Each day is a little life: every waking and rising a little birth, every fresh morning a little youth, every going to rest and sleep a little death. - Arthur Schopenhauer

2011年9月30日金曜日

東京大学本郷キャンパスに行って来ました

Take Me Somewhere Nice/ Mogwai


学校が終わり、急いで淵野辺から本郷三丁目まで。
東大の本郷キャンパスに行って来ました。

目的はインターンのミーティング。
前回は青山に来てもらったので、今度はこちらが行きました。
おそらく次回は慶應で。

着くなり、赤門がお出迎え。


キャンパスの広さに驚きました。
フロリダ大学はこんなものじゃなかったですが。笑
さすが国有地ということで。

あとはある建物がいちいち荘厳なんですね。
なんか欧米の名門大学のような。
アメリカから帰国する前に、大学院偵察で何校か回ったのですが、シカゴ大学など由緒正しき学校のような出で立ちでした。
憧れるなあ。
自分の進路の選択肢にはあるので、それをイメージしながら興味深くキャンパスを見つめていました。

キャンパス内はとてもグローバルで、特に中国人が多くいた印象です。
英語もそこらじゅうで聞こえました。

それにしても女の子がいない...。笑
男性が本当に多い。

あとは、学内のPCがすべてMacでしたね。

MTGは良い感じで進行して、2度くらいブレークスルーがありました。
本当に優秀なメンバーとやれてて、自分自身成長できてる気がします。ありがたいです。
夕食はあの有名な赤門ラーメンを食べようと思ったのですが、売り切れだったので別のものを食べました。

キャンパスが閉まってからは近くのスタバに行って、MTGの続きを。

また明日も予定が盛りだくさんです。
夜は再びインターンMTG。
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2011年9月27日火曜日

Days are rolling on.

My Reply/ The Ataris


Ever since I got back from Florida, I feel that time has started to pass me by so quickly.
It's been almost 5 months since I left there.

Past months I have been pretty busy, doing intern, business competition and stuff.
But pretty much that's how I have been doing in whole my life.
I always set a clearcut goal ahead of me, forcing me to work harder in order to get better and better through it all.

Lazy as I am, I know I always have to have something that I can't reach that easily.
Without me making that kind of situation, there's little possibility that I go higher the day after.


Looking back, I think I could say that I've been successful in reaching to what I wished to have.
Nevertheless, I don't feel satisfied, because there's always another goal coming up from the back every time I get one.

Honestly, I don't have anything in particular on my mind to write about.
Well, I think that is a good case though.
As there is a saying, "No news is a good news"
I just need to keep on doing what I've been doing.
Thought it might be a good idea to write blog in English on occasion like this:)
大学生ブログ選手権

2011年9月26日月曜日

現代サッカーにおけるキングカズのシザース

このまま/ Def Tech


昨日、横浜FC対FC東京、ディビジョン2の試合を観戦するため国立競技場に行って来ました。
FC東京対キングカズっていう裏の構造があるのですが。笑
J2なのにかなりサポーターで埋まっていました。
FC東京は現在J2、一位。ただ、J2はいま混戦模様なので、どうなるかわかりませんが。

ぼく自身にとってもJ2の試合を観るのは人生初でした。
サッカー界の生ける伝説カズの現役をみるのはかねてからの願いだったので、今回実現してすごく嬉しかったです。

カズはフォワードで先発。
前半終了間際に、お得意の(みえみえw)シザースで観客を沸かせていました。
何本かいいクロスも上げていました。
現代サッカーではシザースフェイントも徐々に廃れたものになってきましたね。
C・ロナウドが一回またぐくらいですよね。
シザースはスピードあるドリブルがあってはじめて効果的になるという側面があるので。

