Each day is a little life: every waking and rising a little birth, every fresh morning a little youth, every going to rest and sleep a little death. - Arthur Schopenhauer

2014年5月21日水曜日

なぜか分からないけれど、「猟奇的な彼女」を立て続けにみてしまった


おととい原作、きのうリメイクと、なぜだか立て続けに「猟奇的な彼女」を鑑賞。
韓国映画でいちばん印象的な作品は「私の頭の中の消しゴム」で、けっきょく切ない愛の物語が好きなのかなーって笑
韓国の映画は総じて、シナリオがすごく練られているイメージ。
この作品なんかは、ヒロインがシナリオを書くことを趣味しているだけあって、途中途中で彼女が書いたシナリオの物語を主人公たちが演じるシーンが挟み込まれて、それもまた魅力なのだけれど、やはり物語の最大の魅力は映画のはじまりから、終わりまで伏線が散らばりつつ、エンディングに結実していく過程の描き方がすばらしいこと。
ツッコミどころもありつつなのですが、純粋な気持ちで観れば、純粋に「ああ、いい話だな」って思える展開。
リメイクとはところどころの設定が微妙に異なっていたり、セリフの言い回しが違かったりと、それもまた楽しめるのですが、宿命として原作には勝てない。
それでなぜかエンディングではTaylor Swift "Back to December"が頭のなかで流れて。


原作も観てるし、わざわざリメイクを観る必要もないのですが、たんにヒロインが「24」でジャックの娘(キム・バウワー)として出ていたエリシャ・カスバートだったので笑
「in NY」の方がメッセージが直裁的で、再会の木の下にいた老人が、「運命は神様によって決まってる。だから彼を追うことは運命を曲げること」と運命を信じてやまないジョーダンに「こう考えてみたら」と語るセリフがその全てを物語ってるかと。
運命を曲げるのが―君の運命なんだと。
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