Each day is a little life: every waking and rising a little birth, every fresh morning a little youth, every going to rest and sleep a little death. - Arthur Schopenhauer

2012年10月30日火曜日

メディア化する個人


個人としてコンテンツ力があること。加えてメディア的なオープンで開かれたマインドを持ってること。面白いだけではなくて、そこから繋がっていく意識を据えていること。
上記を秘めてソーシャルメディア上で活躍する人ってもう今じゃ枚挙に暇がないですよね。

たとえばLiverty代表の家入さん。「オレポン」なんかは個人がメディア化をしている、てゆうかできる時代になったことを象徴するかのような卓越したアイディア。
家入さんと共にLivertyをやってらっしゃる高木新平さんも、自分自身を実験道具にしながら生きていらっしゃる。「博報堂辞めました。」で一度、とてつもなくバズっていました。「よるヒルズ」は実際シェアハウスがここまで流行った火付けになったんじゃないかなあ。

Don't be lame」のアルファブロガー西村さんも、ツイッターでかなり以前からフォローしていましたが、常にブログ・ツイッターで発信し続け、トライバルメディアハウスからツイッター社へと転職なさったそうです。メディア化する個人のサクセスストーリー。
【参考記事】「カヤック、バスキュール、トライバルメディアハウス

イケダハヤトさんも同様にアルファブロガーとして有名ですよね。炎上しているときに見かけるの多い気がしますが。。


メディア化すること、「フリーランス」というのはかなりの部分で重複するコンセプトだと思います。その最たる例として、情熱大陸でも取り上げられていた安藤美冬さん。
この記事が面白かったです。「情熱大陸の安藤美冬さんのノマドワーク特集の反応がtwitterとfacebookであまりにも違いすぎて興味深い。
最近では普通にテレビでみかけることもありますね。やはりニーズあるような。
ちょっと、というかぜんぜん違うとは思いますがネオヒルズ族として一部で話題沸騰のFree Agent Style代表取締役社長の与沢翼さん。密かに動向を注視しています。


「ネット論壇マトリクス」なるもの

フリーランスと同義語とまではいかないものの、「ノマド」も同様に時代のキーワードになりつつあって、ネットでは市民権をすでに確立している印象。
それでいうと大石哲之さん。そのブログ「ノマド日記
日本一のニートを目指していらっしゃるphaさん。そのブログ「phaのニート日記


ちきりんさんももうネット論壇では著名人ですし。『自分のアタマで考えよう』は僕の読みました。佐々木俊尚さんが『ブログ論壇の誕生』で描いていたものが今では当たり前に現実となっています。
【参考】「ぼくらは言葉を食べて生きている

mochromエヒタさんも個人で道を切り拓こうとしている人のひとり。いつもTLでそのツイートを見かける度にほころんで、あったかくなって、ときに揺さぶられます。
最近はもっぱらツイッターのアイコンを書いていらっしゃいます。
エヒタさんのブログも毎回たのしみにしています。オススメのエントリーは「大人ってくそ楽しい

こうやって個人名を挙げていくとキリがないくらい。
ただみんな共通しているのは、まずは個人として魅力というか武器になるような専門領域を持っていて、それをツイッターをはじめSNSで発信していくこと。
何か突出したものを持っていてもそれを装置に乗っけて拡散しない限り(メディア化)、しない限り、何も動き出さないですよね。

2012年10月29日月曜日

Adam Roberts教授の記念講演"J.J. Rousseau on International Relations"に行ってきました


国際政治経済学部創設三十年に合わせて、名誉博士号授与の記念講演会に行ってきました。題は「ジャン=ジャック・ルソーと国際関係」

Adam Roberts卿はオックスフォード大学教授で英国学士院・総裁でいらっしゃいます。
オックスフォード大ではヘドリー・ブルのあとを引き継いで「モンタギュー・バートン講座」を歴任されていたことでも知られています。現代国際政治学の分野では権威です。