後半に突入すると、さすがにカズにも疲れがみえました。
サイドの駆け上がりが明らかに遅れているし、ディフェンスで手一杯の感じに見えました。



参考記事: 9戦ぶりスタメン 敵地“カズコール”に「感激しました」

試合は3-0でFC東京の勝利。羽生が2得点。
石川が後半から途中出場していましたが、キレキレでした。大好きな選手の一人。

にしても、サッカー観戦しながら飲むビールは最高に美味いですね。

今野は素晴らしい選手ですね、改めて実感しました。
とにかく視野が広い、クロスも正確。

カズと途中交代でフランサが入りました。
あの元柏のフランサ。
どすこいドリブル。笑 風格がありました。笑

試合のあとは歩いて六本木まで散策。
その間に神宮にあるバッティングセンターで遊びました。
歩いている途中に乃木希典邸があり、少し外から見学。



六本木周辺は散歩するには発見が多い。

いつものようにばくだん屋で食べようと思ったのですが、謎に開店しなかったので、竹虎というラーメン屋さんでご飯を食べました。



そのあと渋谷に移動して銭湯へ。

そんな感じで有意義な休日を過ごしましたとさ。
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2011年9月24日土曜日

きゃりーぱみゅぱみゅから見た「大学生の就活」

PONPONPON/ きゃりーぱみゅぱみゅ


大学3年生になってから半年以上が過ぎました。後期に突入です。
大学生活の6/8が終わり、大学生活も残り少なくなって来ました。
ぼくの周りではにわかに「就活」という言葉が飛び交うようになってきました。
あたかもそれが当然であるかのように。
その「当たり前感」に違和感を覚えずにはいられません。
漂う空気、敷かれたレール、慣習に従うことによる安心感。
そんなものは虚構だと思ってます。

人生は一度で、時間は限られている。
子どもの頃、高らかに抱き作文にしたためた将来の夢は一瞬にして周りの空気の渦にすくめとられていく。

これまで過ごした人生の意味は、これから過ごしていく人生の価値は霞んでいく。
突然、勉強をはじめるSPIや一般常識。面接の作法、決め台詞。
そんなの詰め込んだだけの常識で言葉で行いで、これまで自分が20年余をかけて得た自分という人格にモザイクをかける。
自らのアイデンティティに無理やり継ぎ接ぎを作るように。

漠然と幼い頃から電車に乗るたびに、座席に埋もれるようにして居眠りをしているサラリーマンの徒労しきった顔を見かける度、一種の恐怖感を抱いていた。

与えられたたった一度の人生をあらかじめ敷かれたレールに沿って、進んでいくのに疑問符を抱かずにはいられなかったのです。

時間が経つにつれて、社会の仕組みを少しずつ理解し始めました。
学内テスト、受験、就活。
社会は個人を掠めとっていきます。

大学生も後半に差し掛かるとだれもが、焦りや戸惑いを抱き始めます。
急にESで「あなたの強みは?」「将来やりたいことは?」などと聞かれ、真正面からそんなものに対峙したことがないことに気付かされるのです。
今までもとりあえず高校に入り、とりあえず受験をして大学に入って、とりあえずサークルに入って、とりあえずインターンをやってきたからです。
自分の内からフツフツと湧き出てくるような使命感や、絶対にコレというものを得られる人は少数派ではないかと思います。

大学に入ると同時に、多くの人が髪を明るく染め、ピアスを開け、自分なりのファッションをして大学に通い始めます。
これまでの義務教育の中の校則で自由を縛られてきたことによる反発によるものだと思います。
特に野球部時代に丸坊主だった人が長髪にするみたいに。笑

もうちっぽけな校則なんかからはおさばらだと思った矢先、日本の社会はそんなに甘くありません。
皆がスーツを来て、皆が髪を黒く染めなおし、ピアスを外し、学校に来るようになります。
ぼくもそんなひとりです。


アメリカで2年間過ごしたからこそ日本に窮屈感を抱くし、嫌悪感を覚えます。
ただ、それに恭順に従っている自分には失望感を思えます。
無力感や虚脱感が日に日に増す中で、きゃりーぱみゅぱみゅはどうでしょうか。

真っ直ぐに生きています。
「就活」という枠の外の一番端っこでキラキラ輝いています。
大抵の人なら、「コイツなにやってんだ」「大丈夫か?笑」とか思うかもしれませんが、羞恥心なんてほんの一瞬の感情です。
空気感を無視すること、グループから逸脱するような立ち振る舞い、常識に従わない行動。
そんなことをするのは怖いです。嘲笑されたり、バカにされるかもしれないからです。
でも人生は一度です、だれもが何十年後かには死にます、屍です。

