Each day is a little life: every waking and rising a little birth, every fresh morning a little youth, every going to rest and sleep a little death. - Arthur Schopenhauer

2012年4月28日土曜日

読書『25歳からのひとりコングロマリットという働き方』本田直之、おちまさと著


本田直之さん・おちまさとさん共著『25歳からのひとりコングロマリットという働き方』を読みました。

ノマド的生き方の具体的指南書。
ライフスタイルにおける要素を5つに分解して、著者たち自身の生き方と照らし合わせながら提案している形。
  • 仕事
  • プライベート
  • 自己管理
  • 人脈
  • 資産管理
特に注力して書かれていたのが「仕事」の項。
仕事はお金、社会貢献、自己実現、時間の使い方、出逢う人などと深く関わっているからです。

[気になった箇所の備忘録]


会社に勤めながらいくつかの仕事を持っていたとしても、ひとりコングロマリットの場合、それらは「本業と副業」ではなく、全部まとめて「複業」なのです。
老子「生きることの達人は、仕事と遊び、労働と余暇、心と体、教育と娯楽、愛と宗教の区別をつけない。何をやるにしろ、その道で卓越していることを目指す。仕事か遊びかは周りが決めてくれる。当人にとっては、つねに仕事であり遊びでもあるのだ」
「進化のある現状維持」
要するに行動の指針に「幅を持たせること」を説いているのではないでしょうか。
それは単なるリスクヘッジなのではなく、シナジー(相乗効果)を生み出すような関係性を持った生き方。

今著は個々の生き方、ライフスタイルに焦点があたっていますが、個々の思考力の指南書としてはちきりんさんの『自分のアタマで考えよう』を薦めます。



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