Each day is a little life: every waking and rising a little birth, every fresh morning a little youth, every going to rest and sleep a little death. - Arthur Schopenhauer

2012年1月5日木曜日

2012年の地図

Heal the World/ Michael Jackson


繰り返されるように新しい年を迎えて、日を追うごとにまた年末に向かっていく。
2月になると、一ヶ月の時の経過の早さを覚えて、6月になると一年の半分が過ぎ去ったことに一種の驚きを感じる。
12月になるとひとは一日、また一日と日を数えていって年始へのカウントダウンを始める。
繰り返される日々を折り重ねていく作業の中で、ひとつだけ確かなことは「今」「今日」「今週」「今月」はその時にしかないということ。
同じ瞬間は決して存在しないし、2012年1月5日は決して再び訪れることはない。

2011年1月1日に書いたブログ「2011地図」を見返してみると、なんだかボリューミーで尊大な抱負が書かれています。

根本に通底するライフワークは基本的にはブレてないと思います。
例えば、毎日読書する、定期的にワークアウトする、言語学習は継続する等。
これらは目標というよりはルーティーンとして、日常に組み込むこと。
特に本を読むことに関して、去年のブログでは
頭から言葉が溢れ出て来るように、 
滝壺から横溢する清水をイメージしながら。
と書きましたが、そのイメージは今でも持ちながら読書しています。


当時に比べて、今の方が読書から得た知見やフレームワークをアウトプットしようとする意識は高いと思います。
真の意味で何かを「会得」しようとすれば、「吸い込む」ことのみならず「吐き出す」ことが不可欠だと思うからです。

大学生活の4年間をざっくり等分すると、1~2年生までを前半・3~4年生までを後半と規定できます。
僕が入学していた時に考えていた構想と即してみると、前半では思いっきり勉強して、思いっきり遊ぶ。遊ぶのも勉強の一環と考えることもできますが。
前半で貯め込み、得た「成長分」を下地にそれをカタチとして表出させ挑む期間が後半と認識していました。

だから1年生の頃は成績をあげられるように勉強し(留学には一定のGPAが必要なので)、その傍ら遊び呆ける。2年次にはアメリカに留学する。アメリカでどこまで現地の学生と肩を並べて張り合えるのか知りたかったのです。
帰国後はビジネスコンテスト、インターンに参加し、いくぶんかでもアウトプット期間へとシフトしました。


言語学習については去年の抱負ではスペイン語、中国語、韓国語を挙げていましたが、今年は英語一本に絞ろうと思います。
時間は当然、有限でその中で「選択」と「集中」が求められます。
まだまだ未熟な英語を一人前と言えるように鍛えあげたいです。
「勉強としての英語」から「日常としての英語」まで段階を高めたいと考えています。
具体的には一般事項を何か調べるときでも、普通に日本語で調べるのではなく、まずはじめに英語で調べる。これは割りと普段からやっていることです。
Wikipediaをとってみても、日本語と英語ではアクセスできる情報量に雲泥の差があります。
余興としてTEDをもっと積極的に観る。
英語学習については共感できるエントリーがあったので紹介。「急がばまわれ式・堅実で一番効率的な英語の勉強法
昨晩、就寝前に読んでいた小説の中で村上春樹さんがこう言っていました。
「行動の反復によってのみ偏在的傾向の普遍化は可能なのだ」
なるほど、共感です。
何事も習慣化してしまえば、痛みは伴いません。だって歯磨きしないと気持ち悪くて眠れないですよね、要はその段階に至ればこちらのものなのです。


次にプログラミングに関してですが、これもうだうだ続けてきたので今年くらいは本腰据えて取り組みたいですね。
恐らく今年の前半は忙しくなると思うので、落ち着きそうな後半くらいから本格的に着手したい。ただ、別にプログラマーを目指してるわけではないので深入りはしないです、何事にも食指を伸ばせばいいって訳でもないので。あくまで「選択」と「集中」です。

僕は今大学3年生ですが、「今年は就活の年だから」などあーだこーだ書くつもりはないです。
就活はあくまでも手段の一つで、誰もが通らねばならないレールだとは思ってないし、別に2012年最大イベントだとも毛頭思ってないからです。
だからといって疎かにしてもいいわけではないですが。

去年書いた抱負よりも幾分、おとなしくスリムな内容になりました。
2013年の僕がこの文章を決意をどういった気持ちで見返しているのか、それは今の僕、明日の僕、来月の僕、2012年綿々と続いていく「自分自身」にかかってるんですよね。
そんな当たり前のこと思い起こしながら。
今年も一年よろしくお願いします。
大学生ブログ選手権

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