死ぬ瞬間に誰が「一瞬の恥」を思い出すでしょうか。
むしろ「自分らしさを見いだせなかった人生」に恥ずかしさを覚えるのが関の山ではないでしょうか。

きゃりーぱにゅぱにゅを見ているととても羨ましい気持ちになります。
大学生が将来に悩んでいたり、就活のあり方について議論しているのさえばからしくなります。

きっとぱみゅぱみゅに就活について聞いても「なにそれ?」「おいしいの?」
そんなところでしょう。
自分らしく、社会の中の当たり前に縛られない人々からしたら「就活」なんて知ったことじゃないし、糞食らえなわけで。
そんなことにぼくらは奔走してるわけで、悲しい訳で。


「もっと自由に生きればいいのに、自分らしく自信を持っていけばいいのに」
そんなメッセージをぱみゅぱみゅから感じずにはいられません。
大学生ブログ選手権

Play that sound of silence loud.

Gobbledigook/ Sigur Rós


別世界、草原がどこまでも広がっていて、音なんて存在しなくて、自然と自分以外に何にもなくて、そんな世界に行ってしまいたい。
アイスランドに行きたい。

体調が悪くて、靴擦れMAXで、財布を落として最悪な日でした。昨日は。
だから今日も基本はじっとしていました。

さすがに夕方になってお外に出かけましたが、体調は優れません。
渋谷のJelly Jelly Cafeという新しいカフェでまったり。


立て続けに不幸が起こるとオチるところまでオチますね。
そんな折に『ウシジマくん』なんて読んでしまった日にはもう大変です。
それでもウシジマくんの世界の人々の苦労に比べたら自分なんて天国にいるわけで、カイジの地下帝国に比べたら自分は極楽浄土にいるわけで。
なんとなく気が楽になりますね。笑


学校もついにはじまり、ゆるい生活をしていた日々もとりあえず小休止な感じ。
インターンもゼミもいま取り組んでるプロジェクトもバイトも全力で取り組みたいですね。

とまあなんだか取り留めのない内容になってしまいましたが。
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2011年9月22日木曜日

ドミノ・ピザの暴挙について

Eulogy/ Tool


やっと話題になってきました、ドミノの半額キャンペーン。
ピザを1つ頼むともれなくもう1枚付いてくるというクレイジーなキャンペーン。
つまりLのピザ(2500円)を注文すると、無料でもう一枚2500円のLのピザが付いてくるのです。
ぼくの周りではけっこう前から知られていて、ことあるごとにオーダーしていたのですが、やはり話題を集めています。

Lが2枚ですから、5人いれば1人あたま500円払えば普通にピザが食べれてしまうのです。
配達する側も辛い...。笑
10枚配達しても5枚分にしかならないとは。


ただ条件が一つだけあります。


ドミノの英語版のサイトからオーダーしなくてはならないのです。
でもちょっと英語がわかれば誰でも頼めるほどシンプルで簡単です。
なぜ英語なんだろう。
おそらく日本に居住する外国人向けのキャンペーンなのだろうか。

ロケットニュースでも取り上げられていました。

頼める味のチョイスは4種類しかないのですが、ハーフアンドハーフにすれば1度の注文ですべて楽しめます。

しかもネット注文だと5%引きなので、最終的な金額は2300円程度です。マジキチ


加えて、難問のクイズに正解すると「ピザ、1年分」というクレイジーすぎるキャンペーンも行なっています。
ドミノは独自路線を突っ走っていっている印象。よく言えば、企業としての努力が垣間見え
ますよね。


GPSで配送できる画期的なアプリを開発したりと最近話題のドミノ、これからも目が離せないですね。
ぼくは味なら、ピザーラのほうが断然好きですが...。笑
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2011年9月21日水曜日

夏休み最後の日は新宿でパーティーでも

Dynamite/ Taio Cruz


お友達の@が主催のパーティーに行って参りました。
夏休みの最終日をパーティーで締めくくるのもなかなかいいものですね。
青学以外の他大の人もけっこうおりました。
60~70人くらいの規模だったのかな。
ちゃんとコンテンツも練られていて、楽しかったです。
サークルの後輩もいてビックリ。

おれも今年中に一発パーティーを開催したいなあ。
ぜーんぶの友達。大学に限らずに友達という友達を一カ所に集めて。
@ あたりと一緒に。
100~150人規模くらいで。楽しそ。

