Each day is a little life: every waking and rising a little birth, every fresh morning a little youth, every going to rest and sleep a little death. - Arthur Schopenhauer

2013年8月31日土曜日

「躰を曝け出すこと」と「演技力」との融点―満島ひかりと吉高由里子


日テレの連続ドラマ「Woman」で主演の満島ひかりさん。
演技力がかなり評価されているようです。
僕自身も映画『愛のむきだし』で度肝を抜かれたのを覚えています。
それからというもの満島ひかりさんが出ていると、なんとなく目をそちらへと奪われてしまうのです。


カロリーメイトのCMも最高でしたね。僕の周りでも軽くバズっていました。
その流れでドラマ「モテキHulu観てみることに。
結果、映画『モテキ』よりも断然面白いという。
その流れで、マンガも見てみることに。
すごいですよね。一人のキャストに魅せられたことから、コンテンツの連鎖が続いていくって。

ただ思うところを。
「女優」って本当に難しい職業なんだなーとつくづく思います。
先日、ミッツ・マングローブさんがブログで共に不遇時代というか(今のように二人ともTVで活躍する前に)満島さんと語り合っていた時のことを回想していました。

女優・俳優として前線へ駆け上がるにはいろいろな回路があるのだと思います。
最近では芸人でも雨上がり決死隊の宮迫さんやカンニングの竹山さん、歌舞伎界では市川染五郎さんとか、僕の大好きな香川照之さんなど、各界から流れこんできます。
そこで正攻法でトップへと上り詰めていくのは一筋縄ではいかない、何かしらの武器やインパクトがないと。
単純に演技力で評価される以前に、何か一発で成功なり結果を残さなくてはならないという現実があるのではないか。


満島さんと吉高由里子さんでいえば、二人とも初期に大きな決断をしていると思うんです。(二人からしたら、それほどの決断ではないのか否か、それは分かりませんが)
吉高さんでいえば『蛇にピアス』で全裸を曝け出しているし、満島さんでいえば『カケラ』でワキ毛が話題になったり、果敢にセックスシーンに挑戦していたりなど、売れる全段階で演技力の前にいわゆる「女優魂」なるものを呈示しなくてはならないというところでしょうか。

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