Each day is a little life: every waking and rising a little birth, every fresh morning a little youth, every going to rest and sleep a little death. - Arthur Schopenhauer

2012年1月31日火曜日

17歳のマルクスから、就活生のあなたへ


今でいう高校の卒業に際して当時17歳のマルクスが書いた「職業の選択にさいしての一青年の考察」という文章が将来の進路に頭を悩ませ、路頭に迷っている就活生の一助になるような示唆に富んだものだったので紹介したいと思います。

「地位の選択にさいしてわれわれを導いてくれなければならぬ主要な導き手は、人類の幸福であり、われわれ自身の完成である。これら両方の利害がたがいに敵対的にたたかいあうことになって、一方がほろぼされなければならないなどと思ってはならない。そうではなくて、人間の本性というものは、彼が人間と同時代の人々のため、その人々の幸福のために働くときのみ、自己の完成を達成しうるようにできているのである」
17歳とは思えないほどに、鋭い視座を持ってして社会のあり方を展望し、文章として貫いています。
マルクスの終生を知る後世のわたしたちは彼が言葉だけでなく、それを行動に移し、「平等」を追い求め続けたことを知っています。

富や地位、を利己的に求め続けること、それを根拠に据えて進路を選ぶことでは決して人生の完成は訪れることはない。
社会は多くの他者との複雑な関わり合いの中で、お互いに持ちつ持たれつ幸福を積み上げていくことで、結果として成り立っていくものであると彼は言っているのではないでしょうか。

自分がやりたいことは、社会にとって、同じ社会で生きる人にとっていかなる意味を持ちうるのか、一度視点を自分の外まで拡張してみることで、自ずと答えもクリアにあるのかもしれません。
大学生ブログ選手権

2012年1月25日水曜日

Gamificational Lifestyle

Let the Cool Goddess Rust Away/ Clap Your Hands Say Yeah


Once perceiving life as a "game", it gets to sound funner.
Set a rule, the stricter the better but not too oppressive to yourself.
No second thoughts needed, without deliberation, have tasks done.
As the tasks get tougher, the outcomes would be fruitful.

Laborious assignments, reading abstract books, working out hard, everything that gets you higher.
Incorporate the concept of "gamification" into lifecycle and deconstruct mandane moments of life.
大学生ブログ選手権

2012年1月20日金曜日

カヤック、バスキュール、トライバルメディアハウス

Surf Wax America/ Weezer


なんとなく僕がいつも気にかけてる会社3つ。
カヤック。面白い。アプリにしても、コンセプトにしても面白い。
カヤックのヴィジョンは三段階あるそうです。

1段階目「自分たちが面白く働くこと」について。

2段階目は「自分たちだけが面白いのではなく、周囲から面白いと認められること」。

3段階目は、「人生が面白くなりました」という人を一人でも増やすお手伝いをすること。

詳しいことはHPを参照ください。




バスキュール。HPがクリエイティブすぎて吹きました。
国内外問わず、ワークの評価が高くて数々の賞を受賞していらっしゃいます。
社長の朴さんのツイッターはコチラ。@boku

TMHは社長の池田さん(@ikedanoriyuki)のユーモラスな感じから会社の雰囲気も伝わってきますよね。池田さんは『キズナのマーケティング』や『ソーシャルメディアマーケター美咲』の著者でもあります。


それでいてTMHには優秀な人が多くいる印象。
Don't be lame」を書いていらっしゃる西村さん(@nike1125)もTMHにいらっしゃるし。

ほかにもpaperboy&co.など気になる会社は多数ありますが、特にぼくが前から気にかけていた3つの会社。可能性しか感じません。



大学生ブログ選手権

2012年1月19日木曜日

来る未来を「くるみ」と呼ぼう



ミスターチルドレンの数あるPVの中でも群を抜いて好きなPVです。
最後に桜井さんが出てくるとこなんかは、かっこよすぎて卒倒しそうになっちゃいます。
ちなみにこの話は架空ですよ。