パーティーの後は、場所を渋谷にうつしていつもの仲良しさんたちとお酒を飲み直し。
ウィスキー、日本酒交互。なんだか大学1年生みたい。笑

今夜は新しい留学生と飲む感じ。
たのしい夜になりそうですね。
合間、合間でインターン課題もやらなくては。
大学生ブログ選手権

2011年9月20日火曜日

二子玉川で青山学院大学の学生さんたちとBBQをしてきたのです

Do It Alone/ Sugarcult


二子玉川の駅で降りるなり、アバクロのマネージャーの方々が駅までスカウティングをなさってていきなり面食らう。

天気は良好でバーベキュー日和。
今日は初対面の人が多かった。
経済学部、経営学部、法学部など普段あまり接する機会のない人たちと交流。


次から次へと焼かれる肉も美味しかった。
やっぱり屋外で、鉄板で焼くBBQの肉は格別ですよね。どんなに安かろうが。

楽しくおしゃべりしたり、ゲームしたり、お酒を飲みながら楽しい時間はあっという間に過ぎました。

夜はBBQを食べたのにも関わらず二郎をしばくことに。
話に夢中になりすぎて、あろうことか2度も電車を乗り過ごす...
半蔵門線間を何往復も...
やっとの思いで上野毛駅に到着。
駅に着いたはいいものの、なかなか店が見つからずに歩きさまよう。
やっとの思いで見つけたお店はシャッターが固く閉ざされていた...
意気消沈... 失意のどん底...

それから切り替えてインスパイアにいくことに...
桜新町駅から歩くこと、じつに20分。
やっとの思いで見つけた店の前には長蛇の列が...

待てども待てども列は進まない...

1時間くらい待ってようやくありついたラーメンはうますぎた...



ザ・インスパイアって感じで二郎のようなひつこさもなく、初心者にオススメな感じ。
関内には及ばないけど、そうゆう系統。
豚も美味かった。
ちなみにお店は「陸」というお店でインスパイアの代表格らしいです...

今日の夜はなんだか楽しそうなパーティーに参加。
それまでは山ごもりして、インターンの課題に取り組もう。
大学生ブログ選手権

2011年9月19日月曜日

「バカ警官、ボケなす、ぶぁいぶぁーい」にみる法律と倫理の相克

Criminal/ Eminel



まずはこの衝撃的な動画を御覧ください。
かなりショッキングな映像なので、ぼくは初めて見た時、呆然としてしまいました。笑
千住警察の職質にレスポンドする少々狂乱的な男性の撮影した映像です。

ぼくには、ただ単にクレイジーなおじさんのYoutube投稿には思えませんでした。
ふたりが正論をぶつけ合う堂々巡り。
そこで交錯する道理と法律。

警察にとってこのおじさんはかなり厄介な強者でした。
なぜならこのおじさんは法律に精通しているらしいからです(加えて、臨戦態勢で臨めるようにシナリオを組み、カメラも携帯していました。あくまで推測ですが)

警察側、おじさん側、整理しやすいようにまずは両者の主張を分けて考えてみたいと思います。

【警察】

  • おじさんを不審者とみて、職務質問をした。所持品などを調べたい
  • カメラの撮影に対し、「人間と人間の話なのだから、カメラは止めてもらえないか」
  • 強制権がないにしても、仕事なので「はい、そうですか」と簡単に引き下がるわけにはいかない」
【おっさん】
  • 職務質問はあくまで任意のため、応える理由がない
  • 公務員に肖像権はないので、カメラを回すことになんら問題はない
  • 電車に乗り込めば、警察が追ってこれないということをおそらく知っていた
ぼくは両者の言い分がとてもよくわかります。
法律のほころびというか、限界が垣間見えます。

おじさんは法的根拠に則って、警察の職務を無力化しようと試みます。
それに対し、警察は道徳的アプローチで法律以前の人間としての規範でそれに立ち向かいます。
どちらが正しいのでしょうか。

法律も神様が作ったものではなく、わたしたちと同じ人間が作ったものです。
きわめて欠陥や矛盾がおおい、完璧とは言い難い代物であるのは周知の通りです。
しかし、一定のルールを設けなければ社会に秩序が生まれず、公共性は生まれません。
その一方で、法律だけで世の中が回るかと言えば、そうはいかないのが難しい所です。

