのです。
オスカーが物語の途中で、何気なく言っていた一言が僕は印象的でした。
「人って数字よりも、文字みたいだ。物語は数字では書けないからね」

二作ともわりと良映画でした。
今週か来週には『ドラゴン・タトゥーの女』観に行きたいですね。
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2012年2月9日木曜日

やっとLOST観終えました


受験期かなりハマってて、よくアメリカドラマを観てたんですが、ロストはシーズン5で止めてたんです。
んで、また一週間前くらいから観始めて、つい一昨日くらいにファイナルシーズン観終えました。

また観始めたきっかけもなんとなくTOEIC前に英語に耳を慣らしておくかくらいの軽い気持ちで。
実際見始めると止まらないので、一日ずっと観てるってこともあって断続的に英語に触れられるので効果は結構あると思います。
パソコンの無料サイトでみているので、字幕とかはないですけど、そっちのほうが個人的にはいいです。
わからない単語がでてきても
(例えば)ジャックが"appendix"にかかった。
あれ、"appendix"ってなんだっけってなったら、即座に開いてあるタブの英辞郎で調べれば「盲腸」ってわかります。
字面だけで覚えようとするよりは、コンテクストと覚えたほうが記憶定着もいいです。

制作陣のストーリー構成力には毎エピソード驚嘆します。
シーズン4~5にかけてパラレルワールド的なストーリー展開になっていくんですが、個人的に大好きなテーマなので楽しめました。

個人的にロストで好きなキャラはマイルズとリチャードです。

Miles

Richard

あ、あとラピーダスも。

Lapidus

個人的に泣き所はペニーとデズモンドの再会のシーン。
ベンが回心するシーン。
あとはチャーリーとクレアの再会かな。

ラストに関してはアメリカの宗教事情というか、背景がわかっていないと理解が難しいかもしれません。

いやいやLOSTは個人的には相当オススメです。



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2012年2月8日水曜日

映画『私の頭の中の消しゴム』


以前に一度観たことがあったと思うのですが、また改めて観返してみました。
きみに読む物語』以来の号泣をしてしまいました。
基本的にぼくは韓国映画大好きです。

「許す」とは「心に部屋をひとつ空けること」
忘れないようにしたいです。



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映画『ヤバい経済学』


世界中で話題になり、ベストセラーになった本『ヤバい経済学』の映画を観ました。
内容はこんな感じです
  • 大相撲の八百長は、過去のデータが実証している!?
  • インセンティブ効果で、高校生の成績もアップする!?
  • 名前でその人の後の運命が決まるってホント!?
  • 犯罪率と中絶の意外な関係
常識を疑う。物事を多面的に捉えてみる。





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2011年12月17日土曜日

僕の日常は、だれかの夢のど真ん中にある

夢番地/ RADWIMPS


イベロ・アメリカ文化論という授業で「イノセントボイス 12歳の戦場」というメキシコ映画を観ていたときにフト思ったことについて。
映画の舞台は中央アメリカ中部にあるエルサルバドル。
内戦が激化の一途を辿り、少年たちも次々に軍隊に引きこまれていきます。



主人公の少年チャバは「バスの運転手になりたい」とシーンで度々いいます。
バスの運転手に限らず、車を運転したい、することが彼の夢です。
なぜなら「どこへでも好きなところへ行けるから」ということです。

そこでハッとしました。
日本ではタクシー運転手で溢れています。
特に規制緩和の後は、さらに数が膨張しました。

RADWIMPSの「夢番地」の歌詞を思い起こしました。

「僕が立っているここはきっと誰かの願ってる場所で
誰かが立ってる場所が僕の望む場所で」
「誰かがきっと今僕にとっての夢を叶えてくれてる
僕もきっと 誰かのとっての夢を叶えている」

ぼくらは将来に不安を持ちながら日々を悶々と過ごしてます。
自分自身、何をすべきなのか、何がしたいのか。
就活の渦の中で頭を抱えながら、自分の可能性と照らしあわせながら。