大学生ブログ選手権

2012年1月18日水曜日

「サムライソウル」が欲しい



もうカッコよすぎてヤバいです。
トータス松本の男気は日本でも有数なんじゃないかなと思ってたり。

久方ぶりに『武士道』でも読み返してみようかと思ってたり。



大学生ブログ選手権

2012年1月17日火曜日

ぼくらは見えない鎖で繋がっている

Comforting Sounds/ Mew


映画『ソーシャル・ネットワーク』が公開したころくらいか、日本でもFacebookユーザーが加速度的に増えました。
思えば、ぼくがFacebookを初めて使い始めたのは2007年。高校2年生の頃。
その時、アメリカはオハイオ州の高校に留学していました。当時、アメリカではFacebookよりもMyspaceが主流でしたが、今となっては完全に形勢が逆転しています。


大学2年生になって、再びアメリカへ留学に渡った時、もう完全にFacebookが全土を支配していて、Myspaceは跡形もなく廃れていました。
初めて会う人でも、だいたい会話のはじめか、終わりに「Facebook持ってる?」があり、そこで繋がり合う。
それからはもうずっと、どこにいっても、いつでもコンタクトを取れる。


アイスランドの一人旅で出会ったスペイン人の友達たち、メキシコで出会った友達たち、アメリカで出会ったたくさんの友達、はたまた日本の友達たち。
Facebookの上に国境はなくて、ひとつのプラットフォームの上にみんながいる。

ふとした瞬間に気付かされるんですよね。
例えば、あの地震があった日。
Facebookには世界各国の友達から「大丈夫か?」「家族は無事か?」など安否を心配するメッセージが多く寄せられました。
誕生日の時には、ウォールがバースデイウィッシュでいっぱいになります。
そういったときに、どこにいても、何をしていても、「繋がっている」ことを感じます。


そういえば、面白いサイトがあったので紹介しておきます。
インテルのサービスの一環なんだそうですが
自分のFacebookアカウントでログインすると、自動処理されて自分のFacebookが博物館のようになるというユニークなもの。
これを見て、これまで出会った来た人、過ごした場所、交わした言葉、あたかもそれは走馬灯のようにぼくの眼前を一気に通りすぎて行きました。
世界レベルのクリエイターさんがやっぱり凄いです、感服。


今までは旅路で出逢う人、それは本当の意味で「一期一会」だったのかもしれません。
だけど今は繋がれる。もう会うこともないのかもしれないけど、お互いを気遣い合ったり、何気ない会話をすることもできる。
「見えない鎖」でかたく繋がっているから。
大学生ブログ選手権

2012年1月11日水曜日

読書『一般意志2.0- ルソー、フロイト、グーグル』東浩紀著

Schism/ Tool


東さんの本を読みました。
まずは本のテーゼを切り取ってみます。

①近代民主主義の基礎である「一般意志」は集合的な 
無意識を意味する概念だということ。

②情報技術は集合的な無意識化を可視化する技術であ 
り、したがってこれからの統治はその分析に活かすべ 
きだということ
これが本著の中核をなす2つのテーゼです。
著者は抽象論に陥らないために逐次、具体的事例に則りながら論を進めていきます。

ソーシャルメディアの台頭に伴い、わたしたちは日常で無数の「無意識」をバラまくようになりました 。
ツイッターでは「なう」に代表されるように、今現在自分がいる場所を何の気なしに呟き。ニュースや政治にぼやく。ネットが無意識の可視化装置として機能するようになってきたということです。
それらの「無意識」の塊を集積することは同時に、それらを「集合知」「群れの知恵」に変換できる時代になったのだと東さんは指摘しています。
「一般意志は政府の意志ではない。個人の意思の総和でもない。そして単なる理念でもない。一般意志は数学的存在である」
ということには「一般意志」の提唱者、ルソーは気づいていましたが、ルソーが生きた時代にその一般意志を可視化する手段はなかったのです。グーグルもなければ、もちろんツイッターもありません。

