『24』のシーズン1を観終わった人が、もっとも深く驚き、ショックを覚えるのは、まず例外なくニーナの裏切りではないでしょうか。
ぼくもその一人です。
『24』では裏切りが常態化し、誰も信用できない。
視聴者側からみると、ニーナは真っ先に疑われそうな存在です。
製作陣は狡知を利かせ、ストーリーの早い段階で、ニーナに意図的に嫌疑をかけ、それを晴らしておきます。
このワンクッションを置いたことで、シーズンの最終エピソードでのニーナの裏切りはにわかに信じがたかった。
ですが、彼女が突然、セルビア語?を話始めたとき、点と点がつながり始まるのです。
考えてもみれば、ニーナは本来、バウワー夫妻にやっかみを抱いてもおかしくない存在です。
なのに、普通では考え難いほど、親身に、必死に彼らに協力していた。
まあ、こんな個人的な失望を寄せた感想なんてどうだっていいんです。
ニーナに好意を寄せていた僕は、まんまと騙されたことが悔しくてたまらないんです...。笑
24 -TWENTY FOUR- シーズン1 キーファー・サザーランド,レスリー・ホープ,エリシャ・カスバート,サラ・クラーク,デニス・ヘイスバート 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン 売り上げランキング : 2021 Amazonで詳しく見る |
【前回のアメリカドラマの話題】⇒「米ドラマと日本のドラマの決定的な違い―『HOMELAND』エピソード6をみて」
0 件のコメント:
コメントを投稿