内容としては...
  • Rousseau's influence in Japan
  • Brief sketch of Rousseau as a thinker on international relations
  • Geneva
  • Rousseau's conception of the state
  • Restraint in War
  • Security as the basis of Rousseau's thought
  • Corsica
  • Poland
  • Rousseau's legacy
という流れでお話いただきました。

2012年10月27日土曜日

就職、進学、そして生きていく事


このまえ機会があり、ゼミの後輩へのメッセージを書いたのでここにもログとして残しておこうかと思います。体的には就活のアドバイスなのですが、僕はほとんど就活という就活もしていないので、ぼくなりに自由に書いたつもりです。そしてそれがコンプライアンスに関わることもないと思うので。

【Ⅰ.】
僕の場合、就活という就活はほとんどしていないので、僕なりに自由に書かせてもらおうと思います。そしてそれが、将来の考え方や就活それ自体の一助になって、なにか一つでも伝わるものがあればいいなと思って筆を執ります。
そもそも自分の中で「就活をするために生まれてきたわけではない」あくまでそれは数多くある選択肢・オプションの一つでしかなく、人生のルールではないと信じていたのが根底にあります。「周りがそうするから、とりあえず自分も」という同調圧力に自分の意思が簡単に屈して、一度の人生を流されるのもなんだか腑に落ちないという皮肉な反抗心みたいなのがありました。


常識にとらわれるな、そんなもの他人の考えにすぎない。そんな考えに惑わされて、自分自身の心の声を聞き逃してはいけない。(Don’t be trapped by dogma – which is living with the results of other people’s thinking. Don’t let the noise of others’ opinions drown out your own inner voice)」ってジョブズも言ってます

それでも完全に就活していないといえば語弊があります。最初からそういった反抗心だけで就職を選択肢から除外すること以上に視野狭窄なことはないと思ったので、広告代理店でインターンをすることにしました。その流れで同社の選考を受けたり、Googleも受けて最終面接の前まで行ったりもしていました。結局、どちらも結果は駄目でしたが、その理由は明白です。単純に「自分が何をしたいのか」を突き詰めることができていなかったし、そこでなければならない必然性を説明することができなかったからです。それに気付けただけでも、自分にとっては意義深かったです。

その当時、付き合っていた彼女は他のことが目に入らないほど、それに向けて一直線に全力疾走していました。目を輝かせながら、夢を実現した自分の姿を語っていました。僕にはその時、特定の会社やこれしかないと断言できる情熱が欠けていました。


マタイ福音書にこうあるように
求めよ、そうすれば、与えられるであろう。捜せ、そうすれば、見いだすであろう。門をたたけ、そうすれば、あけてもらえるであろう。(Ask, and it shall be given you; seek, and ye shall find; knock, and it shall be opened unto you)

「初志貫徹」入学当初から考えていた進学をやはり目指そうと改めて決意したのです。

【Ⅱ.】
どれだけの日本の学生が胸を張って大学の四年間で勉学に励み、専門を身につけたと言えるでしょうか。僕は大学二年次にアメリカへ留学しましたが、そこで大いに刺激を受けました。朝から晩まで図書館に缶詰で勉強する友達会社を三つも経営している友達など、いまこの瞬間に全力投球している人々に感銘を受けたのです。


だから大学院に進学し、二年間思いっきり勉強にどっぷり浸かり、それから「本当に自分が何をしたいのか」を見極めても遅くはないと思ったのです。ユダヤの教えにこんなものがあります。「すべて金で買うことができるが、知性だけは買うことができない」自分の奥深くで感じた「もっと学びたい、知りたい」という欲求を死蔵するよりも、リスクを背負ってでもこの気持ちに正直でありたいと思ったのです。今日やるべきことを明日に後回ししたら、明日やるべきことはいつまでたってもできない、だってそうでしょう。