グーグルを手にしたわたしたち現代人。政治は停滞を迎えて久しくなった状況の中で、情報技術は変革をもたらせるのか。東さんは提案をします。
「これからの政府は、市民の明示的で意識的な意思表示(選挙、公聴会、パブリックコメントなどなど)だけに頼らずに、ネットワークにばらまかれた無意識の欲望を積極的に掬い上げ制作に活かすべきである。」
「21世紀の国家は、熟議の限界をデータベースの拡大により補い、データベースの専制を熟議により抑え込む国家となるべきではないか」 
「政府1.0は一般意志の代行機関だった。しかし政府2.0は、意識と無意識、熟議とデータベース、複数の「小さな公共」と可視化した一般意志が衝突し、抗争する場として構想される」
「現代においては、選良と大衆という人間集団の対立があるというよりは、ひとりの人間が、あるときは選良として、またあるときは大衆として社会と関わっていると理解したほうがよい。「大衆の欲望」は、その各人の大衆的な部分の集合として形作られている」
情報技術の文脈で語られる民主主義として紋切り型に語られるイメージは「電子投票」のように現代のような間接選挙、議会制を脱却した「真の意味での国民主権」を強調したものがありますが、本書ではそういった論ではないのだということを繰り返し強調します。
もちろん政治が大衆の手に渡るということは「衆愚政治」に陥る可能性が高いからです。
しかし、世論とあまりにも乖離した選良による統治も理想の政治とは到底言えません。
そこで筆者は上記のようなその二つを接合する、中立的なシステム(アーキテクチャ)を構築する必要がある、構築できる段階に至ったことを説明します。
「来るべき国家においては、有権者が責任をもって民意を託す選挙、およびそのまわりに張り巡らされる熟議の空間(各種審議会、委員会、討論会、パブリックコメント、さらには論壇誌やブログ、そしてテレビ- すなわち国政を頂点として組織される膨大な言論空間)とは別に、大衆の不定形な欲望を対象とする巨大な可視化装置が準備されなければならない」
「人間と動物、論理と数理、理性と感情、ヘーゲルとグーグル- それらさまざまな対立を「アイロニー」で併存させ、接合したところに、本書が構想する民主主義2.0は立ち現れる」
「動物的な生の安全は国家が保障し、人間的な生の自由は市場が提供する。それが本書が構想する未来世界の公理である」
去年ジョン・キム先生の『逆パノプティコン社会の到来』という本を読んだ時に、キム先生は緻密な分析からソーシャルメディアの変革で社会の構造的変化を描き出していました。



本書では、そういった状況の中で何をどうすれば政治のあり方を変えられるのか、もう一歩上の未来志向な議論であると感じました。
「日本人は「空気を読む」ことに長けている。そして情報技術の扱いにも長けている。それならば、わたしたちは、もはや、自分たちに向かない熟議の理想を追い求めるのをやめて、むしろ「空気」を技術的に可視化し、合意形成の基礎に据えるような新しい民主主義を構想したほうがいいのではないか」
といった問題意識を出発点に論を書き始めたそうです。
専門が思想ということで縦横無尽に先人たちを参照しながら、豊富な情報技術論の知識と接合しながら政治を論じています。このように対照的な領域を不自由なく横断的に論ぜることの出来る論客は日本ではわずかだと思います。
時代と照らしてみると、東さんのように一つの専門から抜け出し、インターディシプリナリーに事象を捉えないことには「カオスの泥濘」から一歩を突き出すことが難しくなりつつあるのではないかと感じた次第でした。



