中野剛志さんの『TPP亡国論』を読みました。
タイミングが少し遅いんですが。
とっても煽り要素が強い本で、楽しみながら読み進められました。
いかに情報をまっすぐ捉えないか、鵜呑みにしないか。
データの切り取り方に目を光らせる、国際情勢を大局的に捉える。
[気になった箇所]
自国通貨を安価に誘導して輸出を拡大し、他国の需要を奪い取る政策は「近隣窮乏化政策」と呼ばれています。各国とも不況の中で、他国を犠牲にしてでも自国民の雇用を守ろうとするのです。
中野さんがTPPに反対する理由として以下の点を指摘していました。
- デフレ不況や食料の海外依存という「内の情実」
- グローバル化
- グローバル・インバランス
- アメリカの輸出倍増戦略
- 気候変動といった「外の大勢」
0 件のコメント:
コメントを投稿