自分の直感にしたがった決断は決して僕を裏切ることはない、そう信じています。アメリカにいた時、友達がこう言っていたのを思い起こします。「拒絶するってことは神様が君を守る時のやり方なんだ。(Rejection is God’s form of protection)」「浪費するだけの人生なんて、一番悲しい自殺みたいなもんさ。(A wasted life is the saddest form of suicide)」大好きな漫画『バガボンド』を何気なく読んでいた時、沢庵というお坊さんが言うセリフが不意に肺腑を衝きました。「そろそろおのれを眺めてみたらどうだ」

【Ⅲ.】
何かに迷った時、先人たちの経験・言葉が助けになることがあります。そこで僕がこれまでに読んだ本の中でとくに感慨深かったもの、ヒントになりそうなものをいくつか。古典が多いのは古典には「古典」になりえる所以があるからです。
  • マルクス『資本論』
  • セネカ『人生の短さについて』
  • デール・カーネギー『道は開ける』『人を動かす』『話し方入門』etc
  • 吉野源三郎『君たちはどう生きるのか』


【Ⅳ.】
就職か進学か。そんなはずありません。多くの選択肢が眼前には広がっています。それを見てみないフリするんじゃなくてあがいてみる。ジョン・キムさんが「他人の道を行けば楽だが従属することになる。自分の道を行けば苦しいが独立することになる」と、そしてエジソンが「もうこれ以上できない。そこでやめるか、[いよいよ、これからだ]と立ち上がるか、このわずかな[一念]の差が、人生のおおきな分かれ目になる」と言っているように、人生はリハーサルではなく本番一発勝負です。20歳そこそこ、すでに(人生80年として)4分の1が過ぎてしまっている。誰かが「どんなにつらいことがあっても80歳になった自分への思い出のプレゼントだと思えば楽しくなる」って言ってたことを僕は時々思い出します。

あ、あとツイッターで超面白くて個人的に速攻ふぁぼったツイートも。

「 人生は神ゲー!セーブできないシビアなシステム、本気で頑張ると倒せる絶妙にバランス調整された敵、全てのキャラが深い人間性と歴史をもって登場、グラフィックが綺麗、BGMが無限、複雑で洗練されたシナリオ、自分を愛してくれるキャラがいる、無料」
就職をするっていうことを僕はけっこう重く捉えています。もちろん転職もあるでしょうが。アルバイトをしていると、よく年配のサラリーマンのお客さんが来店します。「新卒のときは、数年勤めてから起業するつもりだった。すぐにやめてやるつもりだったんだよ。でも気づいたら早いもので、もう定年まであとわずか」この類の話は何度聞いたかわかりません。入社し、数年がすぎると昇進などもあり、部下の面倒や責任を伴っていき、激務に忙殺され当初の志は影を潜めていくのだと想像します。人間は惰性に弱い生き物だから。 




っていうわけで幾つか、まだ就職する前にできることの例をいくつか挙げてみると...

<進学のための奨学金>
その他にも探せば探すだけあります。お金で進学・留学を諦めることは決してないと思います。

<海外で働く>
それ以外にもNGO・NPO、各種インターンで多く機会は開かれていると思います

<その他>
考えれば考えるだけ、やることなんてある気がします。上記は僕目線でざっくばらんに適当に選んだ一例にすぎません。

【Ⅴ.】
はじめからおわりまで、多くの人の言葉を引用というかバラまいてしまいました。人生一度きりで、まだ僕は22歳。知らないことばかり。だから先輩たちの声はいつだって道を示してくれます。「生きるとは、一瞬ごとに、膨大な可能性が死んでいくということだ」と茂木さんか誰かが言ってましたが、それでも僕は孫さんの言葉にも強く惹かれます。


「今日は人生で最も素晴らしい日になる。毎朝その様に願うことが大切だと思う」
みんなが心からやりたいことを見つけ、その夢を実現できることを願っています。頑張ってください!
PS. 辛い時はミスチルの「終わりなき旅」を、就活の答えが知りたくなったら「Any」を聴いてね(算数のドリルの後ろについてる答案みたいに)

「キミシダイ列車」に乗車して


過去の自分がいま僕の土台となる
The fact is that you enjoy what you deserve. That's it, no more deal.
I've always thought this way, every moment leads to where I am and what I am. 
Reminds me of a song.