ジョン・スチュアート・ミル

おじさんと警察の押し問答を観察する中で、ぼくはジョン・スチュアート・ミルの危害原理をふと思い起こしました。
ミルの主著『自由論』の中で触れられてる話ですが、簡単にまとめると以下のようになります。

「危害の原理」とは、人々は彼らの望む行為が他者に危害を加えない限りにおいて、好きなだけ従事できるように自由であるべきだという原理である。この思想の支持者はしばしば リバタリアンと呼ばれる。リバタリアンという言葉が定義するものは広いが、通常は危害を加えない行為は合法化されるべきだという考え(=「危害の原理」)を含む。現代において、この「危害の原理」を基盤に幾人かのリバタリアンが合法化されることを支持するものとしては売春や現在非合法の薬物も含めた薬物使用がある。(Wikipediaより)



つまり自分以外の他人に危害を与えない範囲において、すべての人には無限の自由が担保されるべきとしたミルの主張です。
危害原理において、国家が個人を法的に縛れる範囲は限られています。
危害原理を支持する学派をリバタリアンといいます。(正確には誤差がありますが)
リバタリアンの見地に立脚すると、日本は極めてリバタリアンの思想とはかけはなれた国家と言えるのかもしれません。
たとえば運転時のヘルメットの着用義務や、売春、ドラッグの取締り。
リバタリアンに言わせれば、ドラッグを使用するのは個人の自由、他者に危害を加えた時点で、はじめて国家により罰せられる。

つまり危害原理が適用されるならば、明らかにこのおじさんは職務質問された時点では何者にも危害を与えてないので職務質問を強要されず自由の身であるべきであるということです。
ただ法律にはルールがあり、違反した者を罰す以外にもう一つの効用があります。
抑止効果です。
法律があることで、犯罪を犯すものの意欲を削ぐ。

大変に難しい問題です。
おそらく答えはないでしょう。
倫理と法律の相克、せめぎ合いをこの千住警察とおじさんのやり取りに感じたのでした...
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2011年9月18日日曜日

北海道でのつかの間の時間も過ぎて

心臓/ RADWIMPS


北海道の悠然とした自然と触れつつ、札幌の都会では東京との近似性を感じつつ過ぎた北海道滞在はあっという間に終わり、東京に戻って来ました。
前回のエントリー「ディープインパクトを訪ねて北海道まで」でも書きましたが、到着初日は苫小牧の牧場でゆったりとした時間を過ごしました。

翌日は札幌の会議室でゼミのプレゼンがありました。
卒論の内容について考えているのですが、ぼくは1年生の頃から書こうと思っていた内容をそのまま書こうと思っています。
手広くなりすぎないように、フォーカスしながら。

夕刻になり、ゼミのみんなでサッポロビール園に行きました。


サッポロビールの本場、札幌でビール飲み放題+ジンギスカンだなんて、ぼくの人生で最もビールをよく飲んだ日になるフラグが立っていたのですが、たいして飲めなかったです。笑
でもジンギスカンはすごく美味しかったです。

ホテルに戻ってから、先輩後輩交えて深夜までまた飲み直しました。

次の日はお昼のうちに羽田へ戻り、すぐに学校へ行き履修を組みました。
どうやら後期はキツキツになりそうです。ろくにバイトもできなさそう。

今日は一日バイトでした。
明日、あさっても終日バイトをやり、それからはインターンの課題に専念したいです。
以上、近況でした。
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2011年9月14日水曜日

ディープインパクトを訪ねて北海道まで


「飛翔」というコトバが相応しい歴史の名馬、ディープインパクト。
名前の如く人々の記憶に深い衝撃を残しました。
競馬ファンで嫌いな人はいないんじゃないかと思うくらい愛された馬です。
他馬を寄せ付けない圧倒的なスピード、武豊騎手はそれを「飛んだ」と表現しました。
「走る」という表現よりも「翔ぶ」という表現が適切なのでしょう。

早朝の7時に羽田空港を発ち、新千歳空港へ。
無料のシャトルバスに乗り込み、ノーザンホースパークへ。
悠然な自然の中に忽然と姿を現す広大な牧場。
ここでは乗馬を楽しみました。
北海道は空気が澄んでいて、肺いっぱいに大きく空気を吸い込みたくなりますね。

