Each day is a little life: every waking and rising a little birth, every fresh morning a little youth, every going to rest and sleep a little death. - Arthur Schopenhauer

2011年7月21日木曜日

全てをこの手に掴むことはできない、だから僕はこの自由の海で泳ぎ続ける

なにもかもを手中におさめることは誰にもできない。
アインシュタインもビルゲイツもぼくも。
世界の創造主、神様はそうゆう風に世界をつくった。
「時間」という仕組みで世界を鎖で覆った。
「完全な自由」に鍵を掛けた。

ぼくらは一瞬、一瞬に判断を求められる。
その一瞬、一瞬の何気ない判断が重層的に重なった未来にいまいるわけで、これからもそのサイクルは際限なく続いていく。

「時間」そのものをお金で買うことはできない。
不老不死の秘薬やタイムマシーンのことはよくわからない。

アルバイトをすると、必然的に拘束される時間が生じてくる。
24時間に自由が効かないスペースができる。

でも制約ができると、制約のない時間の尊さを思い知る。
時間を有意義に使おうと躍起になる。
「自由の大海」にはいくつもの流木が漂流していて、激しい波がうなりをあげることもある。
神様の裁量で天気が思わしくない日なんかは、自分の力であがらうことのできないような自然摂理のミエナイ力がぼくらの運命を翻弄する。
それでも泳ぎ続ければ、急に流されることも、溺れることもない。

どこまでも続く「その向こう」まで泳ぎ続けるしかないんだと思う。


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