I'm on a train, but there's no one at the helm and there's a demon in my brain who starts to overwhelm, whelm, whel...m

それぞれが選んだ道へ We have to carry on.


Make your own storyline. Dream as if you will live forever. And live as if you will die today.

2012年10月26日金曜日

就職率降下に関する少考ー頭脳流入が加速化しているのかもしれない


就活氷河期と言われて久しく、就職率も伸び悩んでいる大学が多いようです。
そもそも「就職率」自体が疑わしいものではあるのですが。
ノマド、フリーランスなど「働くこと」に関する見方が多様化するなかで、一体どれだけの人たちが感化され実際にそれを実践しているのかはわかりません。


グローバル化が間断なく進行した結果、その影響を受けていない国は皆無でしょう。
特にその傾向が久しいのがヨーロッパを中心とした移民受け入れ国家。
スペイン・ イタリア・フランスなどはよくニュースで聞く通りなんですが、驚くべきは社会保障が手厚いことで有名な北欧諸国でも同様の事態が生じているということです。
【参考】
スウェーデンレポート - スウェーデンで見た「福祉国家」の実態
「若年層失業率48.9%!なぜスペインには仕事がないのか?」~日本とスペインの類似性とは?~


そもそも欧米諸国で「移民フォビア」が深刻化しているのは、フランスの「ブルカ是非問題」をはじめとした市民権を巡る文化の衝突や社会保障の奪い合いなど多岐にわたる問題を惹起しているのは周知のとおりです。
【参考】「ブルカに揺れるフランス
3K労働者としての移民から知識集約型の頭脳労働移民へとシフトしてきているのが実情で、グローバリゼーションという現象そのものが地殻変動を巻き起こしはじめているというのが正しい認識なのではないでしょうか。

先日、アメリカ留学時代の友達から連絡があり、日本の大手重工業メーカーに就職したとのことで、僕も正直驚きました。
彼はエンジニアで日本語は在学中に個人的に勉強したものなのですが、それでも日本語検定一級までとるという猛者。


アメリカも日本、韓国などと同様に慢性的な失業率の高さに喘いでいるのが事実で、大学生も相当の危機感を抱いており(留学中、友人と話す中で僕もかなりそれを感じました)、目はアメリカ本土の外も含めかなり広範に広がっている気がします。

楽天やファーストリテイリングが社内公用語を推し進めていますが、これには当然、社員教育のための費用がかかり、抜本的な改革をしようとするとかなりの投資が必要となります。


だったら、パナソニックなどのように世界から人材を確保したほうが近道です。

こうなると就職と土地・国が必ずしも結びついてこなくなります。技能・知識がない人は世界の隅に追いやられるか、賃金の低い労働に就労するか。逆に有能な人材は世界の中心で活躍する。国籍にとらわれないコンピテンシーベースの就労体系が世界規模で構築されつつあるということだと思います。


ジョジョ展に行ってきました


先日、念願のジョジョ展に友達と行ってきました。
会場に着くとあまりの盛況ぶりに驚きました(ちなみに行ったのは平日の昼下がり)
10/23日の時点でチケットは全完売し、当日券はゼロになってました。
25年という月日がこれまでのファンを獲得したのでしょう。
会場のファンもかなり層が広いように感じました。老若男女。

チケットもいまヤフオクでみてみると17,000円~まで高騰してます。
グッズの類も転売厨たちによってかなり価格釣り上がってます。すんごい人気。
今、アニメが放映中というのも相まってということでしょうか。


原画展ということですが、インタラクティブ・パートナーがGoogleということもあって会場に数々の工夫がなされていました。
ARでバトルがみれたり、漫画カメラのようなスタンド写真が撮れたり。その模様はGoogle+でみれます。

