Each day is a little life: every waking and rising a little birth, every fresh morning a little youth, every going to rest and sleep a little death. - Arthur Schopenhauer

2013年3月18日月曜日

WBC準決勝、プエルトリコ戦を終えて


早起きして、父親と共にテレビに張り付いて観戦していました。
能美のただ1球、あの甘く入った球が痛かった。
アメリカ入りしてから吹っ切れたと思っていた打線も沈黙。雰囲気に飲まれてしまっていた印象。
あまり順番とかは気にせずに、外国選手相手に無双だった牧田を早め早めで投入していれば、とも思いましたが。
井端は相変わらず安定感のある信頼のおけるバッティング。






井端の奥さん河野元アナが何度もテレビに写ってました。
8回のサインミスについては、痛すぎましたね。あの場面で。
せっかく山口が流れを作ってくれていたので。


WBC。開幕当初は阿部が間違いなく世界有数のキャッチャーだと誰もが思っていたとおもうんですが、やっぱり世界は広い。
プエルトリコのモリーナ。彼一人の存在があまりにも大きかった。
たったひとりでチームをあそこまで、昇華できるなんて。
野球におけるキャプテンシーの重要性ですね。


一応、プエルトリコはアメリカ領ですが、良いチームでした。
ドミニカ対プエルトリコになれば、かなりの盛り上がりになりそうです。


後の祭りの負け犬の遠吠えになってしまいますが、やはりメジャーリーガーも使って、本当の野球世界一決定戦がみたかった。
チームとしては怪我のリスクもあるし、メジャーリーグに調整を合わせて欲しいというのも分かるのですが、事実メジャーリーガーをたくさん使っている国もあるので、やはりWBCという国際大会としての明確かつ統一された規準がほしいところです。


そしてこれがサッカーとのスポーツとしての文化の成熟度の差なのかとも思います。
ただでさえ、野球には場所や道具にお金がかかる。
世界的にみれなまだまだマイナースポーツなのに、既得権益が絡みついている。
人気の低下が心配されるなか、国際基準も定まって行かないようじゃ、競技人口のパイも縮小していかざるをえなくなっていく。

経済的豊かさでいうとプエルトリコの強さには脱帽です。
おそらくそれを逆手に取ってストリートで鍛え上げた技術とハングリー精神があると思うんですが。
日本全体にいえることとしては、豊かさの裏返しとしてのハングリー精神の欠乏ですよね。
特に相撲なんかで顕著じゃないかと、幕内はモンゴル力士ばかりですし。


この前、香川のハットトリックが話題になったように、唯一サッカーが年々強化していってるスポーツだと思うんですが、これは日本におけるメジャースポーツであり続けた野球の人気低下の裏返しだと思うんです。
サッカーに関していえば、ハングリー精神云々ではなくて、競技人口が増えた分、運動神経が良い人の割合も当然、母数として流れ増えたのがあると思うんんです。
この論理でいうと、数年後の全競技において中国が派遣を握っている蓋然性はかなり高いと思います。


いずれにしても、選手のみなさんお疲れ様でした。
ひさびさにアツイ気持ちになれました。

【WBCに関して】

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