Each day is a little life: every waking and rising a little birth, every fresh morning a little youth, every going to rest and sleep a little death. - Arthur Schopenhauer
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2013年3月28日木曜日

AdeleとBruno Mars


自分のなかでは、Alicia Keysが殿堂入りの地位を確立しているのですが、(新譜ではとくに"One Thing"がお気に入りです)
Adeleもだいすきです。もちろん、"21"が数々の音楽賞を受賞したように、すごく評価の高い女性アーティストなのですが、やはり普遍的に響く音楽は往々にしてシンプルなものなのかなあと、そんな当たり前のことを思いました。
声に力強さがあって、ギター一本やピアノ一つで旋律を奏で、共振する言葉をのせていく。
男性でいえば、John Mayerはもともとそうだし、女性でいえばDemi Lovatoもアーティストとしての才能をシンプルな形で表現しているように思います。("Skyscraper"なんて何度聴いたことか)

Adeleのなかでは、とくにこの曲がお気に入りです。
前に和訳もしました。

孫さんが先日、つぶやいていましたね。




Bruno Marsもだいすきで、ライブでCDとほぼ変わらないパフォーマンスを毎回、しててアーティストの中のアーティストだなーとつくづく思います。
べつにどーってことはないんですが、
この"When I Was Your Man"と"Someone Like You"が同時に頭に浮かんで、二つを二つが照応し合うアンサーソングとして聴くと、なかなか趣深い。

2012年6月25日月曜日

心地良い音楽40連発


朝ききたくなるような、みずみずしくて心地良い音楽。
ちょっとにおさめるつもりが40曲をゆうに越えてしまいました。
いつもどおりmstrpceにまとめました。ALL PLAYで作業用にも使えます。

  1. Half of My Heart/ John Mayer
  2. Beautifully/ Jay Brannan
  3. Every Teardrop is a Waterfall/ Coldplay
  4. If I Ain't Got You/ Maroon5
  5. Simple/ Mr. Children
  6. Bulit to Last/ Mêlée
  7. 裸の太陽/ YUKI
  8. Always Love/ Nada Surf
  9. 渚/ スピッツ
  10. Bubbly/ Colbie Caillat
  11. 素直なまま/ 中島美嘉
  12. Doesn't Mean Anything/ Alicia Keys
  13. どんどん季節は流れて/ 七尾旅人
  14. Banana Pancakes/ Jack Johnson
  15. このまま/ Def Tech
  16. You and I Both/ Jason Mraz
  17. Break Boy in the Dream/ 環ROY
  18. Ég Anda/ Sigur Rós
  19. Garden/ Sugar Soul
  20. Dreams Don't Turn to Dust/ Owl City
  21. サラウンド/ クラムボン
  22. High and Dry/ Radiohead
  23. 翌日/ Syrup 16g
  24. Try with Me/ Nicole Scherzinger
  25. 幸せをありがとう/ ケツメイシ
  26. Horizon/ Nujabes
  27. Sorrow/ Steady&Co.
  28. Never Let You Go/ Third Eye Blind
  29. For You I Will/ Teddy Geiger
  30. 染まるよ/ チャットモンチー
  31. Alien/ Thriving Ivory
  32. Every Breath You Take/ The Police
  33. Better in Time/ Leona Lewis
  34. Sooner or Later/ Mat Kearney
  35. Stat/ Lisa Loeb
  36. Shuffle/ Bombay Bicycle Club
  37. I'll Be/ Edwin McCain
  38. Path/ toe
  39. カルアミルク/ 岡村靖幸
  40. Life/ Des'ree
  41. Over the Distance/ 矢井田瞳
  42. Let It Down Slow/ Spiritualized
  43. Champagne Supernova/ Oasis

大学生ブログ選手権

2011年11月21日月曜日

『国連の政治力学- 日本はどこにいるのか』、『国際関係論- 同時代史への羅針盤』

Belief/ John Mayer




本を2冊ほど読んだので、軽く紹介。

まず1冊目『国連の政治力学- 日本はどこにいるのか』
筆者の北岡伸一さんは日本政府国連代表部次席代表として、現場で勤務なさっていました。
その時の経験を元に、現場の視点を含んだ論考となっているので臨場感・リアリティがあってサクサク読み進められました。

第に「国連の政治力学」とあるように、国連のダイナミックスが描かれています。
国連に集まる各国にはそれぞれの国益があり、それを調整する場として国連は機能します。
微妙な駆け引き、心理戦、国連とはいえども国と国同士が話し合うわけではなく、各国から代表して送られてきた「人」と「人」が話し合います、当たり前ですが。
つまりそこには外交、交渉があります。
外交に関して北岡さんが興味深いことを書いていらっしゃいました。
外交は知的格闘技である。外交はお金と違う。お金は使えばなくなるが、外交は適度に使えば、さらに強化される。筋肉を適度に使えば発達するのと同じである。
北岡さんは国連改革推進派の急先鋒でもあります。現在のP5は周知の通り、米・中・露・英・仏ですが、ここに日本が入っていないのはおかしいというわけです。
日本のような、核を持たず、アジアの国であって、途上国経験を持つ、シヴィリアン・パワーが、安保理の常任理事国となることは、重要であり、むしろ日本の責任というべきだろう。それはたんなる日本の国益を超えた、世界秩序に対する日本の責任である。こうした大義があり、ある程度の展望があるとき、日本は当然、全力でこれに取り組むべきであろう。 
日本が常任理事国の中の国と比べても、多額の負担金を払っているという事実も当然挙げていらっしゃいます。
一部に、日本が常任理事国に入って、国連はどう変わるのか、あるいは、日本は常任理事国になれば、どのようなことをするのかと尋ねる人がある。私は、これは問題の立て方が間違っていると思う。現在、日本は、常任理事国のすべてとは言わないが、そのいくつかの国を上回る貢献を、すでに行っている。つまり、日本は常任理事国になっているのが当然なのであって、現状は差別を受けているといっても過言ではない。常任理事国入りは、この差別を是正するだけのことである。 
歴史認識・教科書問題にしてもそうですが、それほど歴史というものは重みがあり、変えるのが難しいということですかね。
あと、日本がこれまでODAなどを介して行なってきた海外援助に対しても、興味深い記述がありました。
日本の援助に哲学があるとすれば、それは「自助」である。明治以来、敗戦後の一時期を除き、日本は外国の援助なしに発展した。自ら努力する国を助けること、言い換えれば、主役は現地の人であって、国際社会ではないということが、重要だ。これをオーナーシップと呼んでいる。日本は堂々とオーナーシップを主張して、腐敗した政府はバイパスして、村おこし、教育、病院、井戸掘りなどをやっていくことがよいと思う。
続いて2冊目に『国際関係論- 同時代史への羅針盤』という中嶋嶺雄さんの本。



