もちろん、他にもいろんなバイトも掛け持ちでやってきましたが、唯一今に至るまで続いているのがこのバイトで。
なぜかといえば、あらゆる人たち、所得階層を問わない老若男女の人たち、それも全国各地、世界各国から来る人々とコミュニケーションを取れるからというが理由の筆頭にあります。
外国のお客さんが来れば、ぼくが接客することになっているので外国語を使う機会にも恵まれます。
それぞれがそれぞれのテーブルで話に夢中になっているわけです。
そのどれもが面白おかしくて、勉強になって、いろんな世界がみえてくる。
『考具』にも書かれていましたが、普段から聞き耳を立てること(たとえば電車のなか)の効用が強調されていましたが、まさしくバイト中はその宝庫だと思ったわけです。
ネタの引き出しを増やす意味でもブログに備忘録的に書いていけば、なかなか面白くなるんじゃないかと。
ただボヤボヤと何も考えずに労働に明け暮れるよりは、人々の世間話に聞き耳を立てて『聞く力』を養いながら、バイトに目的を付与することができれば充実感も増すんじゃないかと。
てな訳で連載形式で実験的に10日分くらいやってみます。
2/26 『ブラック』
よく来る中古ディーラーの社長さん。
領収書切るときに、名刺がみえたので、気になり、家に帰って社名をググった瞬間、予測変換で「ブラック」と出てきて苦笑。
はじめてみたときからそんな雰囲気は漂っていた。
「08は全滅、09は二名、去年は全滅」など、新卒社員の残社状況を悠然と語っていた。
2/27 アンチ・ベジタリアン
彼は野菜を断固受けつけないらしい。
基準となるのがペヤングのカヤクだようで、それ以外は全く受けつけないのだとか。
そんな彼にとってはもんじゃは地獄絵だそうで。
3/2 ドワンゴ面接
就活真っ只中の理系就活生3人。
ドワンゴ(dwango)の面接で相当絞られたそうで。
「独力でなにかをつくったことがあるかを尋ねられて」「オセロ」と答えたら、具体的なソースコードまで突っ込まれて、その意図まで追及されたそうです。
Androidアプリをつくる会社で志望動機をうまく説明できないことを、3人ともが苦悶していたのが印象的でした。
3/5 全日本綱引き選手権
お客さんによるとBSで放送していたらしいです。
何が凄いって大阪のおばはん達が鬼の形相で白目むきながら力いっぱい綱を引いていた姿だそうです。
3/6 「そらアカンやろ、マカ飲まな!」
関西人は総じて、この手の話題が多いですね。笑
3/7 ILMALI現る
お客さんが先日、RIP SLYMEのILMALIに遭遇したらしいんです。
写真をお願いしたところ、ちかくにいたメンバーをみんな集めて撮ってくれたそうです。
真のイケメンや。。
ニューヨークに数年住んでいたという会社員の人。
周知のようにセントラルパークは散歩やジョギングに最適だし、なんといってもNYは少し郊外へ行けば未だに田舎だということ。
3/9 器用な清隆
おじさん「お兄ちゃん、彼女何人いるの?」
俺「いや、一人ですけど」
おじさん「おじさんなんか、常に2〜3人はいるぞー(自慢げに)」
俺「いやー、僕そんなに器用じゃないんで」
おじさん「まあおじさんは器用だぞ。名前も清隆だし」
話は変わり...
俺「僕、来月インド行くんですよー」
おじさん「いいな。でもいいか、そしたらインドの女性と☓☓☓するんだぞ。それが本当の意味で世界を股にかけるっていうこっちゃ」
3/10①アッキー居酒屋にロックフェラー現る
先日、話題になりましたよね。安倍首相の奥様、昭恵夫人が内神田にオープンした居酒屋「UZU」。
お客さんが、この前行ってみたそうで。そしたら、隣の席に、異様な雰囲気の外国人の方がいて、じつはロックフェラー財団の方だったらしい。(直系の)
毎日、ゴロゴロ有名人が出入りしているんでしょうね。
②慶應の女の子
何気なくお客さんが話していたこと。
行きつけのお店のバイトの子が慶應だそうで(ちなみにお客さんも慶應卒らしく、後輩にあたる)
「いやー、やっぱりバイトで慶應くらいになると、楽だよ。話ができるじゃない、"ハナシ"が」と
一般的なフリーターのアルバイターへの批判ともとれるようなことをおっしゃっていた...。
③宇宙兄弟ならぬ「もんじゃ兄弟」
パーマをかけて以来、宇宙兄弟って言われることが多かったんですが、昨日からは常連さんに「もんじゃ兄弟」と呼ばれるようになりました...笑
#2へ続く...。
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