大学生ブログ選手権

2012年1月9日月曜日

茨城まで、二郎遠征

Oh Sherry/ Steve Perry


車を走らせ、茨城まで二郎遠征に出かけてきました。

開店前から30~40人並んでいました。
なんとかセカンドロットに入れました。

地方だけあって周りには駐車場がたくさんあるので安心です。

小ニンニク野菜、うずらトッピング

レンゲあります。経験則から言うと、レンゲあるお店は大概外れは少ないです。
店内もゆったりと広く、店員さんも3人いるのでロットの回転もやや速いです。
麺・野菜の量共にやや多いです。(確実に小滝橋の大よりあります)
豚の製法は高田馬場直伝らしく、柔らかくて美味しかった。
スープは二郎にしてはややあっさり目でしたが、総合的にはやはり横綱・関内には敵わずと言ったところでしょうか。

これから少しずつ地方二郎も攻めたいと思います。

そんなことより総帥が慶應卒ってマジですかね。
大学生ブログ選手権

2012年1月8日日曜日

ハーフ戒厳令

everybody goes〜秩序のない現代にドロップキック/ Mr.Children


トリンドル玲奈

マギー

「戒厳令」とまでは言わないまでも、芸能界のハーフの席巻具合が目立ちますね。
まあ、かわいいですからね。笑
芸能界に限らず、ぼくの周りのハーフの方々も9割方美男美女という。

道端ジェシカ

加藤ローサ

大学生ブログ選手権

2012年1月7日土曜日

才能の歪曲型としてのエハラマサヒロ



エハラさんは本当に才能豊かな人だと思います。
この一曲の中にも歌唱力、アレンジ力、立ち振る舞い等々、彼の才能の結集が見えます。
それをどう表現するか、どこで表現するか。
大学生ブログ選手権

食べログの一件、もんじゃ界への波紋

The New Year/ Death Cab For Cutie


ついにメディアに姿を現しました。虚構。

【参考記事】

僕は月島にあるもんじゃ店でアルバイトをしています。
月島にはもんじゃストリートがあり、路地裏に店を構える店を含めると月島には約70~80にものぼるもんじゃ屋さんがあります。
それだけの数のお店があるとなると、当然お客さんも目移りがして「ココ」というお店を決めることが困難になります。
そこで多くのお客さんが食べログなどのレビューサイトを参考にしてお店を選ぶことは、想像に難くないです。
こういった同業種の店が軒を連ねる場所にとって、この食べログの問題は根が深いのです。

思えば、3ヶ月ほど前に協会の方から「食べログに関する調査」というサクラに関与した店舗をあぶり出すための通達が来ていました。
この問題自体は水面下では以前から潜在して、たまたまそれが今回テレビに取り上げられ大衆の白日にさらされるという形になったのです。

思えば一年程前から特定の店に急にお客さんが入り、行列が出来るという現象が発生していました。
特に味に差異もなく、大きな方針転換があったようにも見えなかったのに「突然」でした。
その頃から店長とはこういったレビューサイトの操作などの可能性を協議していました。

レビューサイトを見て流入してきたお客さんたちが店に入っていくと、店に活気が出て、その活気を見て通りすがりのお客さんたちもお店に入って行きます。この好循環は呼び水となり、グッドサイクルは連鎖します。
逆も然りです、レビューの恩恵を受けない店では閑古鳥が鳴く状況が恒久化してしまうのです。

学生は特に積極的に食べログをはじめとしたレビューサイトを活用していることと思います。
ウェブサービスの発展から生じる集合知の欠陥がこの問題の根幹ではないかと思います。
皆が皆を信じて利用してきたサービス。見知らぬ誰かが書いたレビューを参考にお店を選ぶ。そこにつけ込み生じた今回の問題。
結局、信頼を寄せることが出来るのは身近にいる友人や知り合い。
そんな昔だったら当たり前の「口コミ」が唯一の正当なレビューであることに気付かされたのです。