このジョジョの動画群がかなり秀逸です。クリエイターのセンスを感じるとともに、本当にジョジョが好きなんだという気持ちが伝わってきます。セリフの抜き方とかから。


25周年を記念して初代編集者の方と荒木さんのインタビューがスクリーンで流されていたのですが、荒木さんの若さに驚愕しました。前から言われていましたが、動画でみるとさらに驚き。さすが波紋使い。友達が『JOJOmemon』を購入していたので、熟読したいと思います。

読書『失われた世界』コナン・ドイル著


「シャーロック・ホームズ」シリーズで知られるコナン・ドイルSFの金字塔『失われた世界』を読みました。
コナン・ドイルといえば作家として世界で超有名ですが、ボディビルでも超一流だったらしく、このエントリーが秀逸です。
この読んでいる時の得も言われぬワクワク感は子どもの頃に『エルマーの冒険』を読んでいた時の気持ちと何ら変わりません。



地図を差し込んでくるあたりも、エルマーと同じ。

主人公のマローンはグラディスという女性に静かに心を寄せていて、ある晩彼女が言ったひょんな一言が彼の男心に日を点け、彼を危険な冒険の旅へと駆り出します。
この辺り、人間を突き動かすのは異性の何気ない言動だったりするのは、いつの時代も変わらないと。

新聞記者のマローンと旅を共にするのは著名な動物学者のチャレンジャー教授、比較解剖学者サマリー教授(チャレンジャー教授といつも口論が絶えない)、世界的な冒険家であるロクストン卿、現地の従者としてサンボなどの屈強な若者数人。

未開の地、特に人が踏み入れたことがなく、先史時代の生き物たちが今も生きながらえてるという「失われた世界(Lost World)」を目指して。


鬱蒼と骨張った木々をくぐり抜けていく感じ、"あちら側の世界"には決していないジュラ紀の動物たちとの邂逅。本来ならば「ジュラシックパーク」などを想起すると思うのですが、僕は何故か電波少年のヒッチハイクの旅の有吉を主人公のマローンに投影していました笑


奥へ奥へと進んでいく。すると絶滅したはずのダイナソーたちの息吹が聞こえてくる。
人と猿類の中間とされる「ミッシングリンク」らしき影。はっきりと確認された翼竜の大群、巣窟。「藤岡弘、探検隊」とはワケが違います。笑
分け入っていくにつれ、さきにここを訪れたとみられるメイプル・ホワイトの目印を見つける。(彼は以前、部族の小さな村で死体で発見される。彼が持っていたスケッチブックがことの始原なのだが...)

ある地点に足をかけかけたとき、マローンが口にする一言...
「さっきまでは世界の住民だったわれわれも、今は台地の住民になってしまった。このふたつの世界ははるかに隔てられているのだ」 

驚嘆すべきは"台地"その中においても世界は二分されていたということ。
猿人(先述のミッシングリンクのような種)vs. インディアン(私達現代人とは相違がある、小柄で肌は赤色に近い)という構図。まるで「猿の惑星」の襲撃のようなバトル。

なぜかチャレンジャー教授一行も土人側(インディアン)について猿人たちと全面対決することになる。その時、サマリー教授がポツリ。
「ジョン卿。わたしはロンドンの教職をはなれてこの旅行に参加したとき、蛮族の一隊をひきいて類人猿の村を襲撃することになろうとは夢にも思わなかったよ。ほんとうにそうなんだ」
新聞記者であるマローンは旅の行程をアメリカ本土の本社にいる編集長のマッカードルに送り続ける。(その手紙が本当に当地に届いているのかも分からぬまま、一縷の望みを託して)

核心部分は伏せておきますが、物語は章ごとに怒涛の展開をみせます。
なんか読み進めるうちにネッシーがいてもおかしくないんじゃないかという気にさえなってきます。

こんなにワクワクした気持ちになったのほんとうに久しぶりだなあ。
ドイル作品もっともっと読んでみようと思います。

大阪弁「iPhone5」と「iPad mini」



またうっくんがやってくれました。仕事はやいです。

【前回までの仕事】
大阪弁でNew iPadをさらりと確認」iPad2発売時の紹介

動画がおもしろいのはもちろんなんですが、WWDC等の発表会をLIVEでみることがほとんどない自分としては最新製品の概要をさらっと確認するのにかなり重宝している次第です。

