水を滴り落とす、実の詰まった真っ赤なトマトのような。
そういう人は決して難しい言葉を多く知っているとか、そうゆうことではないと思います。
空中に浮遊する億千の言葉を自分の感性のもと、掴みとっていく。
単体では何も輝きを放たない言葉たちが、集まり、適切に配列されることで微小な光を帯びていく。
その微小な光の粒が幾重にも重なっていく中で、文体として発光していく。
ぼくが目指すのは豊富なボキャブラリーに裏打ちされた、言葉を掴み、取り出す力。
まずは多くの書に触れること。
自分が瑞々しさを感じ取れる本たちと多く出会うこと。
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