Each day is a little life: every waking and rising a little birth, every fresh morning a little youth, every going to rest and sleep a little death. - Arthur Schopenhauer
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2013年12月23日月曜日

ニーナ・マイヤーズの所業


『24』のシーズン1を観終わった人が、もっとも深く驚き、ショックを覚えるのは、まず例外なくニーナの裏切りではないでしょうか。

ぼくもその一人です。
『24』では裏切りが常態化し、誰も信用できない。
視聴者側からみると、ニーナは真っ先に疑われそうな存在です。
製作陣は狡知を利かせ、ストーリーの早い段階で、ニーナに意図的に嫌疑をかけ、それを晴らしておきます。
このワンクッションを置いたことで、シーズンの最終エピソードでのニーナの裏切りはにわかに信じがたかった。

ですが、彼女が突然、セルビア語?を話始めたとき、点と点がつながり始まるのです。

考えてもみれば、ニーナは本来、バウワー夫妻にやっかみを抱いてもおかしくない存在です。
なのに、普通では考え難いほど、親身に、必死に彼らに協力していた。

まあ、こんな個人的な失望を寄せた感想なんてどうだっていいんです。
ニーナに好意を寄せていた僕は、まんまと騙されたことが悔しくてたまらないんです...。笑

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2013年10月7日月曜日

米ドラマと日本のドラマの決定的な違い―『HOMELAND』エピソード6をみて


『24』の制作陣による、『HOMELAND』という米ドラマをここ3日間くらい観ていました。
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先日の『ゼロ・ダーク・サーティ』といい、なぜかCIAものというか、諜報ものが意図せず続いているのですが、ハラハラする展開云々というよりも、頭脳明晰なエージェントたちが集う国家の諜報機関のエース級たちが緊急事態にいかなる行動準則を瞬時に編み出していくのか、勉強になるというか、そっちのほうが僕的には面白いです。

物語のあらすじとしては、死んだとみられていた米兵捕虜ブロディが救出され、米国の英雄として担ぎ出されます。
CIAエージェントのキャリーがバグダッドで死刑執行直前の、死刑囚から米兵がアルカイダに寝返ったという情報を耳にします。(当然、死ぬ間際にわざわざ口にした情報なので、信憑性は高い)
ところが、確証というか、裏付けはないし、ヒーローとしてブロディを描き出したいCIAや政府の思惑とは反することになる。
そこで、彼女ひとりで極秘にブロディを監視し、証拠を掴むべくオペレーションを開始するわけです。



はじめは、ブロディの自宅に監視カメラを設置するなどして、様子を伺っていたのですが、結局決定的な証拠はつかめず、ついに人権に反するなどの理由から、監視カメラでの監視を諦めざるを得なくなる。
最終手段として、直接ブロディにコンタクトをとるキャリー。
ここから日本のドラマだったらありえないと思うんですが、コンタクトをとったその日に二人で酒を飲みまくり、そのままヤってしまうという...。
なんともアメリカらしい。
そもそもアメリカというのは、父親像であったり、夫像であったりが強烈に意識されている気がしてなりません。
そのわりにセックスは簡単に誰とでもやってしまう。
「ドラマトゥルギー」の観点から、日常で彼/彼女らが演じているアイデンティティの諸相をみるとアメリカほど分析がいのある国はないのではないでしょうか。
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