にしても最近のタブレット商戦は百花繚乱の様相ですね。
【参考】

友達はThinkPadタブレット使ってて、かなり調子いいみたいです。
ぼくは未だにiPad2使ってます。TEDやHuluをみるときはかなり便利です。あとはSNS類をFlipboardで綺麗にみれるのもアツイ。
iPadにジョジョ全巻ぶち込んでやろうと思ってます。

2012年10月23日火曜日

Rules of the Game


Einstein once said
"You have to learn the rules of the game. And then you have to play better than anyone else"
What he drove at really sinked in my impression. I have to admit that it related to my thoughts of living. Guessing this, in a way, has the same connotation to lyrics of Eminem's famous song 'Lose Yourself'...
"Make me king, as we move toward a new world order. A normal life is boring, but superstardom's close to post modern. It only grows harder, only grow hotter" 
I wrote about it on my blog before 'Gamificational Lifestyle'
Keep focusing at making it a habit till you can't go to bed without doing it.
You create rules, the rest of the world would follow if you are right.

RedbullのCMがすき



こっちのかわいいタイプのほうもいいんですが、かっこいいこっちのタイプも秀逸ですよね。


2012年10月22日月曜日

2012 Oct~Nov Tune List


9~10月に引き続いて、10~11月によく聴いたチューンリストを。(ココから全曲試聴できます)

1. In the Spotlight (TOKYO)/ 安室奈美恵
2. c.h.a.o.m.y.t.h/ ONE OK ROCK
3. Good Life/ 2Pac
4. 流れの中で/ RIP SLYME
5. 今夜はブギー・バック/ KREVA
6. Dreamland/ BENNIE K
7. PINK SPIDER/ HIDE
8. Try Sleeping with a Broken Heart/ Alicia Keys
9. Varðeldur/ Sigur Rós
10. Crawl/ Chris Brown

っとまあ、なんだか邦楽が多い感じに。

2012年10月21日日曜日

2012菊花賞: ゴールドシップ横綱競馬


馬券は買ってないです。買うにしてもゴールドシップは買うつもりありませんでした。
ところがどっこいフタを開けてみれば、大方の予想通りゴールドシップの完勝。
内容もシンガリで構えて、早めのスパート。これぞ横綱競馬。まあ相手がいなかったのは事実ですが、これは古馬戦線に向けて順風満帆。
天皇賞・秋がたーのしみです。


JRAのCMがカッコイイのは毎度のことなんですが(ここで色々みれます)今回のタマモクロスも渋い。チョイスがなんとも渋い。
おそらくクリエイターの人もリアル競馬ファンなんだろうな。

そういえば、戸崎騎手が三度目の挑戦でようやくJRAの試験に合格したそうですね。
リアルインパクトで一度お世話になってるので応援したい騎手の一人です。
内田騎手に続いてほしいものです。


2012年10月19日金曜日

読書『アイデアの接着剤』水野学著


サクッと電車の中で読了、グッドデザインカンパニー・水野学さんの『アイデアの接着剤』。
たまに広告系、というかアイデア創発法的な本を読むと思考がいくぶんクリアになるというか、専門書ばかり詰め込んで凝り固まった頭が軽くなる感覚があります。
専門書を読む場合は一ページ一ページに時間を割かなくてはなりませんが、こういった類の本は一気呵成で読み終えることができるので単純に気持ちがいい。
でも常々、感じるのはどの著者が書いた本でも基底にあるというか、この分野でデファクトスタンダードをつくり出したのはジェームズ・ヤングの『アイデアのつくり方』なんだろうなという気がします。

