激務によりうつ病にかかってしまった夫(堺雅人)を妻で漫画家の(宮崎あおい)が献身的に、支えるストーリー。
無垢で力強い感じ、宮崎あおいは→夫、『おおかみこどもの雨と雪』では、母→子供たち、と優しさの向かう主体は違うのですが、同じような"大らかな温かみ"を感じました。
宮崎あおいさんの役中における性格は、どことなく『ソラニン』の芽衣子に近かったような。
物語のなかででてくるペットって(きっと実世界でも)、家族か恋人との関係の"錨"のような役割を果たしているんですよね。この話ではイグアナ。
やはり原作はエッセイだそうで。
「うつ病は心の風邪」と言われるほど、誰が罹患してもおかしくはない病気だそうで。
セラトニンなどの不足なども原因とされるので、日頃から野菜など栄養面に気を使った食生活を意識したいです。あとはバナナや納豆もいいそうです。
あとよく聞くのはうつ病は案外遺伝性が強いのではないかという話。
【参考】「うつ病は遺伝なのでしょうか?」
「その健やかなるときも、病めるときも、喜びのときも、悲しみのときも、富めるときも、貧しいときも、これを愛し、これを敬い、これを慰め、これを助け、その命ある限り、真心を尽くすことを誓いますか? 」という結婚の誓約がありますよね、「うつ病」を通してこの言葉の意味が真に分かったといっていた二人が印象的でした。
そして、「生きている姿、そのものを誇りと思えるか」これが大事なんじゃないかと言っていた鬱のツレ。
【参考】「うつ病で休学してから人生が充実してきた話」
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