要するに、愚直に星の数や無数のレビューを鵜呑みにしないという情報の受け取り方の基本に立ち返ることが肝要ということですね。
あとは情報の切り取り方。ひとりひとり違った舌、味蕾を持っていて「味」の感じ方もまちまちです。
だからレビューを参考にする際も、定量的にではなく定性的に検討する必要があるということです。
つまり星の数など総和に目を向けるのではなく、なんとなく自分と同じような味覚や嗜好を持っている人の意見を傾聴するというものです。


今朝のツイッターで誰かが面白いことを言っていました。
食べログの問題といい、去年のグルーポンのおせちやユッケの食中毒といい、確かに日本人は食に関してだけは怒りを率直に表明し、それは行政も動かすようだ。
たしかにその側面はありますよね。汚染米やBSEなど例は枚挙に暇がありません。
この食へのセキュリティの高さ、その安全・衛生基準は世界でも有数と聞きます。
グルメ大国としての日本はそういった安全管理・危機意識に裏打ちされているのかもしれません。ちなみにミシュランの☆が最も多い国は日本だそうですよ。
大学生ブログ選手権

2012年1月5日木曜日

ぼくのiPhoneにまつわる話

黄昏サラウンド/ RIP SLYME


僕が今使っているのはiPhone4で4Sではありません。Appleプロダクトが大好きでiPad2、MacBookProも使ってます。

今日は僕が使ってるiPhoneの周辺機器の話。
まずカバーははじめ、ゲームボーイ型のモノを使っていました。単純にかわいいからです。

携帯ケース ゲームボーイ風 for iPhone4

白を使ってました。

今、使っているのはBook BookというアメリカのiPhoneケース。


古い洋書のようなカタチをしています。デザインがとにかくいいんです。
それで定期やカードを入れる事も出来ます。


ヘッドフォンはもともと、BOSEのものを使っていたのですが、犬にコードを噛み千切られたので、今はApple正規のものを使ってます。





屋外の外部電池として「Gum Plus」というものを使っています。電池を満タンにしておくと、iPhone3回分くらいの充電ができます。
しかも、充電が気持ち普通に充電器でやるより速い気がします。デザインもなんだかかわいいです。




あと屋外でブログを書く時などはリュウドの折りたたみ式キーボードを使っています。
ブルートゥースで接続できるので、コードなどは一切必要ないです。
入力もスムーズにできるので、快適です。





あ、あとでおまけで紹介しておくとiPadのタッチペンでは「スマートペン」が一番良いと思います。



中二が行き着くとこうなります。笑

大学生ブログ選手権

2012年の地図

Heal the World/ Michael Jackson


繰り返されるように新しい年を迎えて、日を追うごとにまた年末に向かっていく。
2月になると、一ヶ月の時の経過の早さを覚えて、6月になると一年の半分が過ぎ去ったことに一種の驚きを感じる。
12月になるとひとは一日、また一日と日を数えていって年始へのカウントダウンを始める。
繰り返される日々を折り重ねていく作業の中で、ひとつだけ確かなことは「今」「今日」「今週」「今月」はその時にしかないということ。
同じ瞬間は決して存在しないし、2012年1月5日は決して再び訪れることはない。

2011年1月1日に書いたブログ「2011地図」を見返してみると、なんだかボリューミーで尊大な抱負が書かれています。

根本に通底するライフワークは基本的にはブレてないと思います。
例えば、毎日読書する、定期的にワークアウトする、言語学習は継続する等。
これらは目標というよりはルーティーンとして、日常に組み込むこと。
特に本を読むことに関して、去年のブログでは
頭から言葉が溢れ出て来るように、 
滝壺から横溢する清水をイメージしながら。
と書きましたが、そのイメージは今でも持ちながら読書しています。


当時に比べて、今の方が読書から得た知見やフレームワークをアウトプットしようとする意識は高いと思います。
真の意味で何かを「会得」しようとすれば、「吸い込む」ことのみならず「吐き出す」ことが不可欠だと思うからです。