それからタクシーで社台スタリオンステーションへ。
するとすぐに放牧されている牧草地が眼前に広がりました。

昨晩から気持ちが高揚していて、うまく寝付けなかったほど楽しみにしていました。
どんな言葉をかけてやろうか思案していました。笑
ディープはメインの放牧場所にいました。

ゆったりと歩き、立ち止まっては地面の草を食べていました。
現役時代の鍛え抜かれた馬体は少し衰えていましたが、風格は当時のそのままでした。
鉄柵が手前にあったために近くに寄ることは出来ませんでしたが、目と鼻の先にディープがいる、それだけで感動でした。


何枚も写真を撮ってしまいました。

ディープインパクトの他にも往年の名馬たちが何頭も放牧されていて、筋金入りの競馬ファンの僕にはたまりませんでした。
シンボリクリスエス、キングカメハメハ、クロフネ、メイショウサムソン、ダイワメジャー、キンシャサノキセキ。
興奮覚めやらぬまま、南千歳駅から札幌へ。

着くなりラーメン共和国というラーメン横丁のようなラーメンクラスタで本場の味噌ラーメンを食らいました。
僕が食べたのは白樺山荘というラーメン屋さん。


わりとこってりめで美味しかったです。

そのあとは何駅か乗り継いで新札幌へ。
ホテルシェラトンにチェックインし、お昼寝。

夜は師に飲みに連れて行ってもらい、貴重な話を多く聞く中で日本の未来、将来の自分に暗澹たる気持ちになったりもしましたが実りの多い時間でした。

今日はすぐに就寝して明日のゼミの勉強会に備えます。
ディープインパクトに会えて感激しっぱなしの一日でした。
大学生ブログ選手権

2011年9月13日火曜日

博報堂 永田弘道部長による「成功への行動学セミナー」に参加してきました

Understatement/ New Found Glory


成功への行動学

Behavioral Theory for Success



仕事、交友、家族、自己実現・・・・
成功する人生には、行動のセオリーがある。


考え方が変わり、行動が変わり、それが習慣化することで、
成功につながる人生が廻り始める
人生の成功とは、お金を儲けることで計れる?
人生の目的とは突き詰めればお金である?
の先、微塵も揺らがないと言うのならば、 この講座は必要ないでしょう。この講座の
基本姿勢は
「人の価値は、お金をいくら稼いだかではなく、お金をどう使ったかに顕れる」
という考え方にあります。
この世界に生まれてきたあなたが、同じ時代に生きる人々と共に、
喜びと嬉しい驚きに満ちた人生を送るための道具、ツールとしてお金はあるのです。
して喜びとサプライズを考え出す技術のことを「企画」と呼ぶのです。
そして喜びとサプライズを考え出す技術のことを「企画」と呼ぶのです。
家族を、友人を、恋人を、仲間を、そして世の中のたくさんの人を喜ばせ、
感動させるために知恵と時間と手間をかけること。
それが「企画」。だから、人生とは企画の連続であるということになるのです。 

成功への行動学とは上記の観点からの成功を共に学んでいこうという場を提供するものです。
(成功への行動学セミナーホームページより)

日曜日に博報堂永田弘道部長が主催しているセミナーに参加してきました。
場所は国立オリンピック記念青少年総合センター。
一応、博報堂のインターンをやらせてもらっているので、これまでチームで取り組んできたプロセスから得た経験などを生かせればと思い、参加させてもらいました。

