発売が2年前なので、少しホットな時分からは間隔が開きましたが、積読してあったので読みました。
切り口は副題にある「新しい公共」「オープンガバメント(Gov2.0)」そして、「リーク社会」。
この編書のユニークな点は執筆陣が皆若手であり、かつ分野が多岐に渡っていること。
ソーシャルでよく聞く名前もチラホラ。たとえば、炎上がときたま俎上に載せられるイケダハヤトさん(@IHayato)、マッキンゼーを経て震災の際は復興支援にあたった藤沢列さん(@retz)。編者はネットメディアにも頻繁に顔を出している西田亮介さん(@Ryosuke_Nishida)。
序章 「統治を創造する時代」の幕開け [西田亮介]より
2章 政府/情報が開かれる世界とは―情報の透明化とリーク社会 [塚越健司]より
はじめやあとがきでは、執筆陣のバックグラウンドや活躍領域が混淆していることが、本著の強みというか、多角的に当該のイシューを分析するために有効であると書いてあったと思うのですが、やはり何事もトレードオフで、多様であるからこそ問題の焦点はぼやけてしまっているような印象が残りました。
0 件のコメント:
コメントを投稿