でもひるがえって考えてみると、こうやって苦悩できてること、選択肢が前方に広がっていることがこの上ない奇跡的な幸福なんじゃないかと。
普通に大学に行けていること、教育を受けられていること、将来を自分で決められること。
これは12歳になったら強制的に軍隊に入隊させられてしまうこの映画の中のエルサルバドルの子供たちにとってはこれ以上ない幸福なことなのだから。
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2011年11月14日月曜日

「アルマゲドン」、そして「宇宙兄弟」

I Don't Want To Miss A Thing/ Aerosmith


小さい頃から大好きでたまらない映画「アルマゲドン」を観ました。
これまで何度観たか数えきれないです。
観るたびに魂が震えるほどの感動を受けます。
主題歌であるエアロスミスの「I Don't Want To Miss A Thing」はとてもとても有名な曲ですが、一度ぼくの言葉で日本語に訳してみようと思います。



I could stay awake just to hear you breathing
(ぼくは起きていられる、ただ君の呼吸を聞くためだけに)
Watch you smile while you are sleeping
(君が眠っている間にみせる笑顔をながめてる)
While you are far away and dreaming
(きみが遠くのところで夢をみている間に)
I could spend my life in this sweet surrender
(この甘いやすらぎに人生をささげられる)
I could stay lost in this moment forever
(この瞬間に埋もれていたい、永遠に)
Well, every moment spent with you is a moment of treasure
(君と過ごす一瞬一瞬がぼくの宝物なんだ)

I don't want to close my eyes
(目を閉じたくない)
I don't want to fall asleep
(眠りにおちたくない)
'Cuz I'd miss you, babe
(君が愛しいから)
and I don't want to miss a thing
(だから何一つ見逃したくない)
'Cuz even when I dream of you
(君の夢を見ている時でさえ)
The sweetest dream will never do
(どんなに甘い夢でも足りないんだ)
I'd still miss you, babe
(君が今も愛しい)
and I don't want to miss a thing
(そして、何一つ見逃したくない)

Lying close to you
(きみのそばに寄り添って)
Feeling your heart beating
(きみの胸の鼓動に耳を澄ませてる)
and I'm wondering what you're dreaming
(きみは何を夢見ているんだろう)
Wondering if it's me you are seeing
(それはぼくなのかなあ)
Then I kiss your eyes
(それからきみの瞳にキスをする)
and thank god we're together
(神様、ふたりの出会いに感謝します)
and I just want to stay with you
(ただきみと二人でいたい)
In this moment forever, forever and ever
(この瞬間の中に、永遠にずっと)

I don't want to miss one smile
(きみの笑顔ひとつを見逃したくない)
I don't want to miss one kiss
(きみのキスひとつを見逃したくない)
Well, I just want to be with you
(きみと一緒にいたい)
Right here with you, just like this
(ここで君と、ただこうやって)
I just want to hold you close
(ただ強く抱きしめたい)
Feel your heart so close to mine
(きみの心をぼくの近くに感じて)
and stay here in this moment
(この瞬間、ここにいて)
For all the rest of time
(残りのすべての時間も)

I don't want to close my eyes
(目を閉じたくない)
I don't want to fall asleep
(眠りにつきたくない)
and I don't want to miss a thing
(そして、何一つとして見逃したくない)

簡単に訳してみました。
映画を観ておもうのは、この歌詞がふたつの立場から解釈できるということです。
娘を心から想う父の気持ち、ブルース・ウィルス演じるハリーがリブ・タイラー演じるグレイスを大事にしている様子。
そしてもうひとりはグレイスの恋人、ベン・アフレック演じるAJが彼女を強く想う気持ち。
どちらも正解なのだと思います、この楽曲自体がこの映画のために書かれたということもあるので。
奇しくも、エアロスミスのボーカル、スティーブン・タイラーはリブ・タイラーの実のお父さんなのですよね。
アメリカらしい、粋な演出です。



そして映画を通して思ったのは、マンガ「宇宙兄弟」のストーリーの多くの着想にアルマゲドンからの影響がうかがい知れたことです。
特にパイロット教官のデニール・ヤングの話なんかは、そのまんまという感じで。笑





この映画を観ると、大切な人をもっと大切に感じるようになります。
大学生ブログ選手権