2012年10月18日木曜日

生活と英語


普段の生活で「英語」が顔を覗かせる場面を考えてみると。
正直、あーんまり無いんですが、それでもゼロではありません。
たとえば音楽を聞かない日はほとんど皆無です。
8割くらいは洋楽を聴いているし、週に何本かは映画をみる。海外のサイトからみているので、もちろん字幕とかはないです。洋書もちょいちょい読みます。情報収集でも海外メディアを覗くこともしばしば。
あとはたまに海外の友達とSkypeをしたり。Skype英会話だと最近はかなり同業種が勃興しているそうですが、それでもレアジョブが大手なんでしょうか。

だとすれば、一番使っているのはやはりバイト先な気がします。
僕はかれこれ7年も同じ場所でバイトしているのですが、場所柄(日本観光のガイドブックに載ってる模様)もあって、かなり外国人のお客さんが来店します。
一日に一組は必ずと言っていいほど。
たとえば、今日はネパールとイタリアから。
これまでにもポーランド、ルーマニア、ベネズエラなどなどそれこそ世界中から来てくれてます。特に多いのは中国と韓国ですが。
いつも来てくれて、すっかり仲良しなのはオーストラリア人だったり。
バイトの場が、僕にとっての数少ない異文化交流の場であり、英語を使う機会になり続けているのは喜ばしいことです。

これからアルバイトを変えることがあったとしても、選ぶ基準はどれだけ普段出会えない人と会える場所かどうかがかなり大きな秤になることは間違い無いと思います。(英語を使ういかんに関わらず)


映画『デンジャラス・ラン』



原題は"Safe House"
【あらすじ】
元CIA工作員トビン・フロストは組織を裏切ったため、世界36カ国で指名手配され10年間逃亡していたが、南アフリカ共和国のケープタウンで遂に捕まり収容施設に収監される。
しかし、直後に謎の傭兵部隊が施設を襲撃、トビンは施設の管理官で新人工作員のマットと共に逃避行に出る。(Wikipediaより)
Frost: "Do I make you nervous?"
A: "Always"
Frost: "Good"
Frost: "I only kill professionals" 
デンゼル・ワシントンのいつもと違う役柄の演技も映えていましたが、やはりフロスト自身のキャラがかなり際立っていました。セリフがいちいちカッコイイ。
マット役はライアン・レイノルズ。

フロストは今は世界各国で指名手配される極悪人ですが、元はCIA。
なんか敵か味方で天国か地獄かみたいな。ハッカーと同じような感じ。
敵に回すと脅威だけど、味方だと心強い。

まあ、フロスト強すぎわろたな感じなんですが、最後までそれが貫かれててみてて気持ちい。
エンディングも個人的には好きな感じです。 

2012年10月17日水曜日

読書『宇宙からの帰還』立花隆著



浩瀚な著作と圧倒的なレファレンス量・博覧強記で知られる立花隆さんの『宇宙からの帰還』を読みました。

数多くの宇宙関連の書物・宇宙飛行士へのインタビューを元に、宇宙体験が人間の精神世界に与えるインパクトを掘り下げることに挑戦した一冊。かなり内容濃いです。
今年も色々本は読みましたが、その中でも間違いなく上位に入るほど面白かった。

冷戦終結前に書かれたということもあって、ソ連とアメリカの対比の視点ももちろん入っているんですが。そうゆうわけで、アメリカ社会の根幹をなしているといっても過言ではないキリスト教を揺るがすようなガガーリンの強烈な一言が印象的です。
「天には神はいなかった。あたりを一所懸命ぐるぐる見まわしてみたがやはり神は見当たらなかった」
地球創世、ビッグ・バン、宇宙船地球号、ガイアなどなど宇宙関連でよく聞くコンセプトに実際宇宙飛行士はどういった考えを抱いているのか。
ラッセル・シュワイカートの地球の成り立ちから現在に至るまでの時間軸の捉え方がなかでも一番、興味深かった(eye-opening)でした。