大学生活の4年間をざっくり等分すると、1~2年生までを前半・3~4年生までを後半と規定できます。
僕が入学していた時に考えていた構想と即してみると、前半では思いっきり勉強して、思いっきり遊ぶ。遊ぶのも勉強の一環と考えることもできますが。
前半で貯め込み、得た「成長分」を下地にそれをカタチとして表出させ挑む期間が後半と認識していました。

だから1年生の頃は成績をあげられるように勉強し(留学には一定のGPAが必要なので)、その傍ら遊び呆ける。2年次にはアメリカに留学する。アメリカでどこまで現地の学生と肩を並べて張り合えるのか知りたかったのです。
帰国後はビジネスコンテスト、インターンに参加し、いくぶんかでもアウトプット期間へとシフトしました。


言語学習については去年の抱負ではスペイン語、中国語、韓国語を挙げていましたが、今年は英語一本に絞ろうと思います。
時間は当然、有限でその中で「選択」と「集中」が求められます。
まだまだ未熟な英語を一人前と言えるように鍛えあげたいです。
「勉強としての英語」から「日常としての英語」まで段階を高めたいと考えています。
具体的には一般事項を何か調べるときでも、普通に日本語で調べるのではなく、まずはじめに英語で調べる。これは割りと普段からやっていることです。
Wikipediaをとってみても、日本語と英語ではアクセスできる情報量に雲泥の差があります。
余興としてTEDをもっと積極的に観る。
英語学習については共感できるエントリーがあったので紹介。「急がばまわれ式・堅実で一番効率的な英語の勉強法
昨晩、就寝前に読んでいた小説の中で村上春樹さんがこう言っていました。
「行動の反復によってのみ偏在的傾向の普遍化は可能なのだ」
なるほど、共感です。
何事も習慣化してしまえば、痛みは伴いません。だって歯磨きしないと気持ち悪くて眠れないですよね、要はその段階に至ればこちらのものなのです。


次にプログラミングに関してですが、これもうだうだ続けてきたので今年くらいは本腰据えて取り組みたいですね。
恐らく今年の前半は忙しくなると思うので、落ち着きそうな後半くらいから本格的に着手したい。ただ、別にプログラマーを目指してるわけではないので深入りはしないです、何事にも食指を伸ばせばいいって訳でもないので。あくまで「選択」と「集中」です。

僕は今大学3年生ですが、「今年は就活の年だから」などあーだこーだ書くつもりはないです。
就活はあくまでも手段の一つで、誰もが通らねばならないレールだとは思ってないし、別に2012年最大イベントだとも毛頭思ってないからです。
だからといって疎かにしてもいいわけではないですが。

去年書いた抱負よりも幾分、おとなしくスリムな内容になりました。
2013年の僕がこの文章を決意をどういった気持ちで見返しているのか、それは今の僕、明日の僕、来月の僕、2012年綿々と続いていく「自分自身」にかかってるんですよね。
そんな当たり前のこと思い起こしながら。
今年も一年よろしくお願いします。
大学生ブログ選手権

2012年1月3日火曜日

2012箱根駅伝、青山学院は5位に健闘

或る街の群青/ ASIAN KUNG-FU GENERATION


往路も復路も家族で観戦していました。
家族みんなで青学を応援。
2区では区間賞の走り。

10区では1~2年生の時に一緒に中国語を受けていた大谷くんがアンカーとして走りました。
最後のスパートは彼の性格的に絶対やってくれるのではないかと思ってました。
青学生として誇りに思います。
歴代最高の5位でフィニッシュ。

東洋大はとにかく強かった。もちろん柏原くんも周囲の期待通り強かったけど、それ以外の選手も強い。
だからこそ大会歴代最高タイムをたたき出せたのだと思います。

ひとが何かに一生懸命になって、のめり込んで、その先に涙があって、笑顔があって、周りに感動を生み出す。
素晴らしいと思います。大いに刺激をもらいますね。
大学生ブログ選手権
参考記事:東洋大、大会新記録で2年ぶり総合優勝/箱根駅伝

