ご依頼を受け、東京ビッグサイトで行われる国際宝飾展(IJT)に通訳として4日間の全日程従事しました。
このような機会がなければなかなか出入りすることのない業界ということもあり、終始会場の雰囲気やきらびやかな人々の出で立ちにワクワクしていました。(2日目にはベストドレッサー賞の授賞式もありました)
今日、目の前を通りすぎて行ったけど、本当にお綺麗な方でした...。/ 吉瀬美智子、第1子出産後初の公の場 ミニドレスでスレンダーボディ披露 - モデルプレス
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— 長谷川リョー (@_ryh) 2014, 1月 23
僕は運営側ではなく、カナダの宝石店専属の通訳でしたので立場的には出展者ということになります。基本的にこのイベントは一般には開かれていなく、宝飾業界関係者のみしか入場できません。
首から下げるタグには必ず小売商、卸商、メーカー、輸出入商、デザイナー/クラフトマン、宝飾専門学校者、大使館関係者などの属性が明記されています。
さながら小経済の渦の中にいるような感覚を覚えたのでした。
これは何も宝石に限ったことでもなく、たとえば漁業もそうです。
漁師がいる。卸売がいる。仲買い。運送屋、小売、加工業。
それが一堂に会すると、まさしく目の前で経済がうごめいている感覚を覚えるのです。
英語に関係した仕事はおかげさまでコンスタントに何かしらやっている状況がずっと続いているのですが、翻訳と通訳はまったくの別物です。(言わずもがなインストラクターとして英語を教えるのも然り)
それぞれにベストプラクティスがあり、TPOに応じた微妙な使い分けも体得していく必要があります。
その意味で、今回、このようなオフィシャルな場で経験を積めたことはこれからの財産になりました。
4日間ビックサイトへ向かうゆりかもめの中、iPhoneで読んでいた関谷英里子さんの『同時通訳者の頭の中』という本で参考になりそうなものを、30分後にはすぐに実践するようにしました。
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この本の要諦はたったひとつです。
語彙力をまずインプットすることで、「レスポンス力」を鍛える。これらをアウトプットして、繰り返し継続することで「イメージ力」に昇華させる。この一点のみ。
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