冷戦のすぐ後に書かれた著作だけあり、時代の切迫感と言うか自体の深刻さが新鮮でよかったです。
そもそも国際関係論とはなんなのか、国際政治学を敷衍したものではないのか。
博覧強記な筆者の知識に基づいた深い考察には脱帽です。専門は中国研究ということでしたが、射程が広い。


様々なディシプリンが重複し、マクロ視点として国際関係論はある。
そして個々がミクロ視点として特定の地域に根ざした専門的知識を持つことも奨励していらっしゃいます。
ミクロとマクロの両方の視点を見につけて、その両方を絶えず行き来きすることが重要だということです。


重層的に折り重なった国際政治の巨像を包括的に理解するためには上記のように適宜、諸相を切り取って検討・考察してはじめて全体像がつかめるということですね。
大学生ブログ選手権

2011年9月6日火曜日

アイディアが実る木

Gravity/ John Mayer


アイディア。
ふわふわしていて、ぐしゃぐしゃで、ばらばらで。
インタンジブルでつかめない。
ひねり出そうとすればするほど、するすると遠ざかっていくように。
手を伸ばせば伸ばすほどに、掌をすり抜けていくように。

意識は持っておくこと、アンテナは張っておくこと。

PARTYの中村さんが推薦していた図書『アイデアのつくり方』読みました。



アイデアとは既存の要素の新しい組み合わせ以外の何ものでもない。
純粋なオリジナルなんてありえないんです。
コトバを話している時点で。
だれかに聞いたコトバ、本で読んだコトバ。
目にしたモノ、耳にしたモノ。

見たことのないモノ、聞いたことのないモノ、触れたことのないもの。
この世にないものから、この世にないものを創り出すのは不可能なのです。
それを認識することからアイディアの創成ははじまります。


コペルニクスが唱えた地動説も、進化論のダーウィンも古い学者たちの研究してきた学説を土台に自分の論にたどり着いているのです。
無数に散らばったアイディアのピースの相関性を看破し、体系づけてパズルを完成させたときはじめて1つのアイディアが生まれるのだと思います。


上記の図書の筆者であるジェームズ・ヤング氏はこう語ります。
事実と事実の間の関連性を探ろうとする心の習性がアイデア作成には最も大切なものとなるのである。
ヤングさんはアメリカ広告業界のトップをひた走っていました。彼は言います。
広告のアイデアは、製品と消費者に関する特殊知識と、人生とこの世の種種様様な出来事についての一般的知識との新しい組み合わせから生まれてくるものなのである。
本書では特に後者「一般知識」の重要性を特に強調していました。
一般知識とは要するに世の中に散らばるパズルのピースです。
何も広告に限ったことではなく、それこそ森羅万象すべてです。
興味の幅が広ければ広いほどいい。
だから、どれだけ広告を研究しても、秀逸なアイディアを分析しても関の山。

初対面でも朝まで飲み明かし、語るとわかりますよね。
哲学を持っている人なのか、否なのか。
自分の中に軸を持っていて、好奇心旺盛な人は楽にアイディアを生み出せるのかもしれません。

そしてアイディアが孵化する瞬間は至極なにげない瞬間であることがおおいとおっしゃっています。
とくにリラックスしている時。
お風呂に入っている時やソファで横になっている時。
ぼくなんかはタバコを吸っているときによく良いアイディアが思い浮かびます。そして瞬時にiPhoneにメモをとることにしています。

ぼくは大体、週5くらいアルバイトをしています。
時間が拘束されて、やりたいことができない。アルバイトをしていないほかの学生と差がついてしまう。
それは言い訳にはならないんじゃないかと思っています。

アイディアを生み出してくれるぼくの頭は、ぼくがどこにいっても何をしていても常にぼくのそばにいてくれます。
体が単純労働をしていても、頭を休ませるのも働かせるのもぼく次第なのです。

だからメモ帳とボールペンだけは常にポケットに忍ばせています。

点と点が繋がる瞬間は、ぼくの自由の効かない範囲の領域かもしれません。それはただぼくがまだ未熟なだけかもしれませんが。
ただ、その準備をしておくこと。全方位にアンテナを張っておくこと。種をまいておくこと。
それはぼくが意識すれば行えることです。

アイディアが宿る木には、肥えた土壌、適切な水やりと手入れ、良質な環境が必要なのかもしれません。
大学生ブログ選手権