第一部の永田部長の講演からはじまり、第二部のワークショップ、そして懇親会。
大変に内容の濃いセミナーでした。
また新たな友人も増えました。
こういった意識の高い学生が集まる場でのネットワーキングは非常に重要なものと捉えています。
以前のブログエントリー「明治神宮で屋内ピクニック」でも取り上げた夢箱プロジェクトは前回のこのセミナーから生まれた企画です。
ワークショップの内容は昨年に引き続き「渋谷をワクワクさせるアイディアをチームで創出する」でした。
うちのチームからはいくつかのアイディアが出ました。
違法駐輪をなくすため、違法している自転車のサドルをブロッコリーにする(ブロッコリーじゃなくてもいいです)、それでも取りに来ないと撤去される。
サッカーの試合後などのスクランブル交差点のお祭り騒ぎをオフィシャルにして、もっと愉快なものにするなどなど。
その中でも、多くの問題を抱えている「タバコ」に着目することにしました。
喫煙所からはみ出す人、歩きタバコ、ポイ捨て、などなど多くのタバコ関連の問題をなくしたい、そこから着想し「喫煙所をもっと明るく、楽しい場」にしようと
昨今の節電問題もある中で、ライトの代わりにキャンドルを使用してはどうだろうか。
火事の問題は、不燃性の壁を設け、穴をくりぬき、そこにキャンドルを置くことで解消されるのではないか。
キャンドルでメッセージを型取り、見ている人(非喫煙者も含んだ)も楽しい気持ちになれるのではないか。
喫煙者に喫煙所でマナーを守って吸ってもらえるのではないか。
以上のような期待を含め、企画を立案していきました。
時間が限られていたため、理想の形までブラッシュアップすることは出来ませんでしたが、アイディア創成プロセスのヒントを得られたと思います。
セミナーのあとは、何人かで渋谷のコインズバーで飲み語りました。
インターンも順調に進んでいます。
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2011年9月11日日曜日

ゲーミフィケーションの病理

Brick By Boring Brick/ Paramore


ゲーミフィケーション、なんぞやそりゃ。
ゲームをおもしろくするために使われる技術やノウハウをゲーム以外の分野に応用していこうとする取り組みのことで、ビジネスへの利用だけでなく、社会をよりよくするための活動に生かす実験も進み始めた。(日経新聞より)


日進月歩で日々生まれる技術、それに伴う名前。
今日はその名前の部分に注目してみたい。

特に横文字といわれる、カタカナ語に着目して。
日本では年配の方々を中心にして、カタカナ語を安易に輸入すること多用することを嫌う性向があります。
外国語がカタカナに姿を変えて、日本語を侵食し、蝕んでいると。
日本語と外国語の相克、せめぎ合いと捉え、「もっとわかり易い言葉を使用せよ」と。

ぼくはカタカナ語を使用して、一向に構わないと思っています。
まず目の前に一つの事象なり、考え方があって後天的に名前が社会の中で後付けされていく。
それが純粋な日本語か、外国語か。
それは人々が自然選択していき、最終的に一番呼びやすいものに落ち着いていくそうゆうものだと思うからです。
無理やり「電脳機」というよりは「パソコン」というほうが少なくとも僕にはナチュラルに映るし、社会的にもそうやって受け入れられています。
はじめて出会う概念、ぼくで言えば冒頭で取り上げた「ゲーミフィケーション」と初めて対峙したとき、脊髄反射的に身構えてしまいます。
「なんぞや、そりゃ」と。でも、半年、1年と経つとそれが普通に僕の中で当たり前になっていて、社会にも膾炙している。
そういうものなんだとも思います。

だって純粋な日本語なんてほぼ皆無ですよ、考えてみると。
そもそも漢字自体、中国(外国)から輸入したもので、日本語の前提としてコトバを租借することが出発地点だったのですから。
ものづくりにしても、グルメにしても、コトバの租借にしても日本人はとにかく何かを受け入れて、日本人なりの鋳型に入れて加工するのがとにかく上手い。


明治期、急激に西欧の文化が日本に流入してきました。旧来の鎖国体制を取り払ったので、新しい文化がものすごい勢いで日本列島を往来してのです。
明治維新期、おおくの造語翻訳が時の知識人によってなされました。
主な例を挙げると、政治・行政・思想・哲学・法律・経済・資本・演説・討論など。
この文明開化の扉を開ける作業に大きく寄与したのが福沢諭吉、西周、中江兆民など、時の賢人たちです。

時代を問わず、新しいもの・ことは生まれ続けています。
名前、表面的なことに奔走する必要はないんじゃないか、それがぼくの意見です。
日本語、外国語、最終的には最適な名前に落ち着いていくだろうと。
中身、ぼくらはそこに腐心し、追求して、そこで初めて日本人らしさ、日本人だからこそ出来ることを追求していくべきだと思うのです。
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2011年9月8日木曜日

