#⑧続編
1週間ではなく、10日間というのがこのヴィパッサナーの肝なのかもしれない。
どれほど長い一日も、明けない夜はない。
イェール大医学部で勉強している、というザ・夢を見て目覚める。
朝起き、眠気まなこでふと思う。
今日という自分にとって何気のない日も誰かにとっては"はじまり"の日であり、また誰かにとっては"最期"の日であるということを。
部屋のトイレの便座にヤモリがいる。
仕方なく、公衆トイレへ向かう。そこにもヤモリがいる。
"諦観"というのはこうゆうことを言うのか。笑
毎朝起きて必ず全身に日本から持参した虫除けスプレーをふりかけ、部屋に蚊帳もあるのに蚊に刺され続ける。かといって、蚊でさえ殺傷は禁じられている。
なんだかRADWIMPSの「おしゃかさま」から「DADA」の連なりが頭にイメージとして浮かぶ。
カラスが増えたから殺します。さらに猿が増えたから減らします。でもパンダは減ったから増やします。けど人類は増えても増やします。
僕らはいつでも神様に願って拝んでても、いつしかそうさ僕ら人類が神様になってたの。何様なのさ。
生きてる間すべて遠回り、すべて大回り、なのにそれなのに。近道探してみて小回り、お巡りに見つからないようにばっかり。
あげくの果ては拝み神頼み、少しでも楽に他人よりも前に。叶わぬと知るや否や嫌みひがみ鬼畜の極み南無阿弥陀仏。
卒倒事件以来、フルーツを意識的に多く摂るようにして快便になった。
前にも書いたけれども、とにかくここの果物は種が多く、食べにくい。(果物の品種改良がなされているか否かも先進/後進を隔てるものなのかもしれない)
日に日に、口の中で種をより分け、吐き出す技術が向上していく。
それでもまだ、立ちくらみの頻度は思うように減らない。あと数日の辛抱。
日本で毎朝食べていたフルグラが恋しい。
〜〜〜〜〜〜続きは「note」で公開中。
【瞑想記一覧】
■出発する直前
■インドへ到着
② 悟性へと続く途
■いよいよ修行開始
■修行の後半戦
■最終日
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