2012年1月2日月曜日

ぼくらは言葉を食べて生きている

たしかなこと/ 小田和正


「人間とはつくづく言葉を食べて生きている動物なんだな」
坂本龍一先生が東日本大震災の後、インタビューの中でこう答えていました。
独りでは不安で、誰かの語りかける声に耳を寄せて、共感を覚えて、新しいことを知って、少しずつ年を取っていく。

ここ最近、読んだ本をいくつか紹介します。

①『石ころをダイヤに変える「キュレーション」の力』by 勝見明

ここのところ「個人のメディア化」が顕著になってきて、メディア構造の変化にずっと着目していました。夏ごろだったかに佐々木俊尚さんの『キュレーションの時代』を読んでから、キュレーションの有意義性と新時代の情報流通形態への中核になるのではないかと思ってました。この本の中でも数々の事例と共に、知のエコシステムの中でキュレーションを通して新たな価値が生まれる様が描かれています。
【キュレーションのプロセス】
(1)既存の意味の問い直し(再定義のプロセス)
(2)要素の選択・絞り込み・結びつけ(新しい編集のプロセス)
(3)新しい意味・文脈・価値の生成(創発のプロセス)


②『自分のアタマで考えよう』by ちきりん、良知高行


アルファブロガーとして有名なちきりんさん(@InsideCHIKIRIN)の著作。
知識に頼らず、あくまで自分の頭だけで事象を分析し、考えだすためのメソッドを紹介。
「知識をそのままの形で頭の中に保存するのではなく、必ず「思考の棚」をつくり、その中に格納するということです。単純に「知識を保存する」=「記憶する」のではなく、知識を洞察につなげることのできるしくみとして「思考の棚」をつくる- これこそが「考える」ということなのです」
頭の中にこうした「思考の棚」を数多く持っていれば持っているほど、急な事態にも自分自身の考えを持ってして臨めると。

③『あの企業の入社試験に、あのひとが答えたなら。』


社員さんに勧められたので読みました。むしろその方が制作に関わったとのことだったので、興味津々に。
TBSや集英社、博報堂などメディア・エンターテイメント業界の実際の入社試験に有名人の人たちが挑戦、その解答を探ってみようという趣旨。宇宙飛行士の野口聡一さんや、百歩報道の箭内道彦さん、他にも数々の有名な方々が答案しています。

④『使ってもらえる広告 「見てもらえない時代」の効くコミュニケーション』by 須田和博


インターンの時もお世話になった須田さんの書いた本。
「モノが売れない時代なんだから、"モノを動かす仕組み(サービス)”そのものを広告的な発想で開発すればいいんじゃない」
ハッとしますよね。広告の窮乏ばかりが喧伝されてますが、須田さんのような視点を会社として共有して、みんながその姿勢で向かっていけば、現代こそ広告会社の存在意義があるのではないかと。カオスの中で、一筋の光を差し出せるような存在としての広告代理店へ。

⑤『藤田晋の成長論』 by 藤田晋


藤田社長が青学の先輩ということで、普通の人以上に動向や発言が気になってしまいます。
本書自体はビジネス書の王道と言った内容。

・「憂鬱な仕事」が大きな成長を促す
・常に「広報部員」の視点で考える
・「整理」より、「捨てて、絞る」
・ネガティブに考え、ポジティブに生む
・"誘いの言葉"を社交辞令で使わない
・頼まれた仕事は「上司の仕事」と捉える
・大きな仕事には、社内人脈が不可欠
・会社を辞める時、「人間力」が問われる



など、50の項目にわけて、一つ2ページずつ解説されています。


⑥『博報堂スタイル』by 高橋宣行


広告屋一筋だけあったという高橋さんの語り口はとても優しくてソフトで人柄がにじみ出ています。
最高の広告人とは、もっとも謙虚な人だ。
謙虚に「もっと、もっと」と考えられる人は、永遠に発展途上人だ」 
「博報堂には、商品も工場もない。あるのは情報と知恵と技術。」
タイトルにも書かれているように、博報堂のカラーがありありと伝わってきます。

