これまでも、これからも、時間は一定に滔々と淀みなく流れていく。
でもどうして、「期限」を明示的に突きつけられるまで、そんな当たり前のことに気付けずにいたんだろう。
寿命宣告されて初めて、生き急ぐのはカッコ悪い。
試験日間近になって、これまで無益に浪費された時間に嘆息をつくのも違う。
ウィトゲンシュタインが「現在を追う者は、いつか現在に追いつかれる」って言ってたこと。
いま全身を貫くみたいに、反響する。
引き裂かれる、だから寄り添う。
死ぬ、だから生きる。
時間の絶対的独立性を受け容れる。
大切な人と共に過ごす時間、何かに打ち込む時間。
いつも平等に、はち切れるほど大切に。
黒沢明の「生きる」って映画をおすすめしたい。時間ありそうだったら是非。
返信削除ありがとう。拝見してみます。
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