オープンとクローズドの緩衝地点

Only Shallow/ My Bloody Valentine


「だれが見ているかわからない、と同時にだれかが見てくれているかもしれない」

Webには二面性があるのは周知の通りです。
ぼくはその後者の方に特に無限の可能性を感じるし、それに期待を付託していつもオープン性を意識しています。

単純にこれほど素晴らしいことはないのではないかと思うくらいにインターネットというものは革新的で夢のようなツールです。
改めて説明する必要もないですが、いつでもどこにいてもインターネットを通じて普段、出会えるはずのない人々に接続できるのです。
その可能性を拡張化したツイッターが登場したときには、大いに感激しました。
孫さんのツイッタープロフィールにも同様の事が書いてあります。

Twitterで多くの皆さんと時空を超えて、心の繋がりが広がっていく事に感動しています。初めてInternetに出会った時以来の感動です。世界が平和でより多くの人々が、幸福になれる事を心から願っています。

素晴らしい側面が多いインターネット、その反面こわい部分も少なからずあります。
ぼくはよくその点を重ね重ね注意されます。
ぼく自身もその点については重々承知のつもりです。

一般的な情報リテラシーに加え、自分なりの軸に基づく価値観で常に線引きはしなくてはなりません。
どこからどこまでがOKで、どこからOUTなのか。

厳然たる価値判断が必要となります。
機密の漏洩、個人情報の流布、悪辣な誹謗中傷。
いわゆるタブーはどんなことがあっても公開されるべきではありません。
仮に間違いを犯したならば、それ相応の懲戒はうけてしかるべきだと思いますし、そこから学び、線引きを明確にしていくこともあるでしょう。


ただ必要以上にクローズドになることにぼくは一種の危機感というか、勿体なさを覚えるのです。

父はよく言います「努力はしなさい。影であろうと日の下であろうと。続けていれば、誰かが見てくれているから」

それはそうだと思います。
ただ、オープンに(当て付けがましくではなく、ナチュラルに)できるところはこちらから積極的にオープンにするべきだと思います。
覆い被せる必要のないところに、ベールを被せて機会がスルスルと逃げてしまっているのではないかと思ってしまいます。

ぼくの好きなコトバに
"The world will find you after all"
というコトバがあります。直訳すれば「世界がやがて君を見つけ出す」
体にさえ刻み込みました。

待っているだけでは、本当に誰かが見つけてくれるんでしょうか。
そのことをいつも顧慮せずにはいられません。
こちら側から声高に自分の存在を叫び続けて、だれかの耳に微かな音が届くのではないか、風に運ばれて。
そのように思っています。

だから◯◯◯◯、と隠すこともしないし、自分の価値観に基づいて何事もまっ更なまま書くことにしているし、公表することも何の躊躇もありません。
それはあくまで自分に関わったことだけですが、他人事や組織のコンプライアンスはとうぜん遵守します。


ツイッターでもなんでも正直に書くし、鍵をかけることも、別のアカウントを作ることもしません。
「就活の時、見られるらしいよ。だから、気をつけた方がいいよ」
少なからず、何人かの人に警鈴を鳴らされました。
ぼくはそれでもいいと思っています。
それが本当の自分だし、それで評価されるならそれまでなのでしょう。

だから先日書いたブログも広告会社Hとはせずに、堂々と博報堂と書きました。
それで何人かの人に「大丈夫なの?」と心配されたりもしましたが、結果として嬉しい出来事がありました。
博報堂のi-メディア局長の勝野さんが、たまたま僕のブログを目にしてくれて、
「なかなか良いブログを書くね」
と褒めてくれました。それがきっかけで昨晩、ご飯を一緒にさせてもらいました。

その際も、現代の情報テクノロジーの素晴らしさについて語りました。
勝野さんが学生時代は携帯さえもなかった、掲示板にメッセージを書き残し、どうにか待ち合わせをしていた。
それに比べ、ツイッターでリプライ・DMをするだけで繋がり、場合によってはリアルで会えてしまう。
ぼくの場合は勝野さんがツイッターのリプで誘ってくれました。
そのとき、冒頭で書いたWebの可能性の恩恵を全身に浴びた感覚を覚えました。

このオープンなスタンスは常に持ち続けていきたいです。

インターンも順調に進行しています。
守秘義務があるので、内容については一切書くことができませんが
一つ言えることは
「強くなっていっている」
ということです、明日もインターンがんばります。
大学生ブログ選手権