⑦『イソップ寓話の世界』by 中務哲郎


イソップ寓話それ自体を深く読んでみたかったのですが、今著はイソップ寓話の起源、成り立ち、はたまたイソップという人物像に迫った本。
実に興味深かったです、筆者の中務さんの博覧強記ぶり、中務さんが所蔵するであろう浩瀚な蔵書がうかがい知れました。寓話作家としてのイソップ誕生秘話(諸説あるでしょうが)が面白かったので、紹介。
人々が才能の分前をヘルメス神に祈った時のこと、イソップの捧げ物は極めて貧しく、ヘルメスは豊かな捧げ物をした者から順に哲学、弁論術、天文学、音楽、叙事詩、イアンボス詩、等の能力を授けて行ったが、疲れてイソップのことは忘れてしまった。そこでヘルメスは、生まれて初めて揺籃の中で使った寓話の術がまだ残っていたのを幸い、それをイソップに与えた、と。(ピロストラトス『テュアナのアポロニオス伝』)
⑧『カント入門』by 石川文康


入門書ですが、ある程度の哲学の基礎知識がないと難しく感じると思います。
カントが世に遺した言葉はどれも示唆的ですが、僕がとりわけ好きなのは定言命法の根本方式です。
「汝の意志の格律がつねに同時に普遍的立法の原理となるように行為せよ」
⑨『100万馬券の履歴書』


こうゆう本は根っから信じていませんが、話としてはどれも面白いです。
当日の1~5Rに出た枠番によって、強い枠筋を読む。そして、もっとも多く出現していた枠筋(強い枠筋)を、6R以降に狙っていく。
「1、4、7枠」、「2、5、8枠」、「3、6枠」という3パターンがあり、年間全レースの60%強が、このいずれかに該当する。
など、それっぽいことがふんだんに書いてあります。競馬は基本的にたーくさんある要素のどれを切り取るかで予想の方法が個人個人で変わってくる。それが醍醐味でもあるのですが。

⑩『車輪の下』by ヘルマン・ヘッセ


僕は根っからの文学少年なので、本当は一日中こういった本を読みながら過ごしていたいのですが、こうやって見返してみるとなんだか「広告」の本とか読んじゃってますね。笑
ドイツ文学不朽の名作とされている今作。
神童としてエリート街道を突き進んでいくハンスでしたが、彼も「内面のあらし」を抑えきれずに堕落していきます。急降下の彼の半生が、美しいドイツの片田舎の描写と共に筆者の憧憬として描かれます。心に止まったセリフ
「生は死よりも強く、信仰は疑いより強いから」
なんだか収拾もつかなくなってきたので、このへんにしておきます。
それで次からは5冊ずつくらいの紹介にしますかね。
大学生ブログ選手権

Creativity lies within your iPhone

Lyrical Terrorists feat. Substantial & L-Universe/ Nujabes


Some videos I found last couple of days, here are them.
In our daily lives, it's almost unimaginable that we live a day without a cell, namely, "iPhone".
While such state-of-the-heart devices help us operate things, technologies themselves have been developing everyday.
We always see the bright future right there.



This video illustrates the concept of iPhone5.
I don't think this is all too unrealistic, it's all coming to our lives.



This Santa featuring the functions of Siri commercial is such an adorable ad, which highly contributes to an image of Apple.
I feel like Apple will not collapse that easy.



Thus far, I've highlighted the importance of technologies in our lives.
However you will know that creativity comes from a simple idea which does not necessarily have to do with all the techs.

How we do balance with such devices and taking a proper distance from them matter when we try to generate creativity.
It's just a piece of my thoughts though:)
大学生ブログ選手権