「前提を変えて、時間は過去と未来に無限に伸びる直線ではなくて、円環状をなしているのだと考えれば、スタートの問題は消える。円はどこにもはじまりも終わりもない。それはそこにあるだけだ。時間はそうゆうものかもしれない。科学的言語体系の世界創造理論に、ビッグ・バン仮説がある。しかし、これについても、では、ビッグ・バンの前はどうであったかと問うことができる。その前には、膨張した宇宙があって、それが収縮してビッグバンになったともいう。では、その前はどうか。やはりその繰り返し。そしていまの膨張をつづける宇宙もやがては再び収縮をはじめ次のビッグ・バンとなる。そのあともその繰り返しということになる。結局、無限の繰り返しで、世界のはじめと終りについては何も説明していない」
立花さんの本はどうやら外れがなさそう。 

この本は野口聡一さんが宇宙飛行士になろうと思ったきっかけになったほどだそうです。
宇宙兄弟』が好きな人は是非一読してみてほしい。かなり宇宙や宇宙飛行士に関するディープな洞察が得られること請け合いです。

2012年10月16日火曜日

映画『ハンガー・ゲーム』


【プロット】
遠くない将来、間伐、森林火災、戦争、"パネム"により"キャピトル(首都)"と12の貧困地区に部分けされ、堕落した北アメリカを舞台に繰り広げられる「ハンガー・ゲーム」。
毎年、各地区から男女二人の若者がくじによって選ばれ、代表としてハンガー・ゲームに参加する。エンターテイメント性、各地区の従属性がテレビを通じて全国に放映される。
12の地区から選ばれた計24名の参加者は自分以外を抹殺することが至上命令であり、それが生き残る唯一の手段となる。そしてその模様を全国民がみることになる。
カトニス(主人公)の妹プリムが地区の代表に選出された時、カトニスは自分が彼女の代わりにと立候補する。カトニスと地区の男子代表ピータは屈強な他地域との戦いに挑んでいく。

主演はジェニファー・ローレンス。

バトルロワイヤル』にインスピレーションを少なからず受けている印象。
あの時は、「大人vs. 子ども」っていこう構造で今回も社会のヒエラルキーを投影してて、「富裕vs. 貧困」っていう二層化の元にゲームが成り立っている。

設定は違えど、どちらも共通したメッセージが芯にあって、飽食というか平和ボケした今だからこそ「生命のありがたみ」を思い出しましょう。的な要素がある気が。
エンディングを含めたプロット構成でいうと、バトルロワイヤルの方が数段上だと思いますが。

サバイブしていくためには筋力とか武器を上手に扱う技術以前に、森で生き抜く智慧が一番だと思いました。そういえば昔、TBSで「サバイバー」っていう番組ありましたよね。あれ、楽しかったなー。ボーイスカウトとかも場合によってはすごく役立つのかも
その意味じゃLOSTのキャラクター達はかなり筋があると思います。戦闘能力は疑問ですが。

バトルロワイヤルもそうでしたが、みんな銘々で同盟(Alliance)を組むんですが、肝は最終的に一人しか生き残れないこと。

しかもこの「ハンガー・ゲーム」たちが悪いことに主催者側の当局がかなり先進技術をこのゲームに投下してて、ケルベロス強化版みたいなのを平気でボコボコ夜中に送り込んで遠隔操作してくるんです。"Ummm excellent!!"とか言って。笑

ちょっと改めて『バトルロワイヤル』みたくなりました。



「ファッションモンスター」サブリミナル


きゃりーぱみゅぱみゅの「ファッションモンスター」のサブリミナル具合が常軌を逸してます。笑
前作の「つーけまつーげ、まつげ〜♪」もすごかったですが。笑
そりゃもう中田ヤスタカすげえ笑

実はこんな風貌の氏

きゃりーぱみゅぱみゅに限らずヒットチャートを賑わせているのは、サブリミナル系が多いような。

西野カナの「会いたくて会いたくて震える〜」は有名ですが。

ゴールデンボンバーの「女々しくて」もやばいです。


これぞサブリミナルの真骨頂。

Carly Rae Jepsenの"Call Me Maybe"も耳から離れない。この現象は世界共通なのか。



"Fly